みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「鬼滅の刃・187話考察④」についてです。
鬼狩り
縁壱がかわいそう。
当時の鬼狩り達は、無惨を倒せなかったこと、珠世を逃したこと、兄の巌勝が鬼になったこと。
それらの責任を、縁壱を鬼狩りから追放することで取らせました。
確かに珠世を逃した事と、兄の巌勝が鬼になった事は、非難されても仕方ない部分はあります。
ただ、無惨を倒せなかった事については、縁壱は全く悪くありません。
他の者だったら死んでいただろう。
そう言いたい皆さんの気持ち、すごく分かります。
縁壱だからこそ、あそこまで無惨を追い詰めることができたのです。
自刃せよとは少し言い過ぎです。
でも、さすが縁壱だなと思いました。
他の鬼狩りに反抗することもなく、ただただ非難を受け止め、当時のお館様のことまで気にかけています。
それと、当時の炎柱。
彼だけは、縁壱を叱責する鬼狩りを止めていたりと、何かと中立な立場にいるようです。
それもそのはず。
当時の炎柱は、縁壱の辛さをよく知っています。
それに珠世がまだいるときに、当時の炎柱は巌勝のことを報告に来ています。
なので珠世を逃した時も、当時の炎柱はそこにいたのではないでしょうか。
この当時の炎柱。
めちゃくちゃいいやつの匂いがプンプンするので、早く顔や話をしているところを、見てみたいものです。
縁壱の苦悩
あまりに多くの辛い事が、縁壱の身に起こりました。
母が亡くなり家を出て、その先で出会った、うたとお腹の子供を無惨に奪われ。
そこから鬼狩りになり無惨と対峙するも、無惨を倒すことはできず。
実の兄は鬼になり、さらには鬼狩りからも追放される。
縁壱は、ずっと孤独だったのでしょう。
うたと出会い子供ができたときは、そこで静かに暮らすのが自分の運命だと思った。
でも、二人は無惨に奪われ、そこから先は無惨を倒すために生まれてきたのだと思った。
しかしそれも叶わず。
このことから縁壱が前に言った「何の価値もない男」という言葉に繋がっていったのでしょう。
そこを救ったのは、すみれという存在。
タイトルの無垢なる人というのは、縁壱ではなくすみれの事なのかもしれません。
炭治郎の祖先である炭吉ですら、縁壱に声を掛けてやることもできない状況。
そんな空気を壊したのが、無垢な子供のすみれでした。
すみれは抱っこしてほしいと縁壱に言い、縁壱は言われるがままにすみれを抱っこしました。
とても喜ぶすみれ。
ここで縁壱は、涙を流しています。
自分は何の価値もないと思っていた縁壱が、子供を抱っこしただけでこんなに喜んでもらえたことが、嬉しかったのではないでしょうか。
とても感動的なシーンです。
後継者
今回、私が心配していたすやこが現れてくれました。
そしてなんと、その背中にはもう一人の子供が!
これはおそらく男の子ですよね。
私は前に、すみれ以外に子供がいないと後継者をどうするのか。
そういった考察をしたことがあります。
でも今回、もう一人の子供の存在が明らかになったことで、その心配はなくなったようです。
おそらくすやこの背中にいる子供が、炭吉の次の後継者になっていくのでしょう。
そうして代々、ヒノカミ神楽と耳飾りが継承されていき、炭治郎の代まで繋がっていく事となった。
次回ももう少し、回想がありそうですかね?
炭治郎が目覚めるまでは、きりがいいところまで続くような?
ここからどのようにして炭吉に、縁壱がヒノカミ神楽と耳飾りを継承していくのか。
とても楽しみです。
まとめ的なもの
187話の後半は、涙涙の展開でしたね。
縁壱も炭吉も、すやこもすみれもみんな、良い人すぎます。
今まで出てきた人間の中でも、トップを争う人間味のあるいい人たち。
やっぱり無惨という存在は、いてはならない存在だなと、改めて思いました。
次週も回想が続きそうな気がするので、とても楽しみです。
まだまだしばらく回想で長引かせてほしいなと、こっそり考えています。
ということで、今回の考察は以上です。
それではまた♪