こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「キャラの二面性」についてです。
2017年に発売された本で「約束のネバーランド超考察本」というものがあります。
中身の情報は少し古いものですが、読んでいくと気になる部分も出てきましたので、ピックアップしていきたいと思います。
今回は、キャラの二面性についてです。それではどうぞ。
危険な遊び
2017年2月、白井カイウ先生と出水ぽすか先生のインタビューが「週プレNEWS」に掲載されました。
そこで白井先生は、約束のネバーランドには「危険な遊び」という映画の影響を受けている部分があると語られました。
危険な遊びとは、1993年にアメリカで制作された、サスペンス映画です。
危険な遊びの主人公であるヘンリーは、普段みんなの前では天使のようないい子です。
しかし、裏ではアーチェリーで犬を射殺したり、実の妹を殺しかけるなど、精神異常者という一面を持っています。
白井先生は、ヘンリーのような二面性のあるキャラや、そういったシチュエーションが好きなようで、それが約束のネバーランドにも影響していると語られました。
では、どの部分にそれが見られるのでしょうか。
イザベラ
まずは白井先生も語られた、ママことイザベラについてです。
普段は深い愛情を注ぐハウスのママですが、その裏では鬼の食料を育てるという残忍な一面も持ちます。
危険な遊びの主人公であるヘンリーも、優しい一面を持ちながら、最終的には母親を欺いた上で従兄弟を殺そうとしています。
やはりイザベラは、ヘンリーの影響をかなり受けているようです。
その他の人物
約束のネバーランドには、他にも二面性を持つキャラクターがいます。
その中で代表的なのはノーマンです。
ノーマンは二面性どころでは収まらないかもしれません。
グレイスフィールドのときは、慎重に計画を練りながらもエマの大胆な計画に賛同したりと、二つの考え方を見せました。
他にも、普段は誰にでも優しいノーマンですが、裏ではママを殺そうと企んだりと、こちらも二面性ともとれる部分がありました。
これは先ほどのヘンリーと似ているかもしれません。
そして、最新話である129話では「神と悪魔」という二面性を見せています。
このルーツは、間違いなく「危険な遊び」からきているものでしょう。
まとめ的なもの
いかがでしたでしょうか?他にも二面性と取れる部分はたくさんあります。
もしそういった部分が見られたら、作者さんの影響を受けた映画「危険な遊び」のヘンリーを思い出してみてくださいね。
私はまだ映画を見たことがないので、近々見てみたいと思います。見たことのある方は感想を聞かせてくださいね♪