呪術廻戦 秤金次の術式について
みなさんこんにちは。今回は呪術廻戦・秤金次の術式について考えていきたいと思います。現在の最新話は155話。まずは、155話の秤についての情報をおさらいしていきましょう。
呪術廻戦155話
モニター室で、秤金次と対峙する虎杖悠仁。怪しげな情報商材の話から始まり、「俺は熱を愛している」と言う秤。人は熱に浮かされて判断を誤る。しかし、熱がなければ恋の一つもできない。
そのメリットデメリットを含め、秤は熱を愛していると言います。そして、ギャンブルについても面白い理論を展開します。生きることはギャンブル。ギャンブルをしていない人間なんていない。
人はギャンブル自体を憎んでいるのではなく、敗北と破滅を憎んでいるのだと。これは面白い考え方です。確かに、人がギャンブル自体に嫌悪感を抱くのは、その先にある負けや破滅を想像するからでしょう。
秤の理論では、熱=ギャンブル。ギャンブル=人生。愛=支配。これは少し極端な言い方にも見えます。まるで人生全てがギャンブルであり、ギャンブルという熱があれば国を支配できるというように聞こえます。
虎杖の言うように、穏やかに暮らしたい人もやはりいるでしょう。秤は「そんな奴知らない」と言っています。秤は、そういった人を見ないようにしているのでしょうか。こう見ると、やはり秤は頭がそこまでよろしくないのかなと、疑ってしまいます。
そして、秤は自分の世界に虎杖悠仁を勧誘しようとします。そこへ、星綺羅羅から秤への着信が。これは二人が決めていた、異常事態の合図。秤はここで気が変わります。
おそらく秤は、元々虎杖が術師だと気づいていたのでしょう。そのうえで、秤は虎杖を高専の回し者だと疑ったのだと思います。そして、秤の一方的な攻撃の開始。
グラスを投げ手を差し出すと、術式によると思われる電車のドアのようなものが現れます。おそらくこれは電車のドアで間違いないでしょう。それをうまく避ける虎杖でしたが、その隙を狙って秤の攻撃がヒット。そしてまた、電車のドアによる攻撃。
虎杖は首を挟まれてしまい、そこに秤のパンチと蹴りがクリーンヒットします。争うつもりのなかった虎杖は、しばらく秤の攻撃を受け続けます。しかし、最後は辛抱たまらず頭突きをかまします。
聞けよと言う虎杖。それに対し、「やだね、冷めちまってるからな」と秤。僕的には、これはむしろ秤の熱が上がってきてると思いました。
虎杖が不審者だと気づいた時点では、秤は本当に冷めてしまっていたと思います。しかし、虎杖がずっとやられっぱなしを我慢できるはずもありません。ここは虎杖らしい反撃。これを受けて秤の熱は上昇。
ここから見えてくるのは、秤の熱が戦いによってさらに上昇し、虎杖を心から気に入るという展開。伏黒の作戦とは全く違う展開ですが、これはこれで熱い展開かもしれません。
秤金次の術式
では本題です。まずは秤金次の術式に関することをまとめましょう。155話で確認できたのは、手を差し出すと電車のドアが現れるというものでした。そして、同じく155話のパンダの発言から、これがニューテクと絡む術式だということも判明。
ニューテクとは、釘崎の藁人形のような古典的なものではなく、呪いのビデオのような機械が関連しているようなもの。保守派はこれを嫌うそうで、ここも秤と保守派が揉めた原因だそうです。
そして、星綺羅羅は秤の術式に対し、あれはニューテクの典型だと言っています。つまり秤金次の術式は、電子機器に関するものではないでしょうか。または電車のドアから察するに、電車そのものではないかと思いました。
単純ではありますが、今の情報ではこれぐらいしか思いつきません。今回は電車のドアだけでしたが、もしかしたら電車を一両丸々出せるとか。今はモニター室なので大がかりな物は出せないものの、ここから外に出てバトルをすることになれば、電車を丸々ぶつけるなんて展開もありえます。
ただ、この単純な考察だと、秤と熱とギャンブルという関係性は、術式に関してはなくなってしまいます。電車と熱というキーワードからも、それらしきものは見つけられませんでした。
少し視点を変えると、秤は電車愛がすごいとか(笑)電車をこよなく愛する電車オタク。それが秤金次の正体。まぁ、まずそれはないでしょう。キャラ的に考えると、電車というのもしっくりこない感じがあります。となると、乗り物全般でしょうか。乗り物の一部、または乗り物そのものを出現させることができる。
そこで問題なのは、どうやってそれを出現させているかです。電車のドアに関しても、禪院真依のような構築術式ではないでしょう。真依の構築術式は、銃弾1発を構築するだけでも多量の呪力を消費します。
さすがに強いと言われる秤金次でも、電車1両や乗り物を、簡単に構築できるとは考えられません。なので、どこからか持ってきている可能性が高いということになります。ここに、秤という名前から天秤が関係してくるのか、それともギャンブルが関係してくるのか。現状では全く予想ができません。
今までで一番難しいかもしれない。秤金次の術式。コンプラがどうのと騒がれているようですが、もしかして電車で人をはねたりするのがアウトとか。それはないか。
乙骨より強い?
もう一つ、馬鹿みたいな考察を思いついてしまいました。呪術廻戦146話で、乙骨憂太が言っていた「ノッてる時は僕より強いよ」という発言。これは秤に対しての発言です。
ノッてる時。何にノッてるんだ。まさか、電車じゃあるまいな。電車に乗ってると秤は強いのか。いや、飛行機にも乗れるんじゃないか。戦闘機に乗ってしまえば、そりゃあ乙骨よりも強いはず。そんなまさかね。
この乙骨の発言に対し真希は、「それはナイ」と否定しています。これはもしや、ノッてるの意味を真希も勘違いしてるのでは?乙骨は乗り物に乗ってるという意味で言ったのに、真希は別の意味のノッてるで捉えてしまった。いやいやそんなことはないか。
まとめ的なもの
秤の術式に関して、僕の頭では全く想像もできないので、とりあえず電車や乗り物関連、または電子機器などの一部を出現させることができる術式。こんな感じでまとめておきます。
いやしかし、一部だけだとかなり地味な術式になってしまいますよね。やっぱりスロットや天秤かな。みなさんの意見や考察も、聞かせてください。コメント欄でお待ちしております。
星綺羅羅の術式も来週には分かる様ですし、虎杖と秤に関しては再来週、158話という流れになるのでしょう。僕の予想では、来週で星綺羅羅戦が終了、その次にモニター室から虎杖と秤が飛び出てくるような、そんな展開ではないかと考えています。
ではでは今回はこのあたりで。さようなら。