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【約束のネバーランド】鬼と人間の戦力差について|約ネバ考察【ネバラン ネタバレ】

2019年5月22日

鬼と人間の戦力差

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「明らかな戦力差」についてです。

前回の動画で、鬼と人間が対等だったという話をしました。

今回は、対等どころか明らかな戦力差があるようにも見えたので、そちらをお話したいと思います。

それではどうぞ♪


技術水準

確かに1000年前は、人間も鬼も、技術的な面では変わらなかったのかもしれません。

しかし2045年では、明らかに技術の違いが現れているような気がします。

結論から言うと、人間のほうが圧倒的に技術を進歩させているように見えます。

まずは、鬼のほうから見ていきましょう。


鬼の技術

鬼の技術でまず思い浮かぶのが、食用児に埋め込まれた発信機と、ママやシスターに埋め込まれた心臓のチップです。

まず発信機についてですが、小型で電池寿命も長く、2015年の人間の技術では作れない代物、とレイは語っていました。

しかし、発信機の場所を特定するコンパスは性能が悪く、場所は特定できるものの、誰かを特定することはできません。

人間の技術であれば、誰かまで特定することも、もっと性能のいい物を作ることは可能なはずです。

心臓のチップについては、農園の外に出ると心臓に電気が流れる仕組みで、別の要因で心臓が止まると、管理側に通知がいくようなシステムになっています。

こちらの技術もそこまで高いものではなく、注目したのは手術痕です。

傷口は大きく切開されており、縫い方も雑なものです。

発信機も心臓のチップも、どこか抜けているような技術になっています。

ママが定時連絡をしていた通信機器も、明らかにレトロな物が使われています。

もうひとつ注目したのは、鬼の世界のインフラです。

それが垣間見えたのは、1巻でエマとノーマンが、コニーが出荷されるのを見たときの場所です。

大きな歯車のような物が、天井にあります。

これがどのような仕組みかは分かりませんが、これだけ大がかりなインフラということは、あまり高い技術とは言えません。

わざわざ大きく作らなくても、コンパクトにしたほうが何かとメリットが大きいからです。

これらを見ていくと、鬼の技術は、2015年の人間より一部上をいく部分もあるけど、かなり偏りがあり、全体的に見ると人間の技術よりも下回るといった感じがします。

ひとつ推測できるとしたら、2015年までは、人間の技術提供があったという見方です。

そういえば、レイがご褒美として貰っていたオモチャも、古い物ばかりでした。

もしかすると人間は、あえて古い技術を鬼に伝えていたのかもしれません。

最先端の技術を伝えると、悪用する可能性があるためです。

鬼は、食欲や狩りをしたい本能に逆らえない傾向があります。そこを危険視したのかもしれません。

その他の可能性としては、2015年以降人間の進化が止まってしまったという考え方もできますが、こちらはないかと思います。

何故かというと、人間の技術でもっと優れた物があるからです。


ミネルヴァのペン

作中で、最も高度な技術と思われるのが「ミネルヴァのペン」です。

様々なデータを保存しておくことができ、それをホログラムとして何もない空間に表示することができます。

さらにチップを装着することによって、データを追加することができます。

特に高い技術だと感じたのは、何もない空間に表示されたデータに、触れることができるというものです。

今までも、暗号を入力することで謎を解いてきました。

この技術は、今の私達の世界、2020年でもまだ実現はされていません。

ミネルヴァことジェイムラートリーの録音は2031年にされていましたので、ペンの技術はその辺りの技術ではないかと思われます。

ペン以外でも、インフラに関しても人間のほうが上をいっているでしょう。


人間の企み

以上のことから、技術面でも、インフラ面でも、医療面でも、人間のほうが鬼よりも上をいっていると予想できます。

そして、おそらくですが人間は、2015年以降、鬼の世界に最新の技術を入れないようにした。

さらに言うと、鬼の世界を利用し「人体実験」までしていました。

人間は一体何を企んでいるのでしょうか。人間というより、ラートリー家というのが正しいのかもしれません。

人間の世界に鬼は共存しているのか、といったところも気になります。


戦争

そして、もうひとつ気になるのは「戦争」についてです。

私達の世界では、兵器の開発も進んでいます。

約ネバの世界でも同じ事が起きているとするなら、鬼を滅ぼすための兵器の開発も進んでいるかもしれません。

核兵器もあるかもしれません。

一方鬼側は、兵器を所有しているような感じは見受けられません。

ノーマン達を討伐しようと王家の軍が動き出したときも、鬼達は槍を持ち、徒歩による移動をしています。

馬も車も使っていません。これはかなり原始的ですよね。

今分かっている状況で、人間と鬼の戦争が起きたとするなら、圧倒的に人間の勝ちのような気がします。


まとめ的なもの

今回は、鬼と人間の歴然な戦力差を考察してみました。今後、人間の世界が登場したときが楽しみですね。

近代的な世界なのか、もしくは2015年以降滅んでしまったのか。

みなさんはどう思われますか?

-約ネバ