鬼滅の刃 アニメ第3期・刀鍛冶の里編の構成予想
既に放送が決定しているものの、未だ放送時期は明らかになっていない、アニメ『鬼滅の刃』第3期・刀鍛冶の里編。
第1期の放送でジワジワと人気を集め、劇場版を経て国民的人気作品へと相成った本作は、続編への注目度が他作品の比ではありません。
今回の記事では、そんな刀鍛冶の里編が、アニメ版としての再編集を経て、どのような構成で放送されるのかを考察します。
原作『鬼滅の刃』12巻から15巻までと、およそ4巻分のボリュームがある刀鍛冶の里編は、どのように進行していくのでしょうか。
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では参ろう。
アニメ1話:原作98話~100話(3話)
まずは第1話の構成から見ていきましょう。
記念すべき第3期初回の放送枠ですから、拡大スペシャルが打たれるのではないかと予想されます。
時間にして45分、あるいは60分といったところでしょうか。
そういったボリュームを加味したうえで、第1話として放送されるのは、原作12巻の第98話~100話までの3話分ではないかと考えられます。
98話といえば、遊郭編での上弦の陸・妓夫太郎、堕姫の消滅を経て、鬼舞辻無惨が全ての上弦の鬼を招集する回です。
既に登場している上弦の参・猗窩座と、かつての上弦の陸・童磨はもちろん、全ての上弦の鬼が登場するため、初回放送ながら大興奮間違いなし。
各上弦の鬼の声優として誰がキャスティングされるのかも気になるところです。
また、98話から99話にかけて描かれる上弦会議では、次の鬼達の動きが一部明らかになります。
上弦会議が終わると、次は炭治郎の見る夢へと展開が移ります。
炭治郎そっくりの男と、謎の剣士の再登場。
ここには黒死牟との関連性をにおわせる、伏線の演出も仕込まれています。
100話に差しかかると、これまで意識を失っていた炭治郎が目を覚ますとともに、本格的な刀鍛冶の里編がスタートです。
アニメ版第1話の引きは、原作第100話のラスト、甘露寺蜜璃の入浴シーンになるのではないでしょうか。
アニメ2話:原作101話・102話(2話)
続いては、第2話の構成予想です。
ここからは通常の30分枠と予想されるため、アニメ1話あたり原作2話程度のペースで進んでいくものと考えられます。
さて、アニメ第2話で描かれると予想されるのは、原作101話と102話の内容です。
101話と102話では、湯治と日輪刀の再入手の為に刀鍛冶の里を訪れた炭治郎が、里長や甘露寺蜜璃、不死川玄弥、時透無一郎らと出会う様子が描かれています。
つまり、キャラクターお披露目回です。
時透との出会いのシーンでは、刀鍛冶の里に住む少年・小鉄との出会いも描かれています。
小鉄の先祖は、日の呼吸の使い手を模した絡繰人形・縁壱零式の製作者。
アニメ第2話の引きは、そんな縁壱零式の登場シーンまでだと予想されます。
アニメ3話:原作103話~105話(3話)
続いては、第3話の構成予想です。
アニメ2話で登場した縁壱零式は、縁壱本人の動きを再現するため、六本の腕が取り付けられています。
霞柱・時透無一郎は、そんな縁壱零式相手に互角以上の立ち回りを見せ、ついに縁壱零式に勝利。
先祖代々受け継がれてきた縁壱零式は、腕が一本折られ、欠損した頭からは内部構造が見えてしまっています。
しかし、縁壱零式はまだ稼働が可能でした。
絡繰人形に精通している小鉄は、寄木細工の要領で縁壱零式の戦闘の型を変え、炭治郎の修行相手として最適な動きを再現します。
アニメ第2話がキャラクターお披露目回であれば、アニメ第3話は主人公の修行回。
小鉄と縁壱零式の二人三脚指導により、炭治郎の戦闘能力は飛躍的な向上を遂げました。
そして、壊れてしまった縁壱零式の体内からは一振りの日輪刀が現れ、鋼鐵塚がその刀の研磨を担当することになります。
その日の夜、刀鍛冶の里には、上弦の伍・玉壺と、上弦の肆・半天狗が到着。
激しい戦闘を予感させつつ、以上原作の103話から105話をもって、アニメ3話は引きとなります。
アニメ4話:原作106話~107話(約2話)
続いては、第4話の構成予想です。
ここからは、いよいよ上弦の鬼との戦闘が開始します。
原作106話では、炭治郎と時透が話しているところに、上弦の肆・半天狗が登場。
巧くとぼけた気配を放っていた半天狗は、柱である時透にすら接近を気付かせませんでした。
しかし、そんな半天狗を目視した2人は、即座に戦闘モードに入ります。
半天狗は、喜怒哀楽を始めとする感情を、鬼として分離させることの出来る鬼。
強い風を巻き起こすことが出来る可楽によって、時透と炭治郎は分離させられてしまいました。
そして炭治郎&禰豆子vs半天狗・分裂体の戦いが勃発。
戦闘には玄弥も加わり、徐々に激しさを増していきます。
一方で、可楽によって飛ばされてしまった時透は、上弦の伍・玉壺が生み出した魚型の鬼と会敵。
鬼に襲われる小鉄を庇ったところで、アニメ4話は引きとなります。
上弦の肆に認められている半天狗。
その戦闘シーンは、どのように作画されるのでしょうか。
アニメ5話:原作108話~110話(約3話)
続いては、第5話の構成予想です。
炭治郎の言葉を経て、徐々に自分を取り戻しつつある時透。
そんな中、108話後半からは、再び半天狗と戦う炭治郎らへと焦点が移ります。
鬼食いによって凄まじいタフネスを得ている玄弥は、攻撃を受けても立ち上がり続けます。
また、禰豆子も血鬼術を用いて半天狗の分身体を攻撃。
しかし、積怒の操る雷によって、動きを封じられてしまいます。
助けに入った炭治郎でしたが、半天狗の分裂体はどれも強力。
見事な連携によって、2人は気を失ってしまいました。
炭治郎、禰豆子、玄弥と半天狗との死闘が描かれる108話に始まり、炭治郎と禰豆子がピンチに陥る110話の内容までが、アニメ5話の内容と予想されます。
アニメ6話:原作110話~112話(約2話)
続いては、第6話の構成予想です。
110話後半から、場面は再び時透へと戻ります。
上弦の伍・玉壺は、狂気的な美的センスの持ち主。
既に複数の刀鍛冶達をその手にかけており、そこには小鉄の知り合いはもちろん、親戚も含まれていました。
醜悪な玉壺の趣味に、怒りを隠せない様子の時透。
柱と上弦の鬼の一騎打ちが、本格的にスタートします。
玉壺は、壺を用いた瞬間移動と、魚に関連した血鬼術の使い手。
手数の豊富な攻撃は、着実に時透を削ります。
そして玉壺は、血鬼術”水獄鉢”を繰り出し、時透の全身を水の中に閉じ込めてしまいました。
言うまでもなく大ピンチです。
そんな中、刀鍛冶の里には、恋柱・甘露寺蜜璃が救援に向かっていました。
アニメ6話の内容は、以上と予想されます。
霞柱である時透と、上弦の伍である玉壺の戦闘が、どのような作画で描かれるのかが注目です。
アニメ7話:原作113話~115話(3話)
続いては、第7話の構成予想です。
救援に向かっていた甘露寺が里に到着し、本格的に戦闘へと参加。
里長を無事救出することに成功します。
一方で、場面は移り、炭治郎サイド。
可楽の一撃によって気を失っていた炭治郎は、即座に目覚めた禰豆子により、危機を脱出していました。
しかし、可楽による追撃の手は止みません。
建物ごと吹き飛ばされ、いよいよピンチとなった時、禰豆子が炭治郎の刀に爆血を使用。
温度の上昇により、炭治郎の日輪刀は赤く染まります。
赫刀と相成った刀を用いて、ヒノカミ神楽を繰り出した炭治郎。
その額には、日の呼吸の使い手・縁壱かのような痣が現れています。
アニメ第7話では、そんな炭治郎の赫刀・痣の覚醒の他に、原作115話で描かれた玄弥の過去も収録されると思われます。
兄・実弥の背を追って、鬼食いを行ってまで鬼殺隊士であり続ける玄弥。
これまでは手柄に拘り続けてきた玄弥でしたが、炭治郎と接したことで心変わりし、半天狗の討伐を任せることとしました。
炭治郎が赫刀を半天狗へと振り切ったところで、アニメ7話は終了となるでしょう。
知られざる不死川兄弟の過去が描かれるという点で、アニメ7話も要注目です。
アニメ8話:原作116話~118話(3話)
続いては、第8話の構成予想です。
炭治郎の赫刀によって追い詰められた半天狗は、凄まじい叫び声をあげます。
そこで現れたのが、半天狗の”憎しみ”の感情の分離体、憎珀天でした。
積怒が空喜、可楽、哀絶の3体を吸収することで生まれた憎珀天。
上弦の鬼に相応しい威圧感を持つ憎珀天は、木を操る血鬼術の持ち主です。
原作117話の内容に入ると、場面は時透へと転換します。
水獄鉢に閉じ込められた時透をよそに、鋼鐵塚が刀を研ぐ小屋へと侵入した玉壺。
いくら攻撃を受けても、鋼鐵塚は研ぐことを辞めません。
そんな鋼鐵塚の集中を邪魔するため、玉壺は攻撃を続けます。
そんな折、過去の記憶を取り戻すとともに、痣の覚醒に至った時透無一郎。
鬼殺隊サイドの逆襲が始まろうとするところで、アニメ第8話は終了すると思われます。
時透の過去が明かされるとともに、額に痣が覚醒するシーンは必見です。
アニメ9話:原作119話~121話(約3話)
続いては、第9話の構成予想です。
鋼鐵塚の集中を削ぐため、なおも攻撃を続けていた玉壺。
ここで、水獄鉢を抜け出し、痣者となった時透が到着しました。
記憶と共に自分を取り戻した時透は、涼しい表情で玉壺の攻撃を捌きます。
ここからは、霞柱・時透無一郎と、上弦の伍・玉壺による、異次元の一騎打ちが描写されていきます。
激戦の決め手は、時透オリジナルの漆ノ型・朧。
アニメ9話は、時透と玉壺の決着が描かれた原作121話と、意識が朦朧とする時透のまぶたに彼の家族が現れる122話冒頭のシーンまでが描かれると予想されます。
アニメ10話:原作122話~125話(約4話)
続いては、第10話の構成予想です。
原作122話からは、炭治郎らの戦闘へとシーンが移ります。
憎珀天の攻撃はどれも強力であり、炭治郎らは防戦一方を強いられていました。
そんな中、助っ人として恋柱・甘露寺蜜璃も駆けつけ、いよいよ戦闘は激しさを増します。
124話に差し掛かると、炭治郎の痣に共鳴するように、甘露寺にも痣が発現。
憎珀天との戦いに、少しずつ光明が差し始めました。
甘露寺が憎珀天を足止めしている最中、炭治郎らは本体の討伐を目指します。
半天狗の頸を斬るため、傷だらけで立ち向かう炭治郎。
そんな彼のもとに、一振りの刀が投げられてきました。
それは、縁壱零式の体内から出てきた、戦国時代の刀。
炭治郎はその刀を握り、ヒノカミ神楽「円舞一閃」を放ちます。
いよいよ決着かというところで、おそらくアニメ第10話は終了。
最終話と予想される、第11話へと続きます。
上弦の肆としての本性を現した、憎珀天こと半天狗の戦闘シーンは必見です。
アニメ11話:原作126話~127話(2話)
最後に、アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編の最終話と予想される、第11話の構成について見ていきましょう。
炭治郎の円舞一閃によって斬られた半天狗。
そんな中、刀鍛冶の里には夜明けが近づいていました。
鬼である禰豆子は、日に当たると消滅してしまいます。
しかし、一向に日陰に逃げようとしない禰豆子。
その理由は、半天狗の本体が、頸を欠いた状態で刀鍛冶たちを襲っていたからでした。
炭治郎が頸を確認すると、舌には「恨み」の文字が。
つまり、先刻頸を斬った鬼は半天狗の本体ではなく、分離体だったようです。
日に焼かれながらも、罪なき人を守る為、炭治郎を送り出した禰豆子。
炭治郎は涙と共に走り、半天狗を追いかけます。
目を凝らした結果、一瞬のみ透き通る世界へと到達した炭治郎は、半天狗の頸へと刀を振り抜きました。
勝利と引き換えに、消滅したかに思われた禰豆子。
しかし彼女は、なんと陽の光を克服し、「おはよう」と口にしたのでした。
アニメ『鬼滅の刃』第3期は、禰豆子の太陽克服や、それを知った鬼舞辻無惨が狂喜する原作127話を以って、放送を終了すると思われます。
これまで言葉を発することが出来なかった禰豆子が、陽光のもとで「おはよう」と発するシーンは、早くアニメで見たいものです。
まとめ的なもの
以上、アニメ『鬼滅の刃』第3期・刀鍛冶の里編について、各話の構成予想を行いました。
柱への痣の伝播や、縁壱や赫刀、透き通る世界の概念の登場など、いよいよ『鬼滅の刃』も後半に差し掛かってきています。
アニメ第3期を巡っては、放送時期の考察や、魅力の発信なども行っていますので、他の記事も是非チェックしてみてください。
今回の記事はここまでとなります。
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それではまた♪