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【約束のネバーランド】ムジカの想い|約ネバ考察【約束のネバーランド ネタバレ】

2019年3月20日

【約束のネバーランド】ムジカの過去から考えるムジカの想い|邪血の少女|旅の目的|ムジカの罪【約ネバ】※ネタバレ注意


こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「ムジカの想い」についてです。

ムジカの過去が少し出てきたことで、一度ムジカの想いについて考えてみたいと思います。


分かっていること

現状分かっていることは、ムジカとソンジュ、赤い馬のような鬼が、一緒に旅をしているということです。

その旅の目的は分かっていません。

ムジカは、エマを見つけたとき食用児と分かった時点で農園に突き出すと言っていました。

つまり最初ムジカは、人間に対して何の感情も無かったということです。ソンジュは、人間が約束を壊すことに期待し、エマ達を助けました。

そして、ムジカの過去についても、少し明らかになりました。

鬼を退化させないようにできる血を持っており、飢餓寸前の村を復興させ救世主と呼ばれていました。

しかし、ムジカの血を飲んだ鬼達は、王家や五摂家により食べられてしまいました。大まかに言うとこれくらいです。

では一つずつ見ていきましょう。


旅の目的

ムジカとソンジュの旅の目的は何なのでしょうか。

考えられるのは、ノーマンの言ったように王家や五摂家、ラートリー家から逃げているということが考えられます。

そこで少し気になるのは、ムジカがエマ達を「農園に突き出せば」と言っていた点です。

お尋ね者であるにも関わらず、そんなことができるのでしょうか。農園に知り合いのバイヤーがいるのでしょうか。

普通に考えたら、見つかった時点で王家や五摂家に報告がいくかと思います。

ノーマンは、邪血の少女は死んだという記録を見たと言っていたので、もしかすると王家や五摂家、ラートリー家以外は、ムジカやソンジュの存在すら知らないのかもしれないですね。

とするとムジカとソンジュは、王家や五摂家、ラートリー家だけに見つからないように旅をしているといった感じなのでしょう。

ただ、グレイスフィールドの追っ手をソンジュが始末するときに、鬼から「お前は…!」と言われているので、一部の鬼は知っている可能性もあります。

レイを救い出す時に見つかった鬼かもしれないので、そこは定かではありません。


人間に対して

ムジカは、昔鬼の飢餓を助ける救世主と呼ばれていました。なので、鬼の中でも平民には敵意は持っていないことは確かです。

王家や五摂家、ラートリー家に対しては、憎悪の念をいだいているかもしれません。

それでは人間に対してはどうでしょうか。

ラートリー家も人間ですが、良くは思っていないでしょう。では食用児はというと、私の推測では、ただ食べられる存在としか思っていなかったと思います。

なので農園に突き出すという言い方をしたのだと思います。でも、それはエマと出会って変わったようです。

エマと出会えて話ができて良かった、友達になれて良かったと、ムジカは言っています。

エマ達の家族を想う気持ちに触れ、自分が鬼を助けようとしていた気持ちを思い出したのでしょう。

そういえばムジカは、人間に会ったことがなく、人間と初めて話をしたと言っていました。

ということは、これが本当ならムジカは、ラートリー家に会っていないということになります。

そして人間であるエマと話をして、敵でも食料でもない、他のどの生き物とも違ったと言っています。

この敵というのは、王家と五摂家のことなのでしょう。食料というのは食用児ではなく、鳥やそのほかの動物のことでしょう。

もう一つ分かったことがあります。

エマとムジカが話している時、ノーマンの写真を見ているのです。これでもしノーマンとムジカが会ってしまったら…。どうなるのでしょう。


過去

ムジカは、過去に救世主と呼ばれていました。退化していく鬼を、自分の血で助けていたからです。

しかし、それも王家や五摂家に邪魔をされてしまいました。

分からないのは、この檻に入れられているシーンです。周りには鬼の死骸があり、武器が刺さっています。

ここではいったい何があったのでしょう。単純に考えると、ソンジュが助けに来たシーンといった感じですよね。

そしてレウウィスに見つかり、説得したか、力ずくで逃げ切ったといったところでしょうか。

ここまで見てきて、私が感じたムジカの想いというのは「私の罪」ということです。

一度は退化していく鬼を救おうとしたものの、失敗に終わり、結局ムジカ以外は食べられてしまいました。

そのまま退化していれば死ぬことはなかった鬼を殺してしまい、さらには王家や五摂家を退化しない存在にしてしまった。

もともとムジカは、王家や五摂家の考え方は間違っていると考えていたのではないでしょうか。

約束のことです。

そこで、自分の血を使い革命を起こそうとしたところ、逆に王家や五摂家の力を強くしてしまったと悔いているのではないでしょうか。

それが私の罪であると。

檻にいたムジカは、呆然とした様子にも見えます。そこをソンジュによって、心も救われたというのが私の考察です。


まとめ的なもの

ムジカは自分の罪を悔いており、もう二度と同じ失敗はできないと考えている。そう私は思いました。

旅の理由も見つからないようにひっそりと暮らすため。

どうにかできるなら、いつかは再び革命を起こそうと思っていたのかもしれないですね。

そこでエマ達と出会い、ペンダントを渡し七つの壁を探すように言った。それは、エマ達に夢を託したということのように思えます。

今現在の約ネバは127話ですが、エマは一刻も早くムジカに会いたいと思っているでしょう。

ノーマンの腹心によって狙われる危険性があるからです。ソンジュ対腹心となってしまうのでしょうか。目が離せないですね。

今回の記事は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。また次の記事でも会いましょう。さようなら。

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