オガミ婆(おがみばば)と孫
渋谷事変にて、術師が入れない帳を守る一人。年齢は87歳。他者に姿を変える術式で、暗殺を生業としていた。五条悟の爆誕以降、呪詛師としての活動が制限される。再び自由に活動するため五条悟の封印に賛同し、夏油一味と手を組んだ。
オガミ婆は男性アイドル事務所の『Jr.ファンクラブ』に入会するほどのドルオタ。襟には「ジョニーズ・城山智一」、背中には「JJ」のロゴが書かれた法被をまとっている。
城山智一とは、ジャニーズ・TOKIOのメンバーの名前の、一文字ずつを集めて作られた名前。城は城島茂、智は長瀬智也、一は国分太一。ドラムの松岡昌宏がいないのは謎。
アニメの放送日はジャニーズ問題の真っ最中だったため、法被からジョニーズ・城山智一の文字が消されるという事態が起きた。
孫と呼ぶ人物を連れているが、実は血の繋がりはない。幼い頃にさらった子を、血縁として偽り育てたという経緯がある。孫の本名は不明。後述する術式のため孫は何人もいる模様。
術式 『降霊術(こうれいじゅつ)』
死者の霊魂(正しくは情報)を、自分または他者に憑依させる術式。降霊対象の体の一部を、経口摂取することが憑依の条件。憑依のための詠唱には時間が掛かるため、孫がその間の時間稼ぎを担う。
降霊できるのは肉体と魂の二つがあり、それぞれ別で降ろすことができる。オガミ婆は暴走などの不慮の事故を防ぐため、基本的に肉体の情報しか降ろさない。渋谷事変では禪院甚爾の肉体を孫に降ろし、これが裏目に出てしまう。
オガミ婆の最後
オガミ婆は不慮の事故を防ぐため、魂の降霊は行わないようにしていた。今回は禪院甚爾(伏黒甚爾)の肉体の情報だけを孫に降霊。
常人なら問題ないはずだったが、甚爾だけは違った。天与呪縛のフィジカルギフテッド。呪力を全く持たない代わりに、強化された肉体を持って生まれた甚爾。彼の特別な肉体は、孫の魂に打ち勝った。そして完全に孫の体を乗っ取ってしまう。
術師を殺せと命令されたことに苛立ちを覚えていた甚爾は、「術師は殺せか、テメェも術師だろ」と言いオガミ婆を殴殺。
【アニメ呪術廻戦】禪院甚爾(伏黒甚爾)復活!悲しき過去・天与呪縛のフィジカルギフテッドの全貌|シーズン2・エピソード11 - 35話
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