テレビアニメ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 第4話
真夏日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
PVなどの音沙汰がないため、ここ最近は盛り上がりに欠ける『鬼滅の刃』界隈。
そろそろ夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような大きい発表がほしいところです。
さて、今回の記事も、アニメ第三期・刀鍛冶の里編の放送内容と見どころをご紹介していきます。
放送開始前に、刀鍛冶の里編の注目ポイントを押さえておきましょう。
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第4話からは、いよいよ大きく盛り上がり始めるアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編。
あなたはどのシーンが好きですか?
是非コメント欄で教えてください。
では参ろう。
アニメ第4話の構成
まず初めに、アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編第4話の構成について考察します。
前回の第3話は、小鉄と炭治郎の修行が終わった後、玉壺と半天狗が襲来するシーン、つまり原作105話までが描かれると予想されます。
今回の第4話では、原作106話、107話の接敵シーンが描かれるのではないでしょうか。
ここからは、具体的な内容を見ていきます。
時透と炭治郎
小鉄と縁壱零式による壮絶な修行を終えた炭治郎は、里の一室で休んでいました。
そんな炭治郎に近づき、鼻をつまむ時透。
どうやら彼は、自身の担当刀鍛冶の鉄穴森を探しているようです。
なお、時透は鉄穴森のことを「新しい刀鍛冶」と表現しており、以前に別の担当刀鍛冶がいたであろうことが示唆されています。
そんな時透に対して、一緒に鉄穴森を捜すことを提案した炭治郎。
時透には、自身のことを差し置いて人に構う炭治郎の心情が理解できません。
一方の炭治郎は、時透の「なんでそんなに人に構うの?」という質問に対して、「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっている」と返答。
常にポーカーフェイスの時透は、この炭治郎の発言に対して目を見開き、一瞬の動揺を見せました。
炭治郎の発言に対して、自身の記憶とリンクする部分があったようです。
半天狗襲来
一瞬にして普段の表情に戻った時透。
本格的に鉄穴森のもとへと移動しようとしていた2人でしたが、障子の外側に何者かの気配を感じとります。
「ぬらり」という効果音とともに入ってきたのは、上弦の肆・半天狗です。
巧みな気配のとぼけ方で、時透にすら鬼であることを察知させなかった半天狗。
時透と炭治郎は、目視で相手が上弦であると判断し、即座に戦闘体制へ。
続け様に「霞の呼吸 肆ノ型 移流斬り」で攻撃を仕掛けた時透でしたが、半天狗に軽く避けられてしまいます。
しかし半天狗の顔には、滴る血と刀傷が。
仕留めることはできなかったものの、攻撃自体はヒットしていたようです。
少し遅れて攻撃参加した炭治郎ですが、半天狗にはひらりと躱されてしまいました。
続いて、その場にいた禰豆子も攻撃に参加し、半天狗を蹴り上げました。
時透はその一瞬の隙を突き、半天狗の頸を斬ることに成功します。
半天狗の血鬼術
上弦の陸での戦闘から、「頸を斬っても条件を満たさなければ死なない鬼」が存在することを知っていた炭治郎は、油断しないよう時透に呼びかけます。
炭治郎の読み通り、頸を切られても絶命していなかった半天狗。
半天狗の斬られた首からは胴体が生え、倒れた胴体からは首が生えました。
一方の名は積怒、もう一方の名は可楽。
半天狗の分裂体です。
すぐに刀を振り上げた時透でしたが、可楽の団扇で巻き起こった爆風により、彼方へと吹き飛ばされてしまいます。
無理やり戦闘から離脱させられてしまった時透。
炭治郎と禰豆子のタッグが、2体に分裂した半天狗と戦うことになってしまいます。
思わぬ助っ人
積怒は喜怒哀楽の怒、可楽は楽の名を冠しており、文字通りの感情を表出させています。
錫杖を持った積怒の力は、電撃。
可楽の団扇による暴風といい、自然を用いた非常に強力な攻撃手段です。
炭治郎は積怒の電撃により、たちまちピンチに陥ってしまいました。
そんな状況で現れたのが、銃を持った玄弥です。
日輪刀と同じく、鬼を滅することができる散弾銃によって、積怒、可楽にダメージを与える玄弥。
可楽は頸が吹っ飛び、積怒は文字通り首の皮一枚の状態へと陥ります。
玄弥は日輪刀を手に持ち、積怒の繋がった首の皮を切断しました。
しかし、それが悪夢の始まり。
さらなる分裂体である空喜、哀絶が誕生してしまいます。
槍を使う哀絶により、胸を貫かれてしまった玄弥。
一方の炭治郎も、空喜の音波を用いた攻撃で、建物の外へと吹き飛ばされてしまいました。
枝を用いて衝撃を吸収した炭治郎でしたが、ダメージは大きく、コンディションは著しく落ちてしまいます。
そんな中、空喜が更なる追撃を仕掛けて…。
時透の変化
炭治郎vs半天狗が気になるところでお預けとなり、今度は時透のシーンです。
可楽に飛ばされた時透は、戦いの場に戻るために走ります。
そんな中時透の視界には、鬼に襲われる刀鍛冶の少年の姿が映り込みました。
刀鍛冶の少年・小鉄は、魚型の巨大な鬼に襲われており、今にも食べられそうな状況です。
時透は、まだ技術も未熟であろうことを理由に、「助ける優先順位が低い」と結論づけました。
しかし、そんな時透の頭には、「人のためにすることは巡り巡って自分のために」という言葉が思い浮かびます。
冷徹なまでに合理的な考えを持っていたはずの時透は、優先順位が低いはずの刀鍛冶の少年を救出。
「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」と声をかけ、戦闘体制に入りました。
とここで、第4話は終了となりそうです。
もしくは時透が小鉄を救出し、過去の記憶を一部思い出すシーンまで。
どちらかになるかと思います。
半天狗の登場シーン
アニメ第4話から本格的に登場するであろう上弦の肆・半天狗。
時透と炭治郎の前に姿を現した際の効果音「ぬらり」や、本体の造形から察するに、まず間違いなく妖怪ぬらりひょんがモデルの鬼でしょう。
そんな半天狗は、上弦会議の初登場シーンから、常に怯えた様子を見せていました。
しかし、柱である時透にすら鬼であることを気付かせない気配のとぼけ方と、軽々と時透の剣技を避ける身軽さは、さすが上弦といったところ。
また、怯えを見せつつも、柱を含む2人の鬼狩りが控えている部屋に堂々と入っていくシーンには、上弦としてのプライドが垣間見えます。
刀鍛冶の里編では、遊郭編でいう堕姫のような、いわゆるかませ犬的存在が登場しません。
つまり、最初からクライマックスといっても過言ではない章ですから、ここからの刀鍛冶の里編が面白くないわけがないのです。
玄弥の戦闘
特殊な散弾銃を携えて、颯爽と戦場に現れた玄弥。
現時点では明かされていないものの、彼はとある柱の継子となっており、大きく成長を遂げていました。
そんな玄弥が放った銃弾は、半天狗の分裂体である可楽、積怒の頸を吹き飛ばします。
可楽と積怒が更なる分裂のためにわざと撃たせたであろうことを差し引いても、その威力は抜群です。
通常の鬼であればまだしも、相手は上弦の鬼。
もし相手が下弦の鬼であれば、散弾銃が一撃当たった時点でKOだったことでしょう。
基本的に刀を扱う鬼殺隊士は、距離を詰めて近接戦闘を行う必要があります。
一方の玄弥は、ある程度の射程が確保された散弾銃を用いていることにより、中距離で鬼に攻撃することも可能です。
多様な血鬼術を持ち、不用意に接近することが命に関わる鬼との戦闘において、玄弥のような戦闘方法は理に適っているように思われます。
もし時代が進んでいれば、拳銃使いの鬼殺隊士なども登場していたかもしれません。
そして、原作を履修済みの方はご存知の通り、玄弥にはまだ奥の手が残されています。
今後の玄弥の戦いっぷりにも要注目です。
時透無一郎、変化の兆し
重要なこと以外は基本的に記憶しようとせず、文字通り霞のような不安定さを見せる時透。
今回彼が見かけた「刀鍛冶の少年」は、縁壱零式を巡って一悶着あった少年・小鉄ですが、時透は既に彼の存在を忘れてしまっていました。
小鉄は、絡繰人形を継承する貴重な一族の出です。
もし彼のことを深く知っていれば、自ずと優先順位も引き上がっていたはずです。
しかし、今回重要な点は、優先順位を低く設定していたにも関わらず、時透が小鉄を助けた、という点。
炭治郎の一言によって、真の自分を取り戻しつつある時透は、変化の兆しを見せました。
これまでの時透であれば、「技術の未熟な刀鍛冶の少年を救出すること」と、「一刻も早く上弦の鬼を討つこと」を天秤にかけて、迷わず後者を選んでいたはずです。
最大多数の存在を救うためには、まず間違いなく上弦を討つことが最優先。
しかし時透は、そんな合理性を一時捨て置き、目の前の存在を救うために行動しました。
アニメ刀鍛冶の里編は、そんな時透無一郎という少年の成長譚として見るのも面白そうです。
まとめ的なもの
以上、アニメ『鬼滅の刃』第3期・刀鍛冶の里編第4話のストーリー展開を予想しつつ、見どころや注目ポイントについてご紹介しました。
刀鍛冶の里編は、炭治郎や禰豆子、玄弥が戦うシーンと、戦場から離れてしまった時透が別の戦闘を行うシーン、以上の2シーンが切り替わりながら進んでいきます。
いずれも手に汗握る展開が続きますから、ここからの展開は目を離せません。
「刀鍛冶の里編はつまらない」という意見もネット上では散見されましたが、ここからの展開は誰にも「つまらない」と言わせない面白さが詰め込まれています!
アニメ第3期を巡っては、放送時期や構成の考察、魅力の発信なども行っていますので、他の記事も是非チェックしてみてください。
今回の記事はここまでとなります。
あなたの感想や考察を、是非コメント欄に書きこんでください。
それではまた♪