広告 刀鍛冶の里編 縁壱零式 鬼滅の刃

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編3話の刀は縁壱の刀|縁壱零式の中に刀があった理由【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編3話の刀は誰の物?縁壱零式の中に刀があった理由【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

アニメ刀鍛冶の里編3話がヤバすぎた。何がヤバいって、話の急展開具合がヤバすぎた。まず、3話の時点で主要キャラのほとんどが登場しています。炭治郎・禰豆子・玄弥・無一郎・玉壺・半天狗。あとは甘露寺蜜璃を残すのみ。

刀鍛冶の里編における、蜜璃を除いた鬼殺隊の平均年齢は、なんと15歳。炭治郎15歳、禰豆子14歳、玄弥16歳、無一郎14歳。全員の戦う様子を見ていると、とてもそんなに若いとは思えません。精神年齢が高すぎる。ちなみに蜜璃は19歳なので、この中では最年長です。

アニメ3話では、上弦とのバトルが本格的に始まりました。今回は半天狗の回。頸を斬られても分裂して復活していく。舌に喜怒哀楽と刻まれた鬼達が、それぞれ特異な能力で炭治郎達を苦しめる。上弦は一体で柱三人分の強さと言われていますから、四体で柱12人分の強さです。こんなの勝てっこない。

また、時透無一郎の霞の呼吸がカッコよかった。皆が期待していた、霞の呼吸を使うシーン。期待以上の作画により、一同驚愕。今後の霞の呼吸にも期待が懸かります。

そして、腹を刺された玄弥はどうなってしまうのか。いきなり戦線離脱か。あまりにも早すぎる。4話でどうなってしまうのか。

まだまだ語りたいことがあるわけですが、今回まずは「縁壱零式の中にあった刀」について深掘りしていきたいと思います。ここからはネタバレを含みます。いいねとチャンネル登録をお願いします。しないとあなたは必ず損をするでしょう。共有ボタンからLINEを開いて、三番目の人が金運アップの鍵となる人です。では参りましょう。

縁壱零式 おさらい

縁壱零式は、300年以上も前に作られた戦闘用カラクリ人形です。小鉄の先祖が作り出しました。縁壱の動きを再現するため、腕が六本もつけられている縁壱零式。六本の腕で連続攻撃することにより、縁壱の腕二本のスピードを再現できるのです。

ただ、実際には無一郎や炭治郎に破壊されているため、縁壱の実力・スピードには程遠いものだったと言えます。カラクリは呼吸も使えませんし、本気の縁壱のスピードは、散らばる無惨の肉片1800を、一瞬で1500強も斬れちゃう程です。言ってて意味が分からない。

ちなみに、戦闘用カラクリ人形は複数体あったそうですが、他は全て訓練で破壊されてしまったようです。

鋼鐵塚と刀

炭治郎が緑壱零式の頸を破壊したことで、体の中から一本の刀が現れました。この刀の正体は何なのでしょうか。誰の刀なのか。どういった目的で入れられたのか。作中でその秘密は明らかになっていません。ここは考察しがいのあるポイントです。

刀はボロボロに錆びた状態だったので、鋼鐵塚蛍が研磨を担当することになりました。鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術により、命をかけて刀を研ぐ鋼鐵塚。その時の彼の発言に注目。

「すごい鉄だ。すごい刀だ。何という素晴らしい技術。素晴らしい。作者は誰なのだ。どのような方がこの刀を。なぜ自分の名を刻まず、この一文字を。いや、わかる、わかるぞ」。

玉壺に攻撃されながらも、刀を研ぎ続ける鋼鐵塚。それ程までに集中力が必要な研磨術に加え、鋼鐵塚は刀の魅力にとりつかれてしまっています。鋼鐵塚は言葉を続けます。

「これ程の刀に自分の名を刻まなかった理由。この一文字、この一念のみを込めて打った刀なんだ。ただ一つ、これだけを目的として打った刀」。

鋼鐵塚のこの発言により、この刀がただの刀ではないことは一目瞭然です。刀鍛冶の里編の終盤までに、刀を第一段階まで研ぎ終えた鋼鐵塚。しかし、それを無一郎が炭治郎に渡してしまったため、鋼鐵塚は最初から刀を研ぎ直すハメになります。

そして半天狗を倒した後、炭治郎が眠っている間に鋼鐵塚が刀を研ぎあげます。戦国時代の名刀に、煉獄杏寿郎の鍔がハマっている。なんとも贅沢な一刀です。刀身には滅の文字が刻まれています。これは先ほどの鋼鐵塚の発言にもあった「一文字」のことです。

炭治郎はこの刀の黒さについて、漆黒の深さが違うと発言。それに対し鋼鐵塚は、前の持ち主が相当強い剣士だったんだろうと返しています。

誰の刀なのか

縁壱零式から出てきた刀は、戦国時代の鬼狩り・継国縁壱の刀ではないかと言われています。刀身の色が縁壱の使っていた黒刀と同じだということ、そして滅の文字が刻まれているということ。この二つが根拠となります。

縁壱の使用していた刀は黒刀。炭吉の妻・すやこいわく、縁壱の刀の色は黒曜石のような漆黒。黒曜石のようなといえば、縁壱の妻・うたの瞳の色もそのように表現されていました。ここには悲しい関連性があります。

そして、滅の一文字の意味については、縁壱の言う「美しい世界」に存在する鬼を、全て滅するという意味が込められているのだとか。ここは諸説あり、この刀を打ったのは刀鍛冶なのだから「刀鍛冶の想いが込められているというのが正しい」という意見もあります。

確かに作中でも鋼鐵塚が「これを打った刀鍛冶が」という発言をしていますので、縁壱の件は違うのかもしれません。この刀が作製された当初は階級制度がなかったそうですが、この刀の後から階級制度が始まり、柱の刀にだけ悪鬼滅殺と刻むようになったようです。

本当に縁壱の刀なのか

さて、この刀が縁壱の刀と確定したわけではありません。この考察には穴があります。確かに縁壱と同じ黒刀で、滅という文字も共通点です。ただ、相違点もあるのです。

刃紋が全く違うということ。そして縁壱零式から見つかった刀の拵と、当時縁壱が所持していた刀の拵は全く違うということです。刃紋に関しては、鋼鐵塚の研ぎ方で後からついたものではなさそうなので、この時点で縁壱の刀ではなかったということになります。

つまり、まとめるとこうなります。この刀は、縁壱が作中で戦っていた時に使っていた刀と同一ではない。滅の文字は当時の刀鍛冶の想いの表れであり、縁壱の想いではない。したがって、他の刀にも滅の文字が入った刀が複数あった可能性もある。だんだんと正解に近づいてきた。

やっぱり縁壱の刀なのでは

さて、今のところ「刀は縁壱の物ではない」という考察の方が優勢。しかしまだ話は終わっていません。黒刀という点が肝です。

日輪刀は色変わりの刀とも呼ばれます。ある一定の実力者が手にした時点で、呼吸の適正に応じた色に染まる仕組みとなっています。一度色が付くと、それ以降は変化しません。

炭治郎の場合は黒色に染まりました。そして縁壱も黒色の刀を持っていた。ここの共通点は刀の色だけではありません。日の呼吸を使えるという共通点もあります。つまり、日輪刀が黒く変化した者は、日の呼吸の適正があると言えるのです。

じゃあ縁壱零式の中にあった刀は黒刀だったから、これはもう縁壱の刀で確定じゃん。縁壱が最初に握った刀じゃん。いや、それがそうでもないのです。

炎柱・煉獄杏寿郎は言っていました。「刀が黒く変化した者は出世しない」。刀の色が黒く変化する者は、数が少ないながらもいたということです。じゃあ結局、誰の刀か分からないのか。いや、まだ話は終わっていません。

漆黒の深さが違うと炭治郎が言っていたことと、前の持ち主が相当強い剣士と鋼鐵塚が言っていたこと。これらのことから、最初に刀を握った剣士は縁壱の可能性が高いと言えます。

ただ、黒死牟の発言も気になります。黒死牟は縁壱の死後、日の呼吸の型を知る者を皆殺しにしたと言っていました。型を知る者が日の呼吸の使い手だったのかどうかは不明です。

漆黒ほどの深さの黒を出せた剣士がいたとは思えませんが、どうなのでしょうか。すやこの言っていた「縁壱の刀の色は黒曜石のような漆黒」という部分とかけて、縁壱零式の中にあった刀は縁壱の刀である。これが私の最終結論です。

何の目的で入れたの?

ここが最大の問題。誰が何の目的でこの刀を縁壱零式の中に隠したのか。ここでは二つの説を提唱します。一つ目は「縁壱が後世に託すために小鉄の先祖に頼んだ」という説です。

縁壱が後世に託すために小鉄の先祖に頼んだ

炭治郎は鬼舞辻無惨との最終決戦決着まで、縁壱零式の中にあった刀で戦い抜きました。無惨を倒す直前に折れてしまいましたが、そこまではこの刀で戦い抜いたのです。硬い上弦や無惨を相手に、最後の最後まで折れなかった。この刀はそれ程の名刀です。

ここではこの刀を、縁壱が以前使っていた刀と仮定します。新しく刀を新調する際、この刀の質の良さを理由に、どこかに仕舞っておくよう小鉄の先祖に伝えた。縁壱零式を作ったのは小鉄の先祖だからです。

黒刀=日の呼吸ということは、おそらく黒死牟にバレている。安全性を考えて刀鍛冶の里に隠すことを考えた。さらに縁壱零式の中であれば、壊されない限り見つかることはない。まさかそこに刀が仕舞ってあるとは、黒死牟や無惨も思わないだろうと。また、縁壱零式の容姿から、無惨や黒死牟は近づきにくいだろうと。

ここにはもう一つの想いも込められていたのかもしれません。縁壱がこの黒刀を隠しておいたのは、後の日の呼吸に適性のある者のため。その者に、鬼舞辻無惨を討ってほしいという想いがあったから。

もしかしたら、炭吉がヒノカミ神楽を伝えてくれていることを知って、刀をそっと仕舞っておいたのかもしれない。ヒノカミ神楽と刀を後世にひっそりと伝えるため。

動力源か願掛け

縁壱零式の中に刀を入れた理由について、動力源や願掛けに使ったのではないかという説も提唱します。つまりこういうことです。縁壱が握った刀には特別な力が宿ると。

縁壱が日輪刀を握ると、黒曜石のような漆黒の色をした刀が完成します。これにより刀は特別な力を得る。それが縁壱零式の動力源になるのかもしれない。熱を吸収しやすくなり、内部のカラクリに影響するとか。そういった原理があったとしても面白い。

また、ただの願掛けだった説も考えました。縁壱は始まりの呼吸の剣士。偉大な剣士が握った漆黒の刀を入れることで、縁壱の魂が宿る。刀を入れることで縁壱の強さを付与することができる。そういった見えない力を利用しようとしたのかも。

縁壱零式は小鉄の先祖が作ったもので、複数体あったようです。そのどれもに、縁壱の刀は入れておいた。縁壱の特別な力を借りるため。これは結構しっくりきます。

まとめ的なもの

縁壱という人物は本当に深い。刀一本でここまで語れるとは。以前は縁壱の刀と断言していましたが、ギリギリどっちか分からない感じで、考察要素としては最高の題材です。

みなさんは、縁壱零式の中にあった刀についてどう思われますか?新しい考察などあれば、ぜひコメント欄で教えてください。いいねとチャンネル登録・共有ボタンを押さなかったら三途の川を渡ることになります。よろしくお願いします。今回は以上です。それではまた。

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