広告 未分類

【約束のネバーランド 139】アイシェの出生を見て思うこと|約ネバ考察【ネバラン ネタバレ】

2019年6月24日

約束のネバーランド139話考察

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「約ネバ・139話」についてです。

138話もそうでしたが、139話もラストが衝撃的すぎました。

まさかあの子が…。

そこについてはひとまず置いといて、まずは気になるアイシェから深掘りしていきます。

それではどうぞ♪

アイシェの出生

少し面白かったのが、鬼の世界にも工場のラインのようなものがあったことです。

でも、中身が笑えない物で、廃棄処分の赤ん坊が流れています。

どうやらここでは、不揃いの赤ん坊は捨ててしまうのだそう。野菜のような扱いですね。

しかし、鬼は少し贅沢すぎないでしょうか。飢餓に苦しむなら不揃いでも食べないと…。

食べないとって言うのもおかしな話ですが…。

どうやって廃棄しているのかは考えたくないところですが、そこにアイシェも流れてきたようです。

つまりアイシェは農園で産まれ、不揃いとして廃棄ラインに流れてきたということになります。

ここは「ある農園」とのことですが、量産農園ではなさそうですよね?

量産農園の子供は、言葉も話さず意思も持っていないと、過去にソンジュが言っていました。

それに、ここで流れている子供は量産農園の子供のような感じはしないので、おそらくアイシェは高級農園で産まれたのでしょう。

もしくは、ラムダの系列という可能性もあります。ただ、今の情報では場所の特定までは難しそうです。

そして、この農園の職員によってアイシェは拾われました。盗まれたというほうが正しいのかもしれません。

アイシェの父となる農園の職員は、自分の顔にコンプレックスがありました。

そして流れてきたアイシェも、職員の顔と同じ部分に痣のような物があります。

アイシェを見た職員は、自分と同じ境遇で捨てられてしまうアイシェを、自分のことのように感じたようです。

そしてアイシェを盗みました。

この職員は、一瞬アイシェを食おうか迷っています。しかし、赤ん坊であるアイシェを見てそれをやめました。

自身と同じコンプレックス。自分だと思った人間を、食えない鬼。

職員はアイシェに対し「犬だと思えばいいか」と言い、ごまかしています。

更に職員は農園を辞め、森の奥へ隠れました。

そして、そこでアイシェを育てていくうちに、どうやら人間への愛に目覚めたようです。

職員の顔の呪いは、アイシェへの愛情によって解かれました。そして、2人とも幸せだったようです。

ここで私が感じたのは、鬼にも人間への愛情が芽生えるということです。

そしてその愛情は、鬼の食欲を抑えることもできたようです。

おそらく職員は農園を辞めてから、人間の肉を満足に買えていなかったのではないでしょうか。

農園で働きお金を稼いで、人間の肉を買っていたと思われるからです。

それでもアイシェとの幸せを優先した鬼。こんな鬼、初めて出てきましたよね。

このアイシェと鬼の関係性から、人間と鬼が共存する未来もありえると、今回私は感じました。

勘違い

このシーンも衝撃的でした。

ここでアイシェがシスロにおびえていた理由が明らかになりましたね。

父を殺され、鬼の言葉で「殺してやる」と言うアイシェ。

ですがノーマン達はアイシェの言葉を解らず、鬼に飼われていた哀れな娘を、助けた気になっていました。

これがとんだ勘違いでした。

ノーマン達は、ただ幸せな家庭をぶち壊しにしただけでした。

他人の家に勝手に上がり込み、父親を殺し、娘を誘拐したようなものです。

ノーマン達は人助けの気持ちでやったことなのですが、結果としてはそうなります。

これはアイシェが可哀想ですよね。

アイシェは廃棄処分となる身だった子供です。そこを結果として職員に救われ、大きくなるまで育ててもらいました。

アイシェも職員のことを「父さん」と呼び、慕っていたと思います。

これはノーマン達が恨まれても仕方ないと思います…。

かといって、アイシェがノーマン達に仇討ちするのも避けたいところです。

アイシェは、今は生きるために仕方なくアジトにいるようですが、チャンスがあれば仇討ちしたいと考えているようです。

そこでアイシェは、ドンとギルダに質問をしました。なぜムジカやソンジュを殺さず、逃がしたいのか。

他とは違う

アイシェは、ドンとギルダが他の人間と違うということを見抜き、疑問に思っています。

そこでドンとギルダが言ったのは、自分達も鬼は憎いけど、ソンジュとムジカは命の恩人だから殺したくないということ、エマのことについても触れました。

そして、アイシェが刺客なら、ムジカとソンジュを自分達が守ろうとしていたことも伝えました。

しかし、アイシェが言ったのは「自分はそんな命令を受けていない」ということです。

それを聞いて安心するドンとギルダ。

アイシェは

「むしろ私はあんた達が…」

と何か言いかけています。

これは予想ですが「あんた達が邪血を殺そうとしたなら、私が阻止した」といったようなことを言いたかったのではないでしょうか。

もしくは殺そうと…。

そこで、ノーマンがちゃんと「保護」で考えてくれていたことに、泣いて喜ぶドンとギルダ。

唖然とするアイシェ。そしてアイシェは、ドンとギルダに興味を持ち始めたような表情も見せました。

私がここで感じたのは、アイシェの恨みは、ドンとギルダ、エマ達によって解かれるのではないかという期待です。

今すぐにでも、エマとアイシェに会ってほしい。そう感じました。

エマの懸念

130話でエマの言った、恐怖と憎しみという言葉。

エマは、鬼の絶滅により、どれだけの恐怖や憎しみが生まれるのか、そこを懸念していました。

今回鬼の父を殺されたアイシェにも、憎しみという感情が生まれています。

それに、アイシェの父である鬼は、悪い鬼ではなかったはずです。

これは一つの例に過ぎませんが、鬼の絶滅計画が進めば、もっともっと憎しみや恐怖が生まれるでしょう。

今回のアイシェの父を見てみると、やはり全ての鬼は殺さずに話し合う場も必要なのではないかと、私は思います。

あと、ノーマンはアイシェに謝らなければならない立場ですね(;´Д`)

ここも何とかして和解してほしいところです。

まとめ的なもの

今回はアイシェまでにしておきます。

この先は2ページしかありませんが、語ることも多くなりそうです。

まさかのノーマン…。まさかのハヤト…。まさかの…。

それではまた…。

-未分類

目次