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2019年6月1日

クローネの歴史

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「クローネの歴史」についてです。

今回初めて、小説版のクローネ編をしっかり読んでみました。

結局、セシルの計画通りになったようですが、クローネは裏切られたと思ったままなのですね。

クローネとセシルがあの世で再会し、わだかまりを解消してほしいと願うばかりです。

今回は、クローネの生涯について、単行本1巻~3巻、小説版クローネ養成学校編を参考にしてみました。

それではどうぞ♪


黒ーネ

クローネがハウスを出たのは12歳。

生きてママを目指すか、死を選ぶかの選択を迫られ、クローネは生きてママを目指すこととなりました。

しかし、こんな選択、死を選ぶ者はほとんどいないでしょう…。

そして、シスター養成学校での壮絶な経験を経て、シスターとしてハウスに戻ってくることとなりました。

小説を知らない人であれば、クローネがただ嫌な人にしか見えないかもしれません。

私も小説を読むまでは、そこまでクローネに思い入れはありませんでした。

しかし、今回小説を読んでみたことで、この性格についても納得、心に闇を抱えた「黒ーネ」になった理由も理解しました。

「苦労ネ」とも言えそうです。


裏切りを抱えたまま

クローネは姉のセシルの真意を知らず、裏切られたと思ったまま、最期を迎えてしまいました。

皮肉にもこの心の闇こそが、クローネがシスターになれた根源、生きる糧となりました。

そして、シスター養成学校の競争に勝ち抜き、26歳になったときにシスターとして、第3プラントに戻ってくることとなりました。

シスターになれた者は、その実力が認められれば、子供を産みママとなれます。

その過程でクローネは、亡くなってしまいました。


初登場

1巻で初登場したクローネ。見るからに悪そうな顔をしています。

それもそのはず。クローネは、12歳の頃に厳しい競争社会に立たされ、家族に裏切られ、人の死ぬ姿まで見ています。

もう心の中は真っ黒です。セシルに裏切られてからは誰も信用できず、ずっと孤独な戦いを続けてきたのでしょう。

そして、初登場からすぐに、イザベラから秘密を知った子供がいると知らされます。

そもそもクローネがハウスに呼ばれたのは、子供たちの見張りのためです。

ここでクローネは、イザベラの弱みを握ったと思い、イザベラを失脚させてママになろうと企みます。

この、誰かを蹴落として生き残るという発想は、シスター養成学校の経験からくるものなのでしょう。


鬼ごっこ

クローネのこの鋭いパンチ。これはシスター養成学校で格闘訓練をしていた頃に身につけたものでしょう。

そしてこの弱点を見抜く力も、格闘訓練で身につけたものと思われます。


観察眼

これもシスター養成学校で身につけた能力のひとつです。相手の態度や言動から、真実を見抜く能力です。

これはセシルから教わったものですね。この能力を使い、エマとノーマンに揺さぶりをかけています。


ひとつ引っかかっているのは、クローネがあのお方の名前を知っていたことです。

シスター養成学校でも、そこまで鬼の情報はないように思えました。

このときのエマとノーマンの反応も気になりますよね。

最近では、ドンとギルダが読めるはずのない文字を読んでいたりと、何かと気になる部分も増えてきています。

クローネは、潜在的にこの言葉を知っていたのかもしれないですね。

この件の伏線回収が楽しみです。


ガサ入れ

シスター養成学校では、告知のないガサ入れが、日常的に行われていました。

それを教わったのかどうかは分かりませんが、クローネも無断でレイの部屋をガサ入れしています。

この時の顔、すごい悪い顔してますよね。


死の宣告

そして、いよいよイザベラからの死の宣告を受けました。

これは、以前に受けたセシルの裏切りと同じような状況です。

セシルの裏切りの際は、証拠を持って直訴することで死を免れました。

しかし、今回はグランマとイザベラがグルだったため、それは叶いませんでした。

これは、人間の手によって殺されたも同然。26歳。若すぎる死でした。


ペン

クローネは、作中で重要な役割を果たしています。これだけでもMVPものです。

個人的には、過去の苦労も称え「功労賞」をあげたいところです。

というのも、スミーがわざと落としたと思われるペンを拾い、それをノーマンに託したことが、エマたちの脱獄後に大きく貢献したからです。

というより、このペンが無かったら、今のエマ達はどうなっていたか分かりません。

スミーがどこまで考えてペンを落としたのかは分かりませんが、スミーの思惑通り、クローネから食用児にペンが渡りました。

そして、脱獄した食用児が、今まさに世界を変えようとしています。

もしかするとスミーは、クローネの脱獄未遂のことを知り、わざとクローネの前でペンを落としたのかもしれません。

しかし、スミーもクローネも、今は亡き人。死人に口なし…。いつか真実は明かされるのでしょうか。


まとめ的なもの

クローネは実に面白いキャラクターでした。

あのお方の伏線を張ってすぐフェードアウトしてしまうとは、意外な展開でしたね。

クローネは、最後は心を病んだ黒ーネになってしまいましたが、12歳までは普通の子供だったと思われます。

農園のシステムを知り、平気で人を殺す同じ人間に教育され、姉に裏切られたと感じ、あそこまで黒くなってしまいました。

イザベラとグランマのグルという反則技がなければ、意外といいところまでいっていたかもしれないですね。

ペンをノーマンに託したのは不本意だったようですから、あれを使い今後何かをしようと企んでいた可能性もあります。

心臓のチップを壊す件も、実は諦めていなかったかもしれないですね。

最近では、あのお方の創り出した世界でイザベラの登場がありました。

しかし、クローネの姿はそこにありませんでした。

結構ファンが多いキャラクターですので、今後どのような形であれ、再登場を期待したいところです!

それでは今日はこのへんで♪

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