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【約束のネバーランド】世界観のモデル|約ネバ考察【約束のネバーランド ネタバレ】

2019年4月6日

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「約ネバの世界観」についてです。

約ネバの世界観は、作者さんの頭の中で創造されたことであり、何をモデルにしているかは作者さんのみが知ることです。

それでも私達の世界の歴史や逸話を見ていくと、非情に酷似しているものがあります。

今回はその一部をご紹介したいと思います。まずはこちらから♪


アステカ国

アステカ国とは、1400年から1500年代頃にメキシコに存在した国です。

アステカ国では太陽神を崇めており、祭祀と軍事を担当する貴族が支配する国でした。

この貴族というワード、王家や五摂家を思わせます。

太陽神は人間の生き血を栄養分にすると考えられています。

これは、ヴィダを刺すことにより生き血を吸わせる「グプナ」とよく似ていますね。

そして祭祀では、毎年1人の男性が生け贄として太陽神に捧げられます。

これは出荷とよく似ています。

生け贄に出された男性は、1年間神のように扱われます。そして1年が経過すると、神殿の祭壇で司祭に心臓をえぐられてしまいます。

そうして太陽神に捧げられるのです。

その後男性の肉は、とうもろこしと一緒に炒められ、貴族や司祭が食べていたそうです。

とうもろこしについては少し違うような気がしますが、神に捧げてその後食べるという文化は、約ネバの世界とよく似ている文化だといえます。

アステカ国は、東にあるトラスカラ国と戦争をしました。

アステカ国はその戦争に勝利し、トラスカラ国に対しある契約を結びます。

その契約も、約束のネバーランドとよく似たものです。

それは、敗戦兵を生け贄として奪うというものでした。

その後トラスカラ国は、自国の兵を生け贄として捧げる「人間農場」となったのです。

この契約は、約束のネバーランドでいうところの「約束」と通じるものがあるのではないでしょうか。


ギリシャ神話

もうひとつ違う観点からも見ていきましょう。

ギリシャ神話には、頭は牛、体は人間という怪物「ミノタウロス」が存在します。

このミノタウロスの逸話にも、約束のネバーランドと通じるものがありました。

ミノタウロスは、ポセイドンの呪いによって牛の子供を身ごもったミノス王の妻、パシパエから産まれました。

ミノタウロスもまた、人間の肉を食べて生きていました。

そのため、ミノス王はミノタウロスを迷宮に閉じ込めます。

そして罪人を迷宮に送り込み、生け贄として捧げていたのです。

ところが、それだけでは足りないミノタウロスは、従属関係にあったアテナイの市民から、7人の少年と7人の少女を生け贄として要求します。

そして、それを打ち破るべく登場したのがテセウスです。テセウスはアテナイ王の子供です。

テセウスは、ミノタウロスの迷宮に自ら生け贄として潜入し、ミノタウロスを倒しています。

ミノタウロスの人間を食べていた設定や、牛の角と鬼の角、人間の体という設定。

少年少女を生け贄として取っていた設定もまた、約束のネバーランドと通じるものがあるのではないでしょうか。

そして、ミノタウロスを倒したテセウスのお話も、自らを犠牲にしてラムダに行き、ラムダを滅ぼしたノーマンと、どこか似ているような気もします。

みなさんはどう感じられましたか?他にも似ている設定がありましたら、コメント欄で教えてくださいね♪

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