みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「鬼滅の刃・192話考察③」についてです。
炭吉
なんといっても、炭吉さんすごくないですか?
縁壱の型を見たのって、1回きりですよね…?
すやこが頼んで見た、たった1回きり。
そのたった1回見ただけの十二個の型を、全て覚えて舞いとして継承した。
なんて目だ。
いやでも、1回見ただけで簡単に舞えるほど、日の呼吸は簡単なものではないでしょう。
だからこそ、一晩中舞う事になったのではないでしょうか。
縁壱が去ったあと日の呼吸を忘れないように、そして後世に伝えられるように、一晩中舞って体に染み込ませた。
炭吉から次の代に継承するときも、絶対に形を変えないように、一晩中舞うという事を義務付けていったのでしょう。
だからこそ、何百年経っても形が変わらず伝わっていった。
そして代々舞いを継承していくなかで、炭治郎の代では日の呼吸を使えるほどにまで、遺伝子レベルで体が順応していった。
実に奥深い。
赤い瞳
一つだけ気になることがあります。
それは、竈門家も縁壱と同じ、赤い瞳をしていたという事です。
そして、無一郎の父も赤い瞳をしていました。
言ってしまうと無惨もそうなのですが、この赤い瞳、何か繋がりがあるのではないかと感じています。
炭吉は赤い瞳をしていたからこそ、日の呼吸を継承していくことが出来たのではないか。
私はそう考えています。
もしその線で考えるのであれば、元を辿れば縁壱も炭吉も、同じ家系だったという事も考えられますよね。
そうだったらエモい。
もしそうだとするならこの巡り合わせは、偶然ではなく運命だった。
そういう事になります。
無一郎と厳勝が同じ家系だったことを考えると、無い話では無さそうです。
時透家が木こりで、竈門家が炭焼き職人という点からも、全てが繋がっていきそうで。
ここは後々明かされるのか、もしくは妄想ポイントなのか。
実に面白い。
感動
縁壱は、炭吉に日の呼吸を託したわけではなく、耳飾りをくれただけだった。
耳飾りは別れの印。
あの耳飾りは、縁壱にとって母の形見。
縁壱にとって耳飾りがどれだけ大事な物か、炭吉も分かっていたはずです。
だから、もうここに来ないと炭吉は思ったのでしょう。
炭吉が日の呼吸と耳飾りを継承し、後世に伝えたのは、縁壱への恩返しでもあり、縁壱の価値を見出すための炭吉の優しさ。
命を救ってもらっただけでも、炭吉からすれば縁壱は命の恩人で、価値のある人間。
何も成せなかったと言う縁壱を、少しでも励まそうと、何百年かかっても縁壱が成せなかった事を成そうと…
もしかしたら、炭吉はそこまで考えていたかもしれない。
炭吉にとって初見の日の呼吸は、ヒノカミ神楽という舞いとして習得したわけですが、それでも大変な苦労があったでしょう。
それでも、縁壱の見せた型とほとんど変わらない状態で、後世に伝えていった。
この事からも、炭吉が最後に縁壱に言った言葉の重さが、分かるような気がします。
そして、炭吉が縁壱に語りかけているシーン。
途中で炭治郎の姿があります。
炭治郎も、炭吉と同じ想いだということが描かれていますね。
ここもすごく感動しました。
縁壱と炭吉。
尊すぎます。
まとめ的なもの
炭吉もすごいし縁壱もすごい。
でも、すやこも実はすごい。
すやこが日の呼吸を見せてと縁壱に言わなければ、もしかしたら炭吉は日の呼吸を見ていなかったかもしれない。
そう考えると、すやこもMVPです。
それにしても、縁壱は炭吉と別れてから黒死牟と出会うまで、いったい何を考えて、どこで生活をしていたのでしょう。
無惨を探すような事は、していなかったのでしょうか。
そのあたりも、どこかで明らかになると面白そうですね。
ということで、今回の記事は以上です♪