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【鬼滅の刃】藤の花はなぜ鬼に効くのか|鬼籠野の伝説|最終選別の最も簡単な生き残り方【きめつのやいば】

2020年3月23日

【鬼滅の刃】藤の花はなぜ鬼に効くのか|鬼籠野の伝説|最終選別の最も簡単な生き残り方【きめつのやいば】


前回の記事では、藤の花が青い彼岸花だという考察を出しました。

そこで少し気になったことがあります。

藤の花って、どうして鬼が嫌がるの?

今回はそのあたりについて、考えていきたいと思います。

最終選別

鬼滅の刃の中で、藤の花が使われている場所はいくつかあります。

まずは最終選別。

最終選別の舞台である藤襲山は、山のふもとから中腹にかけて、藤の花が一年中狂い咲くという場所。

ふもとというのは山の下の方をさし、中腹とはその名のとおり、山の中間あたりのことをさします。

つまり、山の下の方から中間地点あたりまでが、藤の花が咲いているといった状態。

中腹から頂上にかけては、藤の花は咲いていないのです。

なので、藤の花を嫌う鬼は、中間あたりから下へ降りることができない。

そういった設定となっています。

でも、みなさん一度は疑問に思ったことがあるはず。

いくら藤の花が狂い咲いているとはいえ、どうにかしたら脱出できるのではないか。

というのも、藤の花がびっしり咲いているとはいえ、人が通る道は確保されているからです。

炭治郎が最終選別に向かうときも、階段のような場所を通っていました。

そこからなんとか脱出できないものなのだろうか。

結論から言うとできないようなのですが、どうしてなのでしょう。

そこがすごく気になります。

手鬼にいたっては47年間、あそこから逃げ出せずにいます。

そもそも逃げ出すことを試したのかどうかも分かりませんが、それほど藤の花というのは鬼にとって、強力な効果を持つものだという事なのでしょうか。

むしろ藤襲山にいたほうが、柱や強い人間はあまり来ず、最終選別を受けるような手ごろな人間が勝手に来てくれるから、鬼にとっても好都合だったのかも?

そうも考えてはみましたが、手鬼はあれだけ鱗滝に恨みを持っていたのですから、そんなことは考えていなさそう。

単純に、出たくても出られないといった状況だと思います。

つまり、鬼にとって藤の花は「本能的に近づくこともできないような存在」なのかもしれない。

では、私たちの世界で藤の花は、そういった鬼や魔除けのような伝承はあるのかどうか。

そのあたりで興味深いものがあったので、そちらを紹介します。

鬼籠野

藤の花にハッキリとした、魔除けのような効果があるのかどうかについて。

調べてみた結果、特に有力な説は発見できませんでした。

いくつか迷信のようなものはありますが、あまり有力とは言えません。

しかし、そんな中でも私が気になったもの。

それは「鬼籠野」という場所についてです。

鬼籠野というのは、徳島県名西郡神山町という場所にある地名です。

旧名は鬼籠野村。

そこに伝わる伝説は、鬼にまつわるものです。

「昔この地に、悪さをする鬼がいた。住民の訴えにより、天児屋根命の末孫・藤原某が祈祷をし、六神を降臨、悪鬼を谷に追いつめて退治した」

こういった伝説です。

これだけではただの鬼の伝説に過ぎず、鬼滅の刃とはあまり関係がなさそうな気もします。

ただ、鬼籠野にはもうひとつ面白いものがあります。

それは鬼籠野にある「鬼飯山神光寺」というお寺です。

神光寺の名物といえば、天にも昇る勢いの「のぼり藤」

4月下旬ごろが花の見ごろで、住職自慢の藤の花。

開花時期には、あたり一帯が藤の甘い香りに包まれます。

ここをワニ先生が、参考にしたかどうかは分かりません。

でも、鬼と藤の花、両方の共通点が揃う場所というのはおもしろい。

さらに言うなれば、天にも昇るようなのぼり藤は、見方によっては青い彼岸花にも見える。

前回の記事でもお話したように、無惨を鬼にした医者は中国人で、のぼり藤を青い彼岸花と見間違えた、という説があったりしたら、それはそれでおもしろい。

香り

少し話を戻します。

どうして鬼が、藤の花を嫌がるのか。

それについては、特に私たちの世界の藤の花からくるものではなく、鬼滅の刃独自の設定とみるべきかもしれません。

鬼は藤の花の毒が弱点。

藤の花の香りも、また弱点となる。

獪岳が藤の花の香炉を消したことで、悲鳴嶼さんたちがいた寺に鬼がはいれたのも、香りが鬼の弱点だという表れです。

なので最終選別の場所についても、藤の花の香りが、鬼にとって近づき難いものであった。

なので、鬼は中腹から下に降りることができなかった。

そういった結論に落ち着きそうです。

一年中

これこそ鬼滅の刃独自の設定と言えるのですが、藤襲山の藤の花は、一年中咲いています。

通常藤の花の開花時期は、4月中旬から5月中旬あたりまでと言われています。

一年中といえば、一年中陽のさしている陽光山を思い出します。

藤の花は日光を好む植物ですので、ここも何か関係性が?

藤襲山が陽光山で、日輪刀の材料がとれる場所にもなっている?

知らんけど。

生き残り方

これはちょっとした余談です。

最終選別を、もっとも簡単に生き残る方法を考えてみました。

それは「藤の花の下でずっと待つ」というものです。

中腹あたりまでバレないように降りて、藤の花のそばでひたすら身をひそめる。

これであれば、とりあえず生き残ることはできます。

ただ、もしも鴉が見張りをしているようなことがあれば、見つかれば失格となってしまうかもしれません。

鴉に見つからないように、七日間過ごすことができれば…!

でも、そんな逃げ腰の隊士が、果たして最終選別を通過した後に役に立つのかどうか。

ここは意見がわかれるところです。

でもアオイちゃんのように、戦い以外で役に立てることもありますし、隠への道だってあります。

とりあえず生き延びることだけを考えるということも、大事なのかもしれない。

それに義勇は一体も鬼を倒さずに最終選別を通過し、最終的に柱にまで上り詰めているのですから、生き延びることがいかに大事かがわかります。

ひょっとしたら村田さんは、この方法で…

しのぶ

藤の花の毒といえばしのぶ。

しのぶはどのようにして、最終選別を通過したのか。

しのぶは当時から鬼の頸を斬れなかったでしょうから、そのときから毒を使っていたのかどうか。

そこが気になります。

さすがに当時から、鬼を殺す毒は使えていなかったとは思います。

そのときは今の日輪刀ではなかったと思われるので、毒を使ったとするなら瓶などに入れておき、相手にかけたりするくらいでしょうか。

色々と気になる部分はありますが、ここは過去の話が掘り下げられることでもない限り、永遠の謎となりそう。

でも、当時から藤の花の毒を使っていたのなら、藤の花は中腹までおりればいくらでも咲いているのですから、しのぶにとっては有利となるのかも。

現場で毒の抽出は無理でも、藤の花が鬼の弱点と知っているだけでも、かなり有利に最終選別を戦うことができたでしょう。

あと、しのぶが鬼を殺す毒を作り出せたのも、藤襲山に一年中、藤の花が咲いていたからとも考えられます。

通常であれば、4月中旬から5月中旬までしか咲かない花が、藤襲山には一年中咲いており、研究材料はいくらでも手に入れられる状況だったはずですから。

藤襲山、おそるべし。

まとめ的なもの

どうして鬼が、藤の花を嫌がるかについての結論は、藤の花の毒と香りが、先天的に苦手で近寄ることすらできないから。

藤の花に何か魔除けのような言い伝えがあるかというと、そこに有力な説はない。

そういった結論となりました。

鬼籠野の藤の花は、ぜひ見てみたいと思いましたね。

藤の花といえば「あしかがフラワーパーク」もありますので、今年の開花時期はそちらも、見に行けたら行きたいなと。

ということで、今回の記事は以上です♪

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