見たかった戦い
みなさんこんばんわ。いつもに増して活舌絶不調の人です。天気が悪いのが関係あるのでしょうか?ということで今回は「見たかった戦い」についてです。
漫画の中では描かれなかった、でも、この先もしかしたらどこかで描かれるかもしれない。そんな戦いについて、考えてみたいと思います。
とはいえ、そんなに数は多くないので、いろんなものを織り交ぜながらやっていこうと思います。まずはこの戦いから!
カナエ vs 童磨
まずは、この戦いではないでしょうか?回想でしか登場はしていませんが、胡蝶カナエは超人気のキャラクターです。
カナエさんについては、また別の動画でしっかりとまとめたいと思います。「人だけなく鬼も救いたい」という、優しい心を持っていた彼女。これは炭治郎と同じマインドで、ここがしのぶと炭治郎の出会いの、深い部分にも繋がっていきます。
炭治郎は鬼を哀れに思っていましたが、鬼殺隊に入った一番の理由は「禰豆子を人間に戻すため」というもの。なので、鬼と仲良くしたいとも思っていたカナエは、炭治郎以上に聖人だったと思います。
「姉さんはしのぶの笑った顔が好きだなあ」
「きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫」
こんな名言からも、カナエの人柄の良さが伺えます。カナエの言葉は多くありませんが、今の時代に生きる人にとって、とても突き刺さる言葉なのではないでしょうか。理屈ではなく、感性で物事をとらえるタイプ。それが、カナエさんという人物です。
そんなカナエさんが、亡くなる事となってしまう対童磨戦。この戦いは、しのぶの回想の中でのみ描かれており、どういった戦いだったのかについては、詳しく描かれていません。
ここで一つ気になることがあります。それは、カナエがしのぶに、童磨の血鬼術について伝えていなかったということ。
童磨の血鬼術は、自らの血を凍らせることで冷気を操るというもの。これは血鬼術の中でもトップクラスの能力で、特に自身と能力が変わらない分身を作り出す能力は、チートすぎる能力です。
そして、これを喰らってしまうと人間は死が確定してしまう、粉凍りという技。粉凍りは、凍らせた血を霧状にして散布し、吸った者の肺胞を凍らせ壊死させる技。
粉凍りは目に見えにくいため、初見では対応が難しい技でしょう。肺を使う呼吸で、身体能力をブーストする鬼殺隊士にとって致命的な技な上に、生命の危機にも直結する、とても凶悪な技です
この技を、カナエは喰らってしまったのか?僕の予想では、喰らってしまったのではないかと思います。
しのぶも知らなかった童磨のこの能力ですから、カナエの時代も情報はほとんどなかったはず。初見ならほぼ確実に、喰らっていたはずです。そして、しのぶと同じように呼吸もままならなくなり、追い詰められてしまったと。
とはいえ、童磨が本気を出してしまえば、粉凍りを喰らっていなくても、カナエに勝ち目はなさそうな気がします。カナエは花柱だったとはいえ、童磨に勝てるとは思えないというのが、僕の正直な感想です。
せめて不死川がいてくれたら…。このタッグも、見てみたかったものです。外伝とかであるといいですね。
そして、カナエが童磨の能力に気づいていたとして、しのぶにそれを伝えなかったのは何故なのか。
もちろん「能力の真相に気づいていなかった」という説もあります。しかし柱ともなれば、呼吸法のレベルは高く、肺に何かをされたという事には、間違いなく気づいていたでしょう。
なので僕の予想では、カナエも童磨の能力に、ある程度は気づいていたのではないかと。でも、それをしのぶに伝えなかったのは、カナエはしのぶに戦ってほしいと思っていなかったから。
しのぶには、鬼殺隊を辞めてほしいと思っていたカナエ。それは、妹のしのぶを想ってのこと。しのぶの能力には限界があり、上弦と対峙しても勝てないと知っていたカナエ。だからこそ、しのぶには鬼殺隊を辞めて、ずっと生きていてほしかった。
でも、しのぶがそんな簡単に言う事を聞いてくれる妹ではないことも、カナエは分かっていたのでしょう。
「頭から血をかぶったような鬼だった」
そう言い残し、カナエは息を引き取りました。しのぶが到着したころには、カナエは瀕死の状態で、能力の詳細までは伝える余力がなかったとも見ることができます。
こういった細かい部分も含めて、どこかでカナエと童磨の戦いが見れたらいいなと思います。それが一番考えられるのは、やはり劇場版でしょうか。
しのぶと童磨、カナヲ&伊之助と童磨の戦い。ここにカナエと童磨の戦いも深堀りすることで、物語に深みが出る。そして、ボリューム的にもいい感じになるのではないかと。もちろんアニメでもいいとは思います。
カナエと童磨の戦いは回想ですので、そんなに詳細に描かれることはないと思います。それに、カナエが負けちゃうシーンというのも、見るに堪えられないかもしれない。とても難しいところですが、ここは製作者さんに期待しましょう。
鱗滝 vs 手鬼
この戦いも見てみたい。鱗滝さんの若い頃、戦っている姿が見てみたい。ここはアニメで通過済みなので、見れるとしたら元柱の外伝やゲームでしょう。とはいえ手鬼は瞬殺されてそうなので、そこまで深い戦いとはならなさそうです。
鱗滝さんが手鬼を殺さずに、山まで連れて行ってる姿も、少し興味はありますよね。元柱といえば、煉獄槇寿郎・桑島慈悟郎あたりも気になります。ゲームで使えたら面白そう。
宇髄兄弟対決
これは、原作では無かった話です。理想は天元の弟が新上弦の伍となり、天元と戦うというのが僕の理想でした。しかし、それは幻の戦いとなりました。
天元は、自分の父と弟を殺すことはできなかったそうなので、結局一族がどうなったのかは不明です。天元と弟の戦いは見られませんでしたが、忍者時代の過去については、外伝で確実に触れられるところでしょう。
天元と姉弟たちとの殺し合い。三人の妻との出会いや、三人の妻に救われた天元。そして趣味の、妻との温泉巡り。そのあたりに期待!
炭十郎 vs 無惨
ここからは、ちょっと視点を変えてみます。あったらどうなってたのか戦い。まず、炭十郎と無惨の戦い。炭治郎の父・炭十郎が生きていて、そこに鬼舞辻無惨が現れていたら。
さすがに、炭十郎が無惨に勝つという事はないでしょう。日の呼吸っぽいものを使えていたとはいえ、炭十郎は日輪刀を持っていなかったでしょうし、あまりにもレベル差がありすぎる。しかし、家族は守っていたような気がする。
せめて炭十郎が時間稼ぎをして…
家族を逃がす時間を…
そして炭十郎が鬼に…?
なんてことはないかな。
もしも炭十郎がヒノカミ神楽の呼吸を使い、それを無惨が日の呼吸と気づいた時、無惨はどんな顔をしたのでしょうか。それもちょっと面白そう。
結局は、炭十郎が無惨を倒せたとは思えないですし、逃げた家族もどうなっていたかは分かりません。それに、禰豆子が鬼にならなければ、最後まで炭治郎は生きていなかったでしょう。なんとも面白い。
最終選別
他にも、錆兎・真菰・義勇の最終選別なんかも、どこかで見れたら面白いですよね。あとは、各柱の最終選別とかすごく興味があります。悲鳴嶼さんとか、最初からあの日輪刀だったんでしょうか?
悲鳴嶼さんクラスなら、楽勝で選別はクリアできそうなものです。あとは、無一郎なんかも最終選別を受けているとするなら、楽勝でクリアしたのでしょう。
でも、そうだとするなら手鬼は、強い者から逃げ回っていたのでしょうか?無一郎クラスがいたなら、手鬼は軽く倒せてしまいそうですよね。
やっぱり明らかに強い者は、最終選別を免除されていたのでしょうか?そのあたりは、知る限りハッキリしていなかったはずですが、このまま何も触れられずに終わっていきそうです。
亡くなった人
これまた夢物語ですが、亡くなった人たちが覚醒していたらどうなっていたのか。想像するだけでも楽しいですよね。
煉獄さんに痣が出ていたら。煉獄さんが痣と透き通る世界、そして赫刀を手にしていたら。最終決戦にいたら、どこまで強くなれていたのか。猗窩座との再戦も面白いかも。
他にも、宇髄天元に痣が出ていたら…などなど。無一郎も最終決戦にいて、炭治郎と共闘してほしかったですよね。せっかく仲良くなれた二人だったのに、本当に惜しい。
その分伊黒さんが活躍をしてくれたので、見応えはありましたが。伊黒さんといえば、蜜璃と一緒に任務をこなす話などあれば、すごく盛り上がること間違いなし。妄想は膨らみます。
まとめ的なもの
他にも個人的に興味があるのは、悲鳴嶼行冥対上弦の戦い。鬼殺隊最強が各上弦と戦ったらどうなるのか。非常に興味があります。
黒死牟はタイマンでは勝てなかったとして、童磨はどうなのか。猗窩座はどうなのか。他の上弦は?これまた一考の余地がありそうです。
みなさんは、どんな戦いが見てみたかったでしょうか?今後ゲームなどで再現は可能になるはずですが、オリジナルストーリーなんかも期待できますよね。
ぜひ何かあれば、コメント欄で教えてくださいね。ということで、今回はこのあたりで♪
余談
先日、鬼滅の刃の炎上について取り上げてみました。ああいった動画を出すと、やはりいくつかに意見は分かれるものです。
僕はこういった意見が分かれる時、どちらか側に完全に立って、他の意見と対立するというような事はしません。めんどくさいからです。
覚えたての用語を使わせていただくと、ディベート、いろんな意見の立場にも立てるし、完全にそこにはいない状態を作りだします。
そうすることで、もし反対意見で責めてこられても「あぁ誰か責められてる」「分かる分かる」と逃げることができます。
これは個人的に柔軟性と捉えていますが、ネガティブな人から見れば、整合性がない、一貫性がないと批判をされるでしょう。でも、それはしんどいのです。
意見なんてコロコロ変わるし、時代によって変化していくもの。僕はそう考えます。いつまでも過去に縛られて、過去の印象でしか人を見れないような人間にはなりたくない。僕はこういう人が嫌いです。
お前は昔からこうだから、今もこうだと言う人。いや、いつの話をしているんだ。変わっていってるんだぞ。そう言いたい。とまぁ、最近は自己啓発的な、怪しい余談を繰り広げているのですが、見てくれて、意見をしてくれる人がいて嬉しいです。
僕はカナエさんと同じく、感覚的に物事をとらえることはできますが、それをハッキリとした仕組みや言葉で話すほどの知識はありません。
多分今回のような話でも、ディベートじゃなくて、きちんと当てはまる言葉があるのでしょう。まぁ、知らないから今はどうでもいいです!ということで、今回は以上となります。また次回の動画で。さようなら!