鬼滅の刃 160話考察
こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「鬼滅の刃・160話」についてです。
前回に引き続き、伊之助と会ったことがあると言う童磨。
今回分かったのですが、本当に会っていたのですね。
しかし、伊之助はまだ赤ん坊だったから、覚えているはずもなく…。
童磨の一方的な知り合い宣言のようにも取れます笑
ということで、今回焦点を当てるのは「童磨は悪なのか」という点についてです。それではどうぞ♪
童磨
童磨は、伊之助の母・琴葉を保護しました。
琴葉は旦那に毎日殴られ、姑にも毎日いじめられ、耐えがたい生活を送っていたそうです。
そこを童磨は保護し、殴られて原型を留めていなかった顔も手当てしました。
ここまで聞くと、なんだかいい話に聞こえますよね。
ここで話を聞かずに切りかかる伊之助のほうが、常識がないようにも思えます。
それに童磨としては、琴葉を寿命が尽きるまで、食べないつもりだったとのことです。もちろん伊之助もでしょう。
しかし、勘のいい琴葉は童磨が信者を食べていることに気付き、伊之助を連れて逃げ出してしまいました。
童磨としては、琴葉に罵られ説明しても聞かなかったと言っていますが、ここはどうなんでしょうか?
童磨が上手く人に説明できるとは思えません。
そもそも、琴葉としても子供を守るために必死になるのは、当たり前の話です。
最終的に童磨は琴葉を殺し、食べてしまいました。考えてみると、やはり童磨は悪のような気がします。
鬼だしね…と言われてしまえばそこまでなのですが、最終的に殺す必要も食べる必要もなかったでしょう。
ただ、これは人間こそが正義という考え方なら、童磨は悪となるという意味です。
私達は人間だから、人間が正義と感じますが、私達が鬼側ならどうなのでしょうね?
ただ、どちらにせよ童磨の悪いところは、余計なことを言うところです…笑
最後に琴葉の人生を
「何の意味もない人生だった」
と言っています。これは言ったらだめなやつ。
伊之助がキレるのも無理はありません。
こういうことを平気で言えるあたり、とても「いい鬼」とは言えないですね。
まとめ的なもの
今回、伊之助はしのぶに感じていたものが、母親の「ゆびきりげんまんの歌」からくるものだということに気付きました。
そして、しのぶと伊之助の母である琴葉は、童磨によって食べられてしまいました。
本当に奇跡のような巡り合わせですね。
しかし、ここからが問題で、怒りに震えた状態になったとて、伊之助が童磨に勝てるとは思えません。
カナヲにしてもそうです。
やはり痣の発現が求められるところですが、もうひとつ、無さそうでもしかしたら有るかも的な展開があります。
それは、童磨の中のしのぶと琴葉が共鳴し、何かしらの暴走のようなことを引き起こすことです。
琴葉はないにしても、しのぶは何かしらの仕込みを入れているようなので、そこが発動する可能性が高いですね。
それが無ければ、救援以外に勝ち目は無さそうです。
どんな展開を見せてくれるのか、来週も楽しみです♪