みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「鬼滅の刃・193話考察①」についてです。
整理
まずは、今回の話の一番のポイント。
無惨の老化について整理していきましょう。
珠世としのぶ、愈史郎が共同で作った薬は二種類。
人間に戻す薬と、急激に老化させる薬。
もしも人間に戻す薬が効かなかった場合、老化の薬がより強力に効くようにセットしてあった。
これはもう、すごいとしか言いようがない。
どういう仕組みでそうなるかはさっぱり分かりませんが、老化の薬は1分で50年、無惨を老いさせることができるそうです。
無惨の分析によれば、薬が効き始めて3時間は経っているだろうとのこと。
3時間は180分なので、50年×180で9000年。
無駄に脳みそを増やした無惨でも、それくらいは計算できたようです。
そして、夜明けまでの残り時間は59分。
もしも無惨がこのまま老い続けるのであれば、夜明けまでにあと2950年は老いることになります。
もはや意味が分からない領域ですが、ここで気になるのは、無惨の寿命についてです。
寿命
仮に夜明けまで無惨が老い続けたとして、無惨は合計で、11950年老いることになります。
まずそもそも、鬼に寿命があるのかどうか。
そこが気になるところではあります。
「老化の進行を食い止めるために力が削がれていた」
無惨はそう言っていました。
ここが少し、今回の話をややこしくしています。
つまり、無惨は老いてパワーダウンしたわけではなく、老いを止めるためにパワーダウンしているという事です。
老化を止めずに戦ったら、すぐに老いておじいちゃんになってしまうのか。
そこも気になるところです。
まだ少し疑問が残る部分ですが、一応私の中で考えをまとめてみました。
鬼にも寿命はある。
私はそう考えました。
寿命というよりは、体が耐えられる限界値があるのだと思います。
つまり、あまりに早いスピードで老いていくと、体が耐えられなくなってしまう。
そういう事なのではないかと。
もともと無惨は1000年以上生きていますし、少年の姿のときもありました。
例外がなければ自在に年齢を操ることができ、永遠に生き続けることも可能なのでしょう。
しかし、さすがに1分50年の速さで老いてしまうと、無惨ですらそれを止めるので精一杯になってしまう。
そういう事なのではないでしょうか。
しかし、もう一つ気になる点もあります。
それは、9000年老いているという事実です。
9000年
無惨はすでに、9000年老いたと言っています。
ということは、老いを食い止められていない?
そういう風にもとれますよね。
老いを食い止めるためにパワーダウンしていたはずなのに、結局9000年老いているの?
ここも少し引っ掛かりました。
しかし、ここについては無惨の言葉を見返して、ハッとしました。
無惨は「老化の進行を食い止めるため」と言っています。
つまり今の無惨は「体の老化」を食い止めている状態。
歳は取ってしまうけど「体の老化は食い止めることができる」という事のようです。
つまり、今までの少年の姿や青年の姿は、体の年齢を操作していたもの。
歳自体は重ねているということです。
よく考えたらそれはそうなのですが、ここで少し頭を整理してみました。
なので今の無惨の年齢は、平安時代から考えて、およそ1万歳と少し。
ここからあと夜明けまでに約3000年、歳をとることになります。
しかし、今の状態ではパワーダウンはするものの、年齢だけ重ねて他は何も変わらない、という事になります。
それもこれも、鬼に寿命がなかったらの話ですが。
展開予想
ここから考えられる展開はいくつかありますが、今回は無惨の老いに注目した、展開予想を考えてみましょう。
まず、炭治郎がどこまでもつかは分かりませんが、少しずつ炭治郎がヒノカミ神楽のスピードを上げていく。
そういった事が予想できます。
そうなってくると、無惨は炭治郎に集中せざるを得なくなり、次第に体の老化を食い止めることが難しくなっていく。
それは一気にくるものではなく「徐々に老化を食い止める事が難しくなっていく」といった展開が予想できます。
なので、今後無惨が徐々に老化していく現象というものが、見れるかもしれません。
しかし、さすがに無惨がこのまま炭治郎に倒されて終わりという、面白みのないストーリーにはならないでしょう。
なので、そこに出てくるのが禰豆子であり、今気絶しているであろう者達だと思います。
どういった絡みになるかは予想が難しいところですが、禰豆子に関してはやはり爆血でしょうか。
今回「炭治郎の赫刀は縁壱には到底及ばない」というフラグもありましたし、そこを補填するのが禰豆子の爆血。
そういった展開もありえるでしょう。
そして柱達に関しても、今後どこかでまた活躍をしてくれるはず。
私はそう信じています。
問題は「炭治郎の体がどこまで持つのか」といった部分です。
現状炭治郎のヒノカミ神楽以外では、無惨を最終的に倒せる見込みはありません。
炭治郎が倒れてしまったら、全て終わりです。
なので、体の限界を超える前に無惨を倒し切ってしまうか、さらに炭治郎が覚醒する何かが必要となるでしょう。
まとめ的なもの
今回は、無惨の老化から展開予想の一部について、考えてみました。
ある程度、整理できたのかなと思います。
ここから先はやはり、禰豆子の登場が期待されますよね。
でも、無惨に喰われたりしないだろうかとか、いろいろと心配な部分もあります。
弱ってる無惨ですから、人や禰豆子を喰って回復しようと考えるかもしれない。
そこについても、今後また考えてみましょう。
それでは今回はこのあたりで♪