みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「鬼滅の刃・191話考察②」についてです。
絶望
絶望しか思いつかない。
まず、今みなさんが現実逃避をしている考察。
「幻覚であってくれ」
これをぶち壊さなければなりません。
私は今191話で起きている惨状が、幻覚であるとは到底言うことができません。
それは何故か。
理由もあるのです。
多分みなさんもお気づきのはずです。
今の惨状が、幻覚であるという根拠が無いと…。
まず、以前に無惨が見せられていた幻覚は、どのようにして見せられていたのか。
そこを振り返ってみましょう。
幻覚
以前に無惨が見せられていた幻覚は、鳴女の視覚を愈史郎が操っていたことによるものです。
あのとき愈史郎は、鳴女の頭に札をつけた状態で、直接頭の中を操作していました。
そうして鳴女の視覚を操ることで、鳴女の視覚とリンクしている無惨を、騙すことに成功したのです。
以上が振り返りになるのですが、まず根本的な問題として、この幻覚ネタを再度持ってくる事があるのかどうか。
真面目に考えると、そういった疑問が浮上してきます。
私の予想では、それはないかなと感じています。
分かります。
みなさんが現実から目を背けたい気持ち。
「どうか幻覚であってほしい」
でも冷静に考えたら、今の惨状を幻覚であるという根拠を示すのは、かなり難しいものがあります。
それを今からご説明します。
物理的に…
まず、今の惨状が幻覚であるとするなら、愈史郎が能力を使っている必要があります。
しかし、愈史郎は少し前まで瓦礫の下で動けなかった状態で、直近では炭治郎の側で治療をしていました。
なので、物理的に全員に幻覚を見せるという事は、不可能だということが分かります。
最初に吹っ飛ばされた悲鳴嶼さんを発見したのは隠。
そして無惨も、柱と善逸・伊之助を吹っ飛ばしたことは認知しているはずです。
つまり、もしこれが幻覚オチになるのであれば、隠と無惨が幻覚にハマっているという事になります。
これは、現実的にはあり得ません。
そもそも愈史郎の能力は、遠隔で操作できる代物ではないはずです。
愈史郎が無惨に近づいて、無惨の視覚を操作するという事は不可能ですし、隠にわざわざ幻覚を見せる意味もありません。
なので今起きている惨状は、ほぼ確定で現実。
そう考えることができるのです。
何度も言いますが、これはみなさん分かっている事でしょう。
でも、現実から目を背けたい…
私も珠世さんの薬の影響で、無惨が再度騙されているような展開もあるのかなと、一応考えてはみました。
しかし今回は、無惨だけを騙せたとしても、隠がすでに惨状を発見してしまっています。
隠に珠世さんの薬の影響があるワケもないですし、隠が見ているのは現実のはずです。
なので、珠世さんの薬の影響で幻覚を見ているという線も、現実的ではなくなってしまいました。
やはり今回の絶望は本物。
まとめ的なもの
ここまで幻覚オチを否定してきましたが、一つだけ肯定的な意見も出しておきます。
それは「幻覚を空間単位で見せる術が発動している」という可能性です。
つまり、珠世さんの血鬼術です。
珠世さんが死ぬ前に、血鬼術を発動していたかもしれない。
珠世さんは最後、無惨に頭を潰されてしまいました。
あのとき流していた血で、血鬼術を発動していたら…
無くはなさそうですが、可能性としては薄そうな気もしますよね。
そもそも珠世さんの血鬼術が、無惨に効くのかどうかも怪しいところです。
それに、炭治郎と無惨の一騎打ちになりそうな流れで、これは幻覚でしたと一旦ストップするとは考えにくい。
カナヲの目が治っていたことは少し気になりますが、あれは作画ミス?
カナヲは完全に失明をしていなかったはずなので、何かの影響で目が治った可能性も、無きにしも非ずですが。
それはそれで前回まで目がおかしかったので、急すぎるような気もしますよね。
ということで、私の中での最終まとめとしては、今の惨状は本物。
無一郎のときのように、ボロボロになりながらも戦う柱の姿が、今後描かれるのではないかと思います。
もしも今の惨状が幻覚であるとするなら、それは読者の方が幻覚に掛かっているという事。
誰も死んでほしくないという想いから、現実逃避を続けた結果、幻覚が見えるようになってしまった。
なんとも悲しい。
ということで、今回の記事は以上です。
それではまた♪