鬼滅の刃

【鬼滅の刃】お館様まとめ【きめつのやいば ネタバレ】考察

2019年9月27日

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みなさんこんにちわ。ここなです。

今回の記事は「お館様」についてです。

お館様こと「産屋敷耀哉」

今回は彼の生涯について、まとめてみたいと思います。

記事の内容は、コミックス2巻~16巻の内容となります。

それではどうぞ♪

初登場

お館様が最初に姿を現したのは、コミックス2巻、炭治郎たちが最終選別を通過した際、鴉の伝令でそれを聞いたときでした。

最終選別を通過したのは4人だったはずですが、ここでお館様は「5人」と言っています。

ここには伊之助も含まれていたようです。

義勇としのぶに十二鬼月の討伐を命じたときは、顔の下半分までが登場しています。

お館様は、鬼殺隊の剣士のことを「こども」と呼びました。

そして、実質の初登場となるのは、コミックス6巻、柱合会議のときでした。

炭治郎と実弥が争っている中、彼は現れました。

額から目にかけて病気のような痣があり、すでに目は失明しているようです。

お館様の前では、気性の荒い実弥や、何事にも無関心の無一郎ですら、ひざまずいています。

能力

お館様の能力の一つに、「f分の1ゆらぎ」というものがあります。

彼の声音・動作の律動は、話す相手を心地よくさせるそうです。

これには動作も含まれていることから、単純に声だけの性質というわけではなく、彼の全てが人に影響を与えているのだと思います。

大衆を動かす力を持つ者は、この力を備えていることが多いと言います。

ただ、この能力だけで鬼殺隊をまとめているワケではありません。

一番は、やはりお館様が人格者だということです。

それは、作中の行動や立ち振る舞いからも、察することができます。

杏寿郎

杏寿郎の訃報を受けたお館様。

200人の乗客を守り切った杏寿郎を、お館様は凄い子だと認めました。

そして、杏寿郎が亡くなったことを「寂しくない」と言います。

自分が長くないことを知っているお館様は、杏寿郎たちのいる黄泉の国へ行き、そこで再び会えると信じています。

天元

まだ、痣が少ない頃のお話。

天元の生き方が辛いものであると、お館様は知っています。

天元は、幼少期から忍としての価値観を父に叩き込まれてきました。

幼少期に形成された価値観というのは、そんな簡単に変わるものではありません。

そして、その価値観を否定しながら戦う天元を、お館様は認めています。

天元は鬼殺隊に入り、矛盾や葛藤という人間らしさを感じることができました。

その環境を作ってくれたお館様に対し、天元は感謝しています。

病状

天元や炭治郎たちが、上弦を倒したことを知るお館様。

お館様は、生きている間に時代の変化を感じることができました。

炭治郎や禰豆子、善逸・伊之助がいなければ、堕姫と妓夫太郎は倒せていなかったでしょう。

お館様が禰豆子を生かした判断は、正解だったと証明されました。

柱合会議では目の辺りまでだった痣は、口元、首や手にまで広がり、病状はかなり悪化している様子です。

それでも、お館様は嬉しかったでしょう。

100年変わらなかった状況が変わった瞬間。

その波紋は広がり、鬼舞辻の首まで届く。

そうお館様は確信しています。

無一郎

無一郎が鬼に襲われ負傷した時、それを救ったのはお館様の妻であるあまねと、その子供達でした。

無一郎は日の呼吸の剣士の末裔だという事もあり、お館様にスカウトされていました。

体が悪いお館様に代わり、スカウトを行っていたのがあまねです。

あまねは、無一郎の家にずっと通い続けていたそうです。

そこでたまたま、負傷している無一郎たちを発見したのでしょう。

そして、無一郎は治療を受け何とか回復し、柱まで上り詰めています。

「杓子定規に物を考えてはいけないよ」

お館様は無一郎にそう言いました。

杓子定規という言葉は、謝った基準で物事を判断し、融通がきかない様を表す言葉です。

そして、お館様は信じていました。

無一郎が記憶を取り戻し、真に強くなることを。

蜜璃

蜜璃は、怪力・大食い・髪色が原因で、見合いが破談になったことがあります。

そのときから髪を黒く染め、怪力や大食いということを隠すようになりました。

そうすることで、結婚したいと言う男が現れます。

しかし、蜜璃はずっと疑問を感じていました。

本当の自分を隠して生きるということに。

そして、鬼殺隊に入ることを決めました。

そこでお館様は蜜璃のことを、

「神様から特別に愛された人」

と称しています。

本当の自分を認めてもらえた蜜璃は、お館様と鬼殺隊という場所によって救われました。

末期

お館様の病状は、柱合会議に出られないほど悪化していました。

そして、今後皆の前に姿を現すことができなくなってしまったと、あまねは言いました。

ここが実質、柱達とお館様の別れ。

あとは死が待っています。

そして、お館様の使いである鴉が、珠世の元を訪れました。

この鴉は、ずっと珠世を探していたようです。

珠世を見つけた頃にはお館様の病状は悪化。

お館様は動けなくなっています。

お館様の使いは、鬼舞辻無惨を倒すため協力してほしいと、珠世に言いました。

行冥

悲鳴嶼行冥は、過去にお館様に命を救われています。

人殺しという罪を着せられ処刑されそうだったところを、お館様によって救い出されました。

お館様は行冥を見て、人殺しをするような人間ではないということを、感じ取ったのだと思います。

この頃のお館様は14歳。

まだ顔の痣はありません。

行冥はこのとき18歳です。

「あの方はいつも、その時人が欲しくてやまない言葉を、かけてくださる人だった」

行冥はそう言いました。

「君は人殺しではない」

そうお館様に言われた行冥は、心底救われた気持ちになったでしょう。

そして、お館様は死ぬ間際、自分を囮にして無惨の頸を取ってほしいと行冥に頼みました。

「5日以内に無惨が来る」

お館様には、特殊な声やカリスマ性に加え、先見の明と言われる力がありました。

そしてそれは的中し、お館様の前に無惨が現れます。

無惨

お館様の予想通り、突如屋敷に現れた無惨。

二人はこれが初対面です。

お館様は、無惨のことを同じ血筋だと言いました。

それはずっと過去のお話。

元を辿れば同じ血筋だということです。

この血筋に関することなのですが、16巻掲載のボツになった扉絵から、過去に無惨とお館様の先祖は双子だったのではないかと、私は予想しています。

そして、無惨を生みだしてしまったことが、産屋敷一族の呪いの元凶であることも、お館様は語っています。

この時、お館様との話の途中で、無惨は奇妙な感覚を覚えています。

長年の敵である一族を目の前にして、憎しみの感情が湧かず、安堵感まで感じています。

これもお館様の声によるモノなのでしょうか。

お館様は、無惨が不滅を夢見ていることを言い当て、本当の不滅・永遠とは何か語りました。

「永遠というのは人の想い」

そうお館様は言いました。

確かに、大切な命を奪った者を許さないという想いを受け継ぎ、鬼殺隊は千年続いてきました。

そして、無惨は誰にも許されることなく虎の尾を踏み、龍の逆鱗に触れているとお館様は言いました。

それは柱達や炭治郎、その他の隊士も含む、無惨が生みだした鬼によって家族や友を殺された者たちのことです。

お館様は、人の想いこそ永遠であると信じています。

そして、それは自分が死んだところで消えはしない。

そう信じています。

無惨にはそれが無い。

お館様は見抜いています。

無惨には、想いで繋がっている者はいません。

「無惨が死ねば全ての鬼が滅ぶ」

お館様はそうも言っています。

無惨の反応からして、それは当たっているのでしょう。

そして最後にお館様は、

「ありがとう、無惨」

と言いました。

最後まで話を聞いてくれた事に対してです。

無惨が殺そうと思えば、すぐに全員殺せていたでしょう。

しかし、何故か無惨はそれをせず、話を最後まで聞きました。

それはお館様の声によるものなのか、もしくは、同じ血筋という事から何かを感じていたのか。

その「どちらも」だったのかもしれません。

最期

お館様の最期。

それは、大量に仕込まれた爆薬で、家族もろとも吹き飛ばすというものでした。

これには無惨も驚いています。

深手を負う無惨ですが、すぐに回復していきます。

しかし、これは無惨を倒すための自爆ではありませんでした。

この後の珠世・行冥の攻撃に繋げるお館様の、自身を使った囮作戦だったのです。

その想いを繋ぎ、珠世・行冥が攻撃を仕掛けます。

それぞれの想い

お館様の元へ向かっていた柱と炭治郎。

途中で爆発が起きてしまいます。

この時だけはいつも冷静な小芭内すらも、動揺の色を隠せていません。

そして、それぞれが技を繰り出そうとした瞬間、全員無限城に落とされてしまいました。

この中で、お館様の死を特に悲しんでいたのは、無一郎・行冥・実弥でした。

実弥は涙を流しています。

鬼殺隊のみんなが、お館様を慕っていました。

悲しいことではありますが、隊士たちは前に進まなければなりません。

それが、お館様への弔い。

想いを繋ぐという事になります。

まとめ的なもの

産屋敷耀哉。

享年23歳。

最高の男でした。

お館様は、病の進行により動けなくなるまで、無くなった隊士の墓参りを一日も欠かさなかったそうです。

お館様と共に命をかけた、あまねや子供達もまた、素晴らしい人でした。

お館様の代で、100年変わらなかった状況を変えることができた。

それがせめてもの救い。

お館様にはまだ3人の子供が残されていますので、その子供達もお館様の想いを継いでいくことでしょう。

以上、産屋敷耀哉こと、お館様についてでした!

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