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アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 最終話|太陽克服の理由|半天狗との戦いが決着|お奉行様の過去【きめつのやいば】ネタバレ・漫画・禰豆子・炭治郎・不死川玄弥

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 最終話|太陽克服の理由|半天狗との戦いが決着|お奉行様の過去【きめつのやいば】ネタバレ・漫画・禰豆子・炭治郎・不死川玄弥

テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 最終話まで あと2日。やはり時が経つのは早い。前回の動画までで、原作125話・126話の途中までの、様々な考察ポイントを深掘りしてきました。

125話では、円舞一閃・全集中の極意、恨の鬼の出現方法、爆血による玄弥の鬼化解除、禰豆子と叫ぶ玄弥など。126話では、朝ぼらけの明るさについて、禰豆子が炭治郎に笑いかけた理由、について深く掘ってみました。

禰豆子の太陽克服に関しては、やはりコメント欄でも様々盛り上がっています。「炭治郎のように 記憶の遺伝も関係あるのではないか」。「やはり青い彼岸花が関係しているのではないか」など。

ここについては、今までたくさん考察を出してきたので、前回の動画では あえて観点をズラしています。また総まとめの動画も出します。

禰豆子の笑顔に関しては「私よりも人を守って」という意味を推す意見が多数。確かにそちらの方が、禰豆子の一環した人を守るという想いが、よく表れているように見える。

思えば「鱗滝の暗示」というものもありました。別名「鱗滝の 人類皆家族の暗示」。もはや呪いの類にも近い、鱗滝左近次の暗示。禰豆子が寝ていた2年間 ずっとかけ続けていたのではないか、とも言われています。

暗示の内容は「人間は皆 お前の家族だ。人間を守れ。鬼は敵だ。人を傷つける鬼を許すな」。まさに、半天狗の討伐を優先させた、禰豆子の笑顔に繋がる暗示。禰豆子は、人は全て家族だと認識していた。自我を取り戻す前の暗示のため、深層心理に深く植え付けられたのかもしれません。

そして、鬼を敵と認識し、人を傷つける鬼を許さないという暗示。こちらも、半天狗は絶対に許さないという心理に繋がっている。鱗滝は、この暗示を気休め程度と言っているけれど、実はずっと禰豆子の中で効果が続いていた。鱗滝さん、実は刀鍛冶の里編の陰のMVP。

ということで、前回に引き続き、原作126話の深掘りをしていきます。いいねとチャンネル登録・共有ボタンもプッシュ。では参ろう。

決着

円舞一閃で半天狗の頸を斬ったものの、それは本体ではなかった。体だけの状態で、刀鍛冶を襲う半天狗。そこに朝日が射し込んでくる。禰豆子が危ない。

禰豆子は朝日により、徐々に体が妬け始める。半天狗も妬け始めているが、消滅する前に人を喰ってしまう可能性が大。人を喰った後は逃げてしまうだろう。

決断を迫られる炭治郎。禰豆子を守れば、禰豆子は助かるかもしれない。しかし刀鍛冶数名の命はなくなる。刀鍛冶を助けに行けば、禰豆子一人が犠牲になる。炭治郎は決断ができない。もちろん刀鍛冶の命も大事だけど、最後の家族である禰豆子の命は、炭治郎にとってかけがえのないもの。

時間だけが過ぎていく。もう間もなく半天狗は人を喰ってしまうだろう。ここで決断したのが禰豆子でした。炭治郎を前方に蹴り上げる。宙に舞う炭治郎は、禰豆子の笑顔を見た。「お兄ちゃん、人を守って」と言わんばかりの、禰豆子の笑顔。

炭治郎は涙する。禰豆子を失う悲しさと、決断できずに妹に後押しされた涙。そして、妹を守れなかった悔し涙。炭治郎は本体を探す。体だけの状態の 恨の鬼は本体ではない。匂いにより、本体は恨の鬼の中にいることが分かった。しかし、体の中のどこにいるかまでは、匂いだけでは分からない。

ここで炭治郎は、透き通る世界を視る。伏線は張られていた。実は、善逸が教えた雷の呼吸の踏み込み。あれこそが、透き通る世界の入り口に繋がっていた。そして、心臓の中にいる本体を視認。

刀鍛冶が喰われる直前。炭治郎が立ちはだかる。「命をもって罪を償え!」。その言葉に、半天狗は走馬灯を見た。そして一瞬にして頸を斬られる。消滅していく半天狗。

今度こそ戦いは終わった。ついに勝った。禰豆子を犠牲にして。陽の光に妬かれ、禰豆子は骨も残らない。炭治郎に助けられた刀鍛冶は、炭治郎に声をかける。しかし、何か違和感がある。どうしてずっと声をかけてくるのか。

炭治郎は驚愕する。目の前に死んだはずの禰豆子がいたのだ。困惑する炭治郎。妹の幽霊なのか。亡霊を視ているのか。禰豆子の口からは 口枷が外れている。そして言った。「お、お、おはよう」。ここで126話は終了です。

最終話の注目ポイント①
朝ぼらけ

アニメ最終話のタイトルにも採用された、原作126話のタイトルでもある「彼は誰時 朝ぼらけ」。これは、126話の様子を表す言葉。彼は誰時・朝ぼらけには いくつか意味がある。

まず、朝日が射し込み始め、徐々に明るくなっていく様子。朝ぼらけには「夜がほのぼのと明け始める」という意味があります。あけぼのよりも少し明るい状態のこと。これをアニメではどのように表現するのか。

禰豆子や半天狗が、徐々に妬けていく様子と、マッチした背景でなくてはならない。いきなりパッと明るくなるのではなく、徐々に徐々に明るくなっていく様子。非常に描写が難しい部分。作画に期待。

そして、まだ太陽は昇り切っていないという事から、禰豆子や半天狗は急には死ななかった という事も意識したい。また、鬼化した玄弥が無事だったのは、禰豆子が爆血で 玄弥の鬼化を解いていたからという事実。

彼は誰時の部分を、どう表現するのかにも注目したい。彼は誰時には「朝方で薄暗い中 人の見わけがつきにくい」、「彼は誰ぞ」という意味がある。これはおそらく 禰豆子のことを指している。しかし、最後のこのシーンでは、太陽が顕現しているようにも見える。

「薄暗く、禰豆子かどうか分からない」といったような描写かと思ったけれど、どうやらそれは違うかも。太陽は昇り切り、それでも禰豆子は生きている。炭治郎の困惑した様子を「彼は誰ぞ」の意味で使ったのかも。

最終話の注目ポイント②
お奉行様

もはや半天狗の過去というよりは、お奉行様の過去と呼んだ方が正しい。それほど 強烈なインパクトを残すことになるお奉行様。第2回人気投票では、38位に輝いたお奉行様。モブ中のモブでは異例の順位。ほぼ見開き2ページの登場にも関わらず、どうしてこれほどまでに人気を博したのか。

理由は、お奉行様の強い精神力にある。一貫して正義を貫くお奉行様。半天狗の目が見えているのを言い当て、手が悪いと言う半天狗の、手を斬り落とすと容赦ない裁き。そして、最終的には死刑を言い渡す。

半天狗が鬼になってから襲撃を受けた際も、まったく怯むことはなく、毅然とした態度を取っている。そしてこう言った。「貴様が何と言い逃れようと事実は変わらぬ 口封じしたところで無駄だ」。「その薄汚い命をもって罪を償う時が必ずくる」。

そしてその予言通り、炭治郎の手によって 半天狗は斬首された。まるで炭治郎に、お奉行様が憑依しているかのような場面もあった。時代を超えたお奉行様の裁き、見事。

お奉行様の声優は江川大輔さん。最終話の迫力ある演技にも注目。また、猗窩座を裁いたお奉行様がいることも 覚えておきたい。江川さんが務めるのか、それとも別の人になるのか。先の話になるので、またその時が来たらお伝えします。

禰豆子が太陽を克服できた理由

コメント欄で教えてもらうことで思い出しました。前回の動画で私は、禰豆子が自分の意思で 太陽を克服したと考察しました。禰豆子が笑ったのは「太陽を克服する。私は大丈夫だから行って」という意味ではないかと。

それが正解とかは問題ではありません。ここでは、禰豆子が太陽を克服できた理由について、とても深い話をしたいと思います。禰豆子が太陽を克服できたのは「炭治郎とまだ生きていきたい」という想いが強かったから。

裏には青い彼岸花や、竈門家の血筋など、様々な要因があったのかもしれない。しかし、最後の最後は、禰豆子の意思が最も効いたと思うのです。鱗滝左近次の暗示も、強い影響があったのでしょう。

炭治郎と一緒に生きていきたい。いや、今まで出会ってきた仲間と一緒に。その強い想いが禰豆子を笑顔にさせ、最後の最後に太陽を克服させた。

また、禰豆子はこうも思ったでしょう。「炭治郎を悲しませたくない」。ここまで、鬼の自分を守ってくれた最愛の兄。そんな兄を悲しませたくない。禰豆子の兄想いの心遣いが泣ける。

そういった観点から見ると、禰豆子の笑顔というのは「炭治郎を悲しませたくない表情」ということで納得がつく。炭治郎が最後に見る顔を、苦しんだ顔にするわけにはいかない。最後は笑顔でいようと。これは泣ける。

まとめ的なもの

今回は、原作126話までの深掘りをしました。禰豆子の太陽克服については、考えれば考えるほど妄想が膨らんできます。皆さんの意見がすごく参考になっています。これからもコメントをよろしくお願いします。

本日は6月16日。もう間もなく最終話が放送です。明日は、127話~129話まで一気に考察したい。しかし、そんなに一気にいけるかどうか。127話だけでも結構内容が濃い。無理だ。

ということで、今月中は考察月間となりそうです。来月からはどうなるのでしょうか。まだ分かりませんが、アニメ鬼滅の刃完結までは、チャンネル登録を外さずお付き合いください。いいねと共有ボタンもプッシュ。それではまた。

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