鬼滅の刃197話で、輝利哉様と妹が吐血していた理由。
ここも少し気になりました。
これは「札を通して無惨のダメージが伝わってきた」という解釈が一般的。
というのも愈史郎の札って、声も届くような仕組みらしいからです。
らしいと言ったのは、検索してもそういった情報があまり出てこなかったので、少しあいまいな部分かなと思ったからです。
でも、鬼滅の刃180話で輝利哉様は、愈史郎の札を付けている鴉を通して、モブ隊士にこのように言っていました。
「聞こえている者!!皆一旦退きなさい!!」
輝利哉様はこう言っているので、おそらく声も通じる様子。
なので、今回輝利哉様と妹が鼻血を出していたのは、音の影響なのでしょう。
愈史郎の札は、声を変換して電波で伝えている電話とは違い、おそらく現場の音をそのまま共有しているもの。
なのでその影響が、札を付けている者に出たとしても、不思議ではないという見方もできます。
でも、どうして今回この場面が、何か意味がありそうな感じで描かれたのか。
そこも少し引っ掛かりました。
というのも槇寿郎が「居場所を気取られるようなことはあるまいな」と気にしている場面があったからです。
確かに、すべての隊士の位置と無惨の位置を把握し、目的地まで誘導する本部の役割は大きいかもしれない。
なので無惨が本部を襲撃し、現場の統率をとらせないようにする、ということは十分考えられます。
でも197話の状態を見ると、無惨はとてもそこまで考えられる余裕がない、といった様子にも見えます。
今回の本部へのダメージは、何か深い意味があるのか。
もしかしたら位置が特定されたことで、新上弦の伍が襲撃してくるとか?
槇寿郎と天元の戦う姿も見てみたいですし、それは少し楽しみではありますが。
もしくは、札をつければダメージが通るということで、それを利用して本部からの攻撃を無惨に加えるとか?
まさか、札を通してワープするとかは無理ですよね。
ということで、今回の記事は終わりなのですが、最後に天元の左腕について。
輝利哉様の妹の頭を、天元が左腕でなでている。
左腕は本来ないはずなので、これは作画ミスでしょう。
カナヲの目のこともありますし、ワニ先生は少しお疲れなのかもしれない。
左腕が再生している、つまりこれは鬼だから、偽物の天元!とも考えてはみましたが、それは少し無理があるかなと。