水柱・冨岡義勇。
誕生日は2月8日。
年齢21歳。
身長176センチ・体重69キロ。
出身地は東京府・豊多摩郡・野方村。
趣味は詰め将棋。
好きなものは鮭大根です。
物語の開始時に、炭治郎が初めて会った鬼殺隊士であり柱。
当時の義勇は19歳で、柱になったばかりでした。
生殺与奪の権を、他人に握らせるな。
その一言から始まった義勇の演説は、作中で話すセリフの大半を、1話で消費してしまったと言われています。
そのため、その後は寡黙な青年に…
なんてことはありませんが、義勇も鬼に家族や友を奪われた身。
鬼の怖さや情が通用しないということ。
義勇はそれを、炭治郎に教えたかったのでしょう。
義勇を驚かせる作戦を披露した炭治郎と、鬼で飢餓状態の禰豆子が、炭治郎を庇おうとしたこと。
そのことから義勇は、炭治郎と禰豆子を生かし、育手である鱗滝の元へ向かわせました。
そしてこのあと番外編の冨岡義勇外伝で、義勇は蟲柱の胡蝶しのぶと行動を共にしています。
しのぶは義勇のことを、天然ドジっ子だと思っています。
そのことがよく分かるのは、冨岡義勇外伝。
義勇は刀を腰に、人から鬼の情報を聞きだそうとしているのですが、まともな会話ができずに不審者として縄で縛られています。
他にも犬に噛まれながら喋っていたりと、番外編では天然具合がよく出ています。
冨岡義勇外伝は、WEB版ジャンプのバックナンバーを購入すると見れるので、まだ見ていないという方は一度ご覧ください。
そんな天然丸出しの義勇ですが、締めるところは締めるタイプ。
戦いにおいてはスマート。
下弦クラスの相手であれば、いとも簡単に倒せてしまいます。
そんな義勇の強さを際立たせているのが、義勇だけが使える水の呼吸・拾壱ノ型・凪です。
凪は、目に見えない程の太刀筋で、鬼の攻撃を凌いでいるというもの。
特殊な能力のようにも見えますが、実は物理的で単純な受け技となっています。
しかしこれだけの速さの受け技。
攻撃に転じることができるなら、誰も見切れない攻撃になるのでは?
ふとそう思いました。
凪の反対だから、時化。
時化とは、強風などの悪天候のために海上が荒れることです。
あり得そうと言えばあり得そうだけど、水の呼吸・拾弐ノ型・時化というのは、少しかっこ悪い気も…
ちなみに、波の高さが4メーターを超えると時化た状態と言い、6メーターを超えると大時化、9メーターを超えると猛烈に時化ている状態と呼ぶらしい。
凪の話に戻りますが、最強と思われた凪も、猗窩座の最強の術には通用しませんでした。
猗窩座の最強の術は青銀乱残光という血鬼術で、ほぼ同時に百発の攻撃を乱れ打ちするというものでした。
さすがに百発の攻撃を同時にされたら、義勇の凪でも防ぎきれないようです。
それでも義勇は、致命傷になるまでのダメージには至っていなかったので、9割は防ぎきったと見て間違いないでしょう。
90発の攻撃を防いだ。
そう考えるとすごいです。
よくよく考えたら、凪って受けるための技だから、受け流しているような感じ?
だからこれを攻撃に転じるというのは難しい?
そんな気もしますよね。
でも、どちらにしてもそれだけの速さで刀を動かせるのだから、縁壱クラスの攻撃の速さも可能なのではないか。
私はそう思います。