202話の薬についてまとめ。
今回しのぶが登場したのは三コマですが、結構な情報量があったので、そちらをまとめていきたいと思います。
それにしても最後まで、しのぶや珠世の活躍がすごい。
というよりは、薬の活躍がすごい。
思えば物語の始まりは、薬によって始まっています。
始まりは、無惨が鬼になった時でした。
善良な医者に開発途中の薬を投与され、鬼になってしまった無惨。
その無惨を薬で追いつめ、今は炭治郎も薬で決着がつこうとしている。
まさしく、薬に始まり薬に終わる。
ということで本題の、今回の薬について考えていきましょう。
裏設定
今回の薬は、禰豆子に使う薬が足りないことを考えて、しのぶがカナヲに渡しておいたもの。
これは藤の花がベースとなっているようで、珠世の物とはまた違う、人間に戻る薬のようです。
これには一つ、裏設定のようなものがあります。
珠世としのぶの薬を、わけてある理由です。
それは、珠世の薬はすでに無惨に分解され、抗体ができてしまっているため、ストーリー的に別の薬を用意する必要があった、ということです。
もしここで珠世の薬が別に出てきたとしても、もうすでに無惨に分解されているため、無惨の血を受け継いだ炭治郎は、珠世の薬が効かない可能性が高い。
なので、全く新しい薬を用意する必要があった。
そこでしのぶが起用されたと。
それにしても、珠世との研究で独自に薬を開発してしまうとは、しのぶさん凄すぎる。
しのぶは珠世のことをリスペクトしていますが、しのぶも十分凄い人です。
これがもっと早くできていれば、しのぶは命を懸けなくて済んだかもしれない。
そうも思ってしまいますよね。
この薬は元々禰豆子に使う予定だったようですが、状況次第では童磨に使うことになっていたのかも。
童磨がしぶとく生き残るようなら、カナヲはこれを使っていたかもしれない。
そんな妄想も膨らみます。
薬の数
珠世が作った、鬼を人間に戻す薬は三つ。
しのぶはそう言っています。
この薬が使われたのは、無惨・禰豆子・浅草の人の三人という説が有力です。
しかし、これはまだ確定ではありません。
無惨と禰豆子の二つは確定ですが、もう一つが浅草の人用になるのか、もしくは愈史郎のために取ってあるのか。
そこはまだわかりません。
もしも愈史郎のために取ってあるのだとするなら、この先愈史郎はそれを使うことになるでしょう。
しかし使いどころを間違えれば、愈史郎は人間に戻る前に消滅してしまうことになるかも…
鬼の始祖が死ねば、鬼は全て滅ぶと言われています。
それが炭治郎にも引き継がれているなら、炭治郎が鬼じゃなくなった時点で愈史郎も、消滅してしまう可能性があるからです。
ただそれだと、愈史郎も浅草の人も消滅してしまうことになるため、バッドエンドすぎる。
やっぱりもう浅草の人に使ってあるという線が、濃厚なのでしょうか。
あと考えられる線でいえば、愈史郎が人間に戻る薬を持っていて、炭治郎に追加で使うという線。
カナヲが炭治郎に投与したしのぶの薬では足りず、愈史郎が持っている珠世の薬も、追加で投与するという線です。
しかしこれは、先ほども言った通り炭治郎に、珠世の薬に対する抗体ができているなら、意味のないことになってしまいます。
以上を踏まえると、やっぱり浅草の人に使ったという線が濃厚なのかも。
まとめ的なもの
鬼を人間に戻す薬。
これを作った珠世やしのぶは凄い。
それよりも人間を鬼にした、善良な医者が凄すぎて笑えない。
善良な医者は今、何を思っているのでしょうか。
「こんなはずではなかった」
「計画通りだ」
まだまだこれから先、善良な医者が「不良な医者」に変わる可能性もあります。
青い彼岸花のモデルと言われている、リコリススプリンゲリーは、中国が原産と言われています。
善良な医者は中国人で、日本に鬼になるウイルスを持ち込んだ。
まるで、今のコロナショックを象徴するような…
まぁそんなことはないと思いますが、みなさん引き続き、ウイルス対策には気をつけてくださいね。
それではまた♪