みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「柱達の鬼化」についてです。
191話
みなさんが心を痛めている、191話の惨状。
無惨の突然の本気モードのおかげで、柱と同期組はボロボロの状態です。
どうして今まで本気を出さなかったんだと、無惨を批判する声も多数。
そこはひとまず置いといて、今回は少し希望の持てる考察をしたいと思います。
それは「柱達の鬼化」についてです。
そこには、珠世さんと茶々丸が関係してきます。
勘のいい方ならお気づきでしょう。
そうです。
例の薬についてです。
例の薬
例の薬とは、茶々丸が背中のカラクリから放った、無惨の血の影響を一時的に緩和する薬の事です。
これを「茶々丸アンプル」とでも名付けましょう。
茶々丸アンプルの製造者は、おそらく珠世さんでしょう。
鬼の血を研究して作ったと思われる、茶々丸アンプル。
ここでふと思ったのです。
そこには、禰豆子の血の研究成果も含まれているのだと。
それを考えたとき私が思い出したのは、コミックス10巻、禰豆子が堕姫に切り刻まれたときの事でした。
あの時の禰豆子は、怒りで鬼の力が増幅し、体には痣、頭には角が生えた状態になりました。
そして禰豆子は、堕姫に圧倒的な力を見せつけたのですが、抵抗する堕姫によって、体の四肢を斬られてしまいます。
しかし、斬られた四肢は血によって繋ぎ止められ、元通りにくっつきました。
何故だか私は、191話の柱の惨状を見て、この場面を思い出しました。
どうしてこの場面を思い出したのか。
「悲鳴嶼さんの左足、義勇の右手がくっついてほしい…」
その気持ちからだと思います。
何も根拠を示す事はできませんが、禰豆子や上弦の血の研究成果で、なんとか茶々丸アンプルに追加効果があってほしい。
そういった想いから、今回の考察を考えました。
つまり、珠世さんが残したものは、もう一つあるのではないかという考察です。
鬼化
ここからは完全な妄想になります。
珠世さんが作った薬には、もう一つの追加効果があるのではないか。
それは、鬼に近づくこと。
私はそう考えました。
玄弥のように鬼を喰らって鬼化できるのであれば、薬で鬼化できても原理的には、不可能ではないはずです。
もしもそういった効果があるのであれば、今から柱達は覚醒をし、鬼に近づくという事になります。
そうなれば、かなり熱い展開となるでしょう。
鬼化し、四肢が元通りになった柱と、無惨との戦い。
191話では炭治郎もアンプルを打たれているので、もしかしたら炭治郎も…
そうなれば、いよいよ最終決戦。
勝機も少しは見えてきそうなもの。
ただ、おそらくこれが現実になったとしても、長くは効果が続かないものだと思います。
鬼化した影響で、副作用が出るかもしれない。
もしかしたら、無惨を倒したら全員死んでしまうかもしれない。
あの時の玄弥のように…
そう考えると辛いものですが、今の惨状よりはいくらかマシなのかなと…
みなさんは、今の状態でボロボロになりながら戦う柱と、鬼化した柱。
どちらが見てみたいですか?
もう一つ
今回いろいろと考えていくうえで、もう一つ鬼化の条件を見出せました。
それも、茶々丸アンプルに関することです。
そもそも茶々丸アンプルは、無惨の血の影響を薄くするもの。
無惨って確か、鬼にならない程度の大量の血を、攻撃に含ませていたはずです。
逆にいうと、少量の血なら鬼になれるのです。
つまり、柱達が攻撃によって受けた無惨の大量の血を、茶々丸アンプルによって少量に抑えたのではないか。
そういった考察です。
無惨の大量の血を受けた柱達は、最初死に向かっていた。
しかし途中で茶々丸アンプルを受けたことにより、鬼化へと切り替わった。
これはありえるかも?
ただ、この考察には一つだけ問題があります。
人間が鬼になるには、かなりの時間を要します。
それは強者であるほど、時間が掛かるそうです。
黒死牟が鬼になるのに掛かった時間は三日。
今の柱はそこまで掛からないとしても、通常ならすぐに鬼になるという事はないでしょう。
この問題がある限り、すぐすぐみんなが鬼になるという可能性は、かなり低めです。
ただそこにも、茶々丸アンプルの効果があってほしい。
つまりは、すべてが珠世さんの計算だったのではないか。
そう思いたいところです。
計算
珠世さんの計算。
柱達が苦戦すると見込んでの、茶々丸アンプルでの鬼化。
つまり、無惨の血で死なないようにするのに加え、その時点から短時間で鬼化するように、薬に仕込んでおいたのではないか。
そういった考察です。
そうだとしたら、珠世さんすごすぎる。
もしくは、完全な嬉しい誤算という可能性もありますよね。
無惨の血の影響を弱めるだけの薬のはずが、嬉しい誤算によって短時間の鬼化を実現してしまう。
そういった可能性も、無きにしも非ず。
考えれば考えるほど、妄想が膨らみます。
蜜璃
少し話は変わりますが、蜜璃に関してです。
柱の中で一人だけ、茶々丸アンプルを受けていない蜜璃。
蜜璃はこの先、どうなってしまうのでしょうか。
そこも心配なところです。
おそらくは、炭治郎のところにいた愈史郎が、アンプルを持って蜜璃のところへ駆けつけるのだとは思います。
もしくは、先に蜜璃に打ってきたのかもしれません。
なので、今すぐ蜜璃が死んでしまうという事はなさそうです。
鬼化の説があるとするなら、蜜璃もその一人に加わります。
ただ、どちらにしても茶々丸アンプルは、延命処置に過ぎないはずです。
完全に無惨の血の影響を取り去ってしまわないと、生き残ることは出来ないはずです。
となるとやはり、最後はあの子だけが頼り。
禰豆子です。
禰豆子
茶々丸アンプルは、延命処置に過ぎません。
完全に無惨の血の影響を取り去るには、禰豆子の爆血だけが頼りです。
そもそも爆血で、無惨の血の影響が取り去れるのか。
人間に少しずつ戻っているであろう禰豆子に、果たしてそんな力は残っているのか。
そこは心配な部分ですが、そうは言っても、もう禰豆子しか希望がない状態です。
柱や炭治郎、茶々丸アンプルを受けた者たちが鬼化したとしても、最終的には死んでしまいそうな状況。
そこを救えるのも、禰豆子しかいないような気がします。
こう考えていくと、禰豆子の役目は重要であり、早めの到着が望まれます。
ここで一つ気づきました。
みんなが鬼化していない状態なら、禰豆子の爆血で救える人もいるでしょう。
しかし鬼化してしまったら、禰豆子の爆血で救えない可能性があります。
以前玄弥が、鬼化した状態で禰豆子の爆血を受けた時があります。
あの時は爆血で燃えそうになっており、あのままいくと危なかったかもしれません。
となると、みんなが鬼化した状態だと、爆血で無惨の血の影響を取り去ることは不可能になるかもしれない。
逆に燃えてしまう可能性が大です。
いやはや難しい。
まとめ的なもの
今回は、柱や炭治郎の鬼化について、いろいろと妄想してみました。
でも、茶々丸アンプルを受けていない善逸やカナヲ、伊之助はどうなるの?
やっぱり愈史郎がアンプルを打ちに来る?
愈史郎くん大活躍。
ここで我に返ってみると、全員にアンプルを打っていき、全員が鬼化するなんてことは、ちょっと無さそうな気がしてきました。
悲鳴嶼さんや義勇の欠損がと思いましたが、少し甘い考えなのかもしれません。
わずかな希望ということで、みなさん心に留めておいてください。
しかし、ワニ先生は何を考えているか分かりません。
誰もが予想できない展開を、仕掛けてくるかもしれない。
鬼滅の刃も、もうすぐ終わりと囁かれています。
終わりがくるまで、みなさん色々と妄想して楽しみましょう。
ということで、今回はこのあたりで♪