猪野琢磨のプロフィール
名前 | 猪野琢真(いの たくま) |
年齢 | 21歳 |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校 |
高専入学方法 | 家系 |
等級 | 2級呪術師 |
趣味・特技 | 飲み会 |
好きな食べ物 | アジフライ |
嫌いな食べ物 | 酢の物 |
ストレス | 無し |
CV | 林勇(はやし ゆう) |
生得術式 | 来訪瑞獣(らいほうずいじゅう) |
呪術高専東京校に所属する2級呪術師。術式の関係で常にニット帽をかぶっている。先輩の七海建人を非常に尊敬しており、腕時計をおさがりで貰えないかと狙っている。
七海いわく、猪野の術式ならすぐに準1級にはなれるとのこと。しかし、猪野は七海の推薦で等級を上げることにこだわる。理由は「筋を通すため」。七海に認められずして筋は通らないと猪野は話す。
呪術廻戦0巻で、夏油傑の百鬼夜行に対抗するため、夜蛾が招集した呪術師の一人として参戦。劇場版・呪術廻戦0では、新宿で夏油の放った呪霊と交戦。しかし、七海が京都へ向かい猪野と離れたため、いいところを見せられずに露骨にめんどくさがる様子を見せた。
渋谷事変ではオガミ婆と孫と対峙。オガミ婆の降霊術で降ろされた禪院甚爾(伏黒甚爾)を目の前にするも、手も足も出ず重傷を負う。その後、家入硝子の治療により一命をとりとめた。
術式『来訪瑞獣
(らいほうずいじゅう)』
顔を隠すことで使用可能な術式。ニット帽を深く被ることで、目出し帽として顔を覆う。自らを霊媒とし、4種の架空の瑞獣(霊獣)を降ろすことのできる降霊術。それぞれ特異な能力を使用可能となる。
一番・獬豸(カイチ)
獬豸を降ろすことで、追尾機能を備えたドリル型のホーミング弾を放てるようになる。その威力は人間の腕を吹き飛ばし、呪術廻戦0では大型の呪霊を一撃で粉砕していた。
獬豸とは
中国に伝わる伝説上の生物。麒麟に似た一角を持つ一角獣。人の善悪を理解する力に長けている。紛争において、悪人を一角で刺し貫く瑞獣。古代中国では、法律に携わる役人は獬豸が飾られた帽子をかぶっていた。獬豸は日本の狛犬の起源ともされている。
二番・霊亀(レイキ)
霊亀を降ろすことで、呪力の水を体に纏うことができるようになる。呪力の水は防御に使えるほか、足に纏って滑るような高速移動が可能。
霊亀とは
中国神話に伝わる伝説上の生物。亀は千年以上生きると強大な霊力を発揮し、未来の吉凶を予知できたという。霊亀も千年以上生きた亀が強大な霊力を得たことで、変異・巨大化したのではないかと言われている。
三番・麒麟(キリン)
麒麟を降ろすことで、脳内麻薬を分泌し痛覚をオフにすることができる。使用後はしばらく動けなくなる。
麒麟とは
麒麟とは、中国神話に伝わる伝説上の生物。顔は龍、牛の尾と馬の蹄を持つ。古くは一本角、もしくは角のない姿がみられた。後世では二本角・三本角で描かれている例もある。麒麟ビールのラベルに描かれていることで、日本人にも馴染みが深い。
足元の虫や、植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌う。神聖な幻の動物と考えられており、動物を捕らえるための罠にかけることはできない。麒麟を傷つけたり死骸に出くわしたりすることは、非常に不吉なこととされる。
四番・竜(リュウ)
竜の能力については詳細不明。禪院甚爾に向けて使用を試みるも、先に倒されてしまったため不発で終わっている。竜を目にして生きのびた者はいない(本人談)。
竜とは
様々な場所で言い伝えられる伝説上の生物。中国では皇帝のシンボルとして扱われた。4本の足・2本の角を持ち、口元にはひげをたくわえ、喉元には逆鱗がある。竜は啼き声によって雷雲や嵐を呼ぶ。また、竜巻となって天空を自在に飛翔する。
日本の竜においては、元々あった自然を神として崇拝する信仰と、中国の竜が融合して生まれたとされる。初代天皇の神武天皇は、竜の腹から生まれたと言い伝えられている。八岐大蛇や西洋のドラゴンなども、巨大な爬虫類として同種とみなす場合もある。
これからの猪野琢真に期待
猪野琢真の術式は、三番の麒麟と四番の竜が未だ詳細に描かれていない。禪院甚爾にボコボコにやられるも、家入硝子の治療により一命をとりとめた猪野。これから先の戦いで、術式が全て描かれる可能性は十分にある。
竜については「目にして生きのびた者はいない」と本人が語っており、相当に強力な能力だと思われる。ただ、強力だからこその代償もあるはず。麒麟はしばらく体が動かせなくなる。竜はそれ以上の代償かもしれない。