今回は、最終回の時期と無惨の呪いについてなど、考えていきたいと思います。
炭治郎は人間に戻り、最終決戦もいよいよ終わりを迎えました。
無惨が死んだとなれば、鬼は全て滅び、産屋敷一族の呪いも解けるはず。
もし205話完結となるのであれば、このあたりについても少しは触れられるのではないでしょうか。
前のお館様である産屋敷耀哉が亡くなったのは、23歳の時でした。
全身が痣のようなものに侵され、最期は家族もろとも爆発し死亡。
爆破による死亡とはいえ、寿命は間近だったはず。
産屋敷一族は、無惨という鬼が生まれてから、誰も30歳まで生きられないという呪いにかかってしまいました。
もちろん今のお館様である産屋敷輝利哉も、無惨が死ぬまでは例外ではなかったはず。
しかし今回、一応無惨が死んだように思われるので、ここから輝利哉に痣のような病気の症状が出ず、30歳以上生きられるようになったはず。
では、それが分かるのはいつか。
それは耀哉の過去を振り返ることで、ある程度の推測ができます。
耀哉の顔に痣がなかったのは、悲鳴嶼行冥と出会った14歳の頃。
その後天元との回想で、耀哉には少しだけ痣が出ています。
天元と話をしていたのは「悲鳴嶼さんと出会った三年後あたり」という情報がありました。
なので耀哉は、14歳~17歳の間に、病気のような痣を発症したと思われます。
輝利哉は現在8歳なので、耀哉の痣の発症の年代まで、あと6年~9年。
今から6年後~9年後の間に、輝利哉に症状が出るのかどうか。
そこでようやく、無惨の呪いが解除されているのかどうか、判明するのだと思います。
ということはです。
最低でもそこまでは時間を進めなくては、この伏線回収はできないという事になります。
なので、もしかしたら最終回は6年後~9年後の話になり、痣の代償や無惨の呪いについて、炭治郎の目や腕、カナヲとの関係性などなど、一気に伏線回収となる可能性もあります。
6年後~9年後といえば、義勇と実弥の痣の代償についても、ハッキリとしている頃でしょう。
そこで二人は生きているのかどうか。
最終回は6年後~9年後、はたまた10年後。
もしかしたら、もしかするかもしれない。
痣者
ここでもう一つ、無惨の呪いについて考えておきたい部分があります。
それは「痣者も無惨の呪いから解放されるのではないか」ということです。
どういうことか説明します。
まず、痣者が生まれた理由について考えてみましょう。
最初の痣者は、継国縁壱です。
縁壱が生まれた理由は、無惨を倒すため。
縁壱も「私はこの男を倒すために、生まれてきたのだとわかった」と言っていましたし、私はそう考えています。
だとすると「痣者も無惨を倒すために生まれたモノ」だということが考えられます。
そして無惨が倒された今、痣も不要のモノとなる。
そういった事も考えられます。
私は、縁壱が痣を持って生まれてきたのも、一種の無惨の呪いだと感じています。
縁壱は生まれながらにして呪われており、無惨を倒さなければならないという宿命を背負っていた。
なので、うたと子供と静かに暮らすことを許されず、鬼狩りになる宿命に導かれたのだと。
惜しくも無惨を仕留め損ねた縁壱は、痣者としての役目を果たせなかった。
そして、その想いを引き継いだ竈門家が、400年以上という月日をかけて次の痣者を生み出した。
そして今回、ようやく無惨を討ち取ることに成功し、痣の役目は終わったと。
呪い
痣は一度でも出てしまうと、25歳までに死んでしまうと言われています。
悲鳴嶼さんが27歳を過ぎて痣を発現し、黒死牟が今宵のうちに死ぬと言ったことからも、現状はそういった設定のようです。
このあたりの設定で、私はいつも思うことがあります。
痣が寿命の前借りなら、個人差はかなりあるはず。
寿命が長い人は25歳を超える場合もあるでしょうし、寿命が短い人は、10代のうちに死んでしまうかもしれない。
全員が全員25歳以上生きられないというのは、少し不思議な部分です。
これは産屋敷一族の「誰も30歳まで生きられない」という部分とよく似ています。
なので私は、痣も産屋敷家の呪いと同様「無惨が鬼になったことにより生み出された呪い」だと考えたのです。
つまり、痣の代償も無惨の呪いであり、無惨を倒すことでそれは解除されると。
まとめ的なもの
まとめます。
無惨が鬼になったことにより生み出された呪いは、産屋敷家が長く生きられない事と、無惨を倒すために生まれた痣者の二つ。
この二つは、無惨を倒すまで長く生きられない体になってしまい、無惨を倒せば長く生きられるようになる。
そしてそれが判明するのは、今から約6年後~9年後あたり。
輝利哉に痣のような症状が出るか、義勇と実弥は生きているか。
そこでようやく判明する。
そして最後に私は、炭治郎の痣についてこう考えています。
「痣は消え、火傷の痕に戻る」
痣が無惨の呪いなのであれば、無惨の死により呪いは解け、炭治郎の痣も消える。
そう考えています。
それも、時間が過ぎた時の姿で明らかになるのではないかと、こっそり予想をしています。
とここまで、痣を無惨の呪いとして考えてきましたが、実際心拍数200以上と、体温39度以上になっているということで、体に大きな負担がかかっていることは確か。
寿命を縮めているのは間違いなさそうですよね。
それが何歳までになるのか。
そこは前回の記事でもお話した、日の呼吸を極めることで緩和できるかもしれない。
もうすぐです。
もうすぐ全てが明らかになる。
205話が最終回なのか、それとも一旦の区切りとなるのか。
どちらにせよ伏線はいくつか回収されると思うので、まずは5月11日の204話を、楽しみに待つとしましょう。
それでは今回はこのあたりで♪