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テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編2話を完全解説|時透無一郎と縁壱零式|炭治郎の見聞色の覇気【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

2023年4月17日

テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編2話を完全解説|時透無一郎と縁壱零式|炭治郎の見聞色の覇気【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

いよいよきました。テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編2話。僕は原作漫画102話・103話までと予想していましたが、今回一気に104話まで駆け抜けました。結構ペースが速いような気がする。

それにしても、戦闘描写が描かれてきたことで盛り上がりを見せてきましたね。時透無一郎の性格の悪さも際立ち、炭治郎の重要な成長シーンもアニメで観ることができた。今回も、しっかり深掘りしていきたいと思います。

漫画では気づかなかったようなことも、アニメだとハッとさせられるような場面が多数ありました。いいねとチャンネル登録は絶対しておいてください。他ではわからないような情報もお届けします。共有ボタンから誰かにバラまくのも忘れずに。では参ろう。

時透無一郎

まずは1話の続きそのままに、霞柱・時透無一郎と小鉄が言い争う中、それを見守る炭治郎がいます。そして無一郎は小鉄に手刀を食らわせる。この手刀が少しソフトに見えました。さすがに小鉄は10歳の子供なので、最小限の力で放ったのでしょう。

たまらず仲裁に入る炭治郎。炭治郎は子供相手に何してるんだと言っていますが、炭治郎は15歳、無一郎は14歳、小鉄は10歳。全員子供です。昔の人は精神年齢が高い。

炭治郎は、小鉄の胸ぐらを掴む無一郎の手を放そうとしますが、無一郎の手はビクともしません。無一郎は柱の中では筋力は弱い方ですが、それでもさすがの柱といった力です。細い腕・小さい体なのにも関わらず、筋肉の密度が異常に高いのでしょう。

そして繰り出される無一郎の肘鉄砲。的確に炭治郎の急所を突き、炭治郎に身動きを取らせなくしました。無一郎は小鉄を殴る時とは違い、鬼殺隊士の炭治郎には少し強めで攻撃しています。

無一郎は、炭治郎が背負う木箱に鬼の気配を感じ、箱に手をかけようとしました。これをいなす炭治郎。顔がマジギレ。とここでオープニングが始まります。オープニング考察は次回ネタバレありで出します。主題歌は相変わらずいい歌です。

刀鍛冶の重要性

炭治郎は小鉄を救出しました。しかし小鉄は「鍵は絶対渡さない」と炭治郎にも敵意を向けている状態。そばのカラクリ人形は次で壊れるとも言いました。

「拷問を受けても絶対に渡さない」。小鉄は言いました。それに対し無一郎は、拷問の訓練を受けているのかと怖いことを言います。小鉄が拷問の訓練を受けていることはないでしょう。無一郎の言う「大人でも耐えられない拷問」とは一体。

ここから段々と、無一郎の毒舌が度を超していきます。「柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う」。「刀鍛冶は戦えない。人の命を救えない」。確かにそうです。ここまでは無一郎の意見も御もっとも。

ただ、問題発言はここからです。「武器を作るしか能がない」。さすがに言い過ぎた無一郎。これには炭治郎も黙っていられませんでした。

「配慮が欠けていて残酷」。これが炭治郎の率直な感想です。刀鍛冶は重要で大事な仕事。これは炭治郎の方が正論です。無一郎だって刀鍛冶がいなければ戦うことはできません。

炭治郎が無一郎に熱弁する中、木の陰に隠れている人物がいます。炭治郎担当の刀匠・鋼鐵塚蛍です。漫画では気づきにくかったですが「刀鍛冶は重要で大事な仕事」と言う炭治郎の言葉に反応を見せている鋼鐵塚。

鋼鐵塚は、炭治郎の言葉が嬉しかったのかもしれません。刀を刃こぼれさせた炭治郎を恨んでいたはずですが、この言葉で少しだけ機嫌が治ったのかも。

炭治郎は刀鍛冶の重要性を無一郎に説こうとしますが、無一郎は時間の無駄と炭治郎を殴り気絶させます。炭治郎が眠っている間、鋼鐵塚が木の陰から出てきています。炭治郎をどこかに連れて行こうとしていたようです。目的は不明。

いつもの鋼鐵塚なら、怒り狂って炭治郎に襲い掛かっていてもおかしくはない。やっぱり先ほどの言葉が効いているのでしょう。

縁壱零式

そして目を覚ます炭治郎。鋼鐵塚の気配を感じ取っていますが、小鉄はいなかったとごまかします。すでに無一郎はその場におらず、小鉄から鍵を奪って行ってしまった後。

そして炭治郎は、立っていたカラクリ人形について小鉄に尋ねます。ここに見えるのは何かの空き箱。漫画では無かったはずの「縁壱零式が入っていたであろう箱」。箱には絡繰人形・縁壱零式と書かれています。

小鉄は縁壱零式の説明を始めます。縁壱零式は人間を凌駕する力を持っていて、百八つの動きを可能とする。百八つといえば煩悩の数。また、無限という意味もあるそうです。つまり百八つの動きというのは「無限の動きができる」ということなのかもしれません。

そこに聞こえてくる刀の音。時透無一郎と縁壱零式が戦う音です。アニメで初となる、無一郎が戦う姿。まだ本気では戦っていない様子。軽く真剣を持つ縁壱零式を相手にしています。

縁壱零式には腕が六本あります。腕を六本にしなければ、実在した剣士の動きを再現できないから。無一郎と縁壱零式の戦いを見るとわかるのですが、腕が六本ある理由が明確になりました。

カラクリ人形にはスピードの限界があります。腕が二本ではとても縁壱のスピードは出せない。腕を六本にし連続攻撃することで、縁壱のスピードを再現しているのです。

縁壱零式は攻撃だけでなく、回避のスピードも結構なもの。無一郎の剣を最初のうちは躱しているので、これは相当なものでしょう。

小鉄によると、縁壱零式は戦国時代から存在するとのこと。実に300年以上前の代物です。驚く炭治郎でしたが、よく戦国時代が300年以上前だと知っていたなと感じました。これもまさか記憶の遺伝の影響でしょうか。

戦国時代から壊れていない縁壱零式。今の小鉄では直すことができません。他の刀鍛冶も同様でしょう。小鉄の父は知見があったようですが、すでに他界。残された小鉄は自分には才能がないと嘆いています。

しかし小鉄は、この先見事な成長を遂げます、たぶん。それはスピンオフ作品に秘密がありました。これは後半のネタバレパートでお話します。

ここで再度、時透無一郎の戦う姿が描かれているのですが、髪の毛を切られずによく戦えるなと。無一郎は長髪なので、髪をフワフワさせながら戦っています。これは確か最後まで斬られることはないはず。さすが柱。

日の呼吸の使い手の子孫

無一郎の強さに関心する炭治郎。そこに現れたのは、無一郎の鎹鴉です。声がとても可愛い。こちらの声優さんは、釘宮理恵さんという方です。なんと銀魂の神楽役や、呪術廻戦の西宮桃役を演じてる人でした。さすが豪華です。ちなみに、無一郎のカラスの名前は銀子と言います。

銀子は言いました。「あの子は日の呼吸の使い手の子孫」。無一郎のことです。日の呼吸とは始まりの呼吸。無一郎はとんでもない才能を持った人物なのです。だからたった二か月で柱になれた。

「でも日の呼吸を使ってない」。炭治郎が言いました。銀子は図星を突かれ、炭治郎の頬にかみつきます。漫画と同じくしっかりと血も流れてる。

とここで炭治郎が、縁壱零式は夢で見た人物と同じだと気づきます。銀子はそれを非現実的と炭治郎をけなします。対して小鉄は、それは記憶の遺伝ではないかと言います。

記憶の遺伝は、刀鍛冶の里でよく言い伝えられている話。受け継がれていくのは姿形だけではない。生き物は記憶も遺伝する。炭治郎が見た記憶は先祖の記憶。銀子は相変わらず非現実的と連呼。どちらが正しいのか。こちらも後半のネタバレパートで。

名言

無一郎と縁壱零式の戦いが急展開。無一郎の攻撃で縁壱零式の鎧が破壊されます。それを見た小鉄は逃げ出してしまいます。もう直すことができない縁壱零式を、見ていられなくなったのです。

得意の鼻で小鉄を探す炭治郎。すぐに発見します。小鉄は木の上にいました。ここから炭治郎の名言。やはり漫画よりもアニメの方が、言霊が心に響きます。

「君には未来がある」。「10年後・20年後の自分のためにも、今頑張らないと」。この言葉が刺さった人も多いのではないでしょうか。

「いつかできるようになる」と言う炭治郎に対し、小鉄は自分には無理だと言います。炭治郎は小鉄にデコピン。ここが少しシュール。「自分のことをそんな風に言わないでほしいですわ」。これは何かの伏線?(笑)

「自分にできなくても、必ず他の誰かが引き継いでくれる」。この言葉も名言。次に繋ぐための努力をしなきゃならない。これは鬼殺隊だけではなく、刀鍛冶たちのことも指します。いえ、全ての人間に対してでしょうか。

もしも今の自分たちで実現できなくても、後の世代がいつか希望を叶えてくれる。そう信じて今を頑張る。とてもいい言葉。鬼殺隊はそうやって繋いできたし、刀鍛冶や他の人たちもそうでしょう。そして私たちも。

小鉄は死を意識している炭治郎の覚悟を察し、自分も頑張ると決心をつけました。戦闘訓練は夜まで続くから、それまでに心の準備をすると。

復活

決意をした小鉄は、炭治郎と共に訓練の様子を見に戻ります。そこですれ違ったのは、さっきまで訓練していた無一郎。無一郎はすでに訓練を終えていました。手には縁壱零式の腕。無一郎は縁壱零式を破壊してしまったようです。

縁壱零式の元へ走る小鉄。降りしきる雨。縁壱零式は地面に倒れたまま動きません。先ほど決意したばかりの小鉄にとって残酷な光景。炭治郎はまだ動くか確認しようと言いました。

二人で縁壱零式を起こし、背中のゼンマイを回します。しかし動かず。小鉄が諦めかけたところで、縁壱零式の歯車が回り始めます。ここで内部の構造が見えているのですが、どうやら歯車と紐で動いている様子。

縁壱零式が再始動すると、小鉄にも妙な変化が。「あの澄ました顔の糞ガキよりも絶対に強くなってください」。いきなり炭治郎に修行をつけようとします。炭治郎は今からかなと動揺。はい、今からです。

無知ゆえの暴挙

アニメ2話は、原作漫画104話まで突入。縁壱零式を使った、炭治郎の地獄の修行。最初は素振り棒を持たせての修行です。腕は無一郎が一本破壊したので、残り五本となっています。それでも歯が立たない炭治郎。柱との差を感じます。

小鉄は燃えていました。炭治郎を無一郎より強くして、悪口を浴びせたいがために。もともと小鉄は毒舌だそうです。

炭治郎の修行は続きます。素振り棒は次々向かってきます。攻撃を喰らう炭治郎。小鉄は得意の分析力で炭治郎の癖を指摘。炭治郎の弱点を徹底的に突いていきます。

しかし、小鉄は分析と弱点を突くことが得意なものの、教えることは全くのド素人。「言う事ができるまで飯抜き」。これは地獄です。ちなみに漫画では縁壱零式の使い方について説明がありましたが、アニメでは省略されています。

そして炭治郎は、7日間もほぼ絶食・絶水・絶眠。そのうえ縁壱零式を相手にとんでもない運動量をこなします。普通なら3日で死んでしまうような状況。縁壱は既に真剣を持っているため、油断をすれば死亡するような状況でもあります。無知ゆえの暴挙。

見聞色の覇気

炭治郎は三途の川を渡りかけます。その道中、空腹でめまいを起こし川に落下。人の手にもぎもぎ揉まれることで、水の中でも匂いのする光る石を発見。この匂いの感覚により、炭治郎は新たなスキルを会得。

動作予知能力です。隙の糸よりも早く到達する匂いにより、相手が攻撃してくる場所がわかる能力。ワンピースでいう見聞色。この能力により炭治郎は、ようやく縁壱零式に一撃入れることができました。

そしてついに飯にありつけることに。おにぎりと梅干し、お茶は高級玉露。7日ぶりの食事はさぞかし美味しかったことでしょう。

なんか出た

炭治郎は動作予知能力により、反射や反応において柱と並ぶほどの力を身に着けました。小鉄のヤバい修行が功を奏したわけです。そしてついに、炭治郎の攻撃が縁壱零式の頸にクリーンヒット。

破壊することに一瞬は躊躇したものの、小鉄のGOサインで炭治郎は刀を振りぬきました。崩れていく縁壱零式の頭部。そこから現れたのは一本の刀。なんか出た。ここでアニメ2話は終了。エンディングを迎えます。エンディングについてもまた考察します。

ネタバレパート▽

ここからは、ネタバレありで解説。ネタバレ回避は今のうち。

小鉄の秘密とその後

原作では、小鉄が刀鍛冶の里編以降どうなったかは不明です。ただスピンオフ作品を見てみると、小鉄のその後が現れているような気もします。

スピンオフ作品「キメツ学園」では、小鉄は縁壱零式を学園内に持ち込み、テスト勉強のためのカラクリとして使用しました。制限時間内に問題に答えられなければ頭をカチ割るという、これまた暴挙。

また、小鉄は縁壱零式をもう一体所持しており、こちらはたんこぶモードという素手で殴るタイプ。もう一体所持しているということは、小鉄がもう一体作ったという表れなのではないか。私はそう思いました。

小鉄のお面についてですが、彼はお面と同じような顔をしているようで、お面をつけてもつけなくても一緒だと周りからは言われているそう。ここはアニメの最後でも言及されていましたね。

時透無一郎は誰の子孫?

霞柱・時透無一郎は、黒死牟こと継国厳勝の子孫です。日の呼吸の使い手の子孫と作中では言われていますが、これは少し間違いかも。継国縁壱には子供はいません。妻のうたを腹の子もろとも殺されているからです。

継国厳勝の子孫ということは、日の呼吸の使い手の子孫ではありません。厳勝は月の呼吸の使い手だからです。縁壱と同じ継国家の末裔ということで、どこかで間違った情報が伝わったのでしょう。もしくは、縁壱にうた以外との子供ができたか。その可能性もゼロではありません。

記憶の遺伝

炭治郎がみた夢は記憶の遺伝だったのか。その通りです。縁壱と炭吉のやり取りがあったのは、400年以上前のことです。どうしてそれだけ長い間、記憶が遺伝していったのか。

これには諸説ありますが、炭吉の熱い想いと、ヒノカミ神楽の伝承が関係していると思われます。縁壱の日の呼吸の型を、炭吉はしっかりと目に焼き付けました。そしてそれをヒノカミ神楽として次の代に伝えた。

これはなかなか難しいことです。ただでさえ日の呼吸の習得は難しいものなのに、それを炭焼きの男が伝承してしまった。それだけ炭吉の、縁壱の技を伝えたい想いが強かったということ。

また、耳飾りが関係しているという話もあります。このあたり、もう少し深堀りして別の動画にしたいと思います。

まとめ的なもの

帰ってきたまとめ的なもの。いつもまとまらないので、まとめ的なものにしているわけです。刀鍛冶の里編2話も最高でした。少し静かな印象でしたが、戦闘描写もあり、段々と盛り上がってきています。

今回104話まで進んだということで、アニメ3話がどこまで進むのかを再考察する必要が出てきました。そして全部で何話なのかもまた考えましょう。ボーっとしてたら一瞬で最終回です。全力考察です。

というわけで、今回の記事は以上です。みなさんはアニメ2話でどのような感想を持ちましたか?ぜひコメント欄で語ってください。チャンネル登録もお忘れなく。忘れたら縁壱零式のたんこぶモードで殴ります。それではまた。

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