広告 鬼滅の刃

【鬼滅の刃 続編】鬼滅の刃が続いてたら合ったかもしれない展開【きめつのやいば 続編】

鬼滅の刃 続編

鬼滅の刃がまだ続いていたら

人気絶頂の中、華々しく連載を終えていった漫画『鬼滅の刃』。

かつての週刊少年ジャンプであれば、人気連載作品は最終話が引き延ばされる、というのが通説でした。

しかし鬼滅の刃は、各キャラクターの掘り下げもほどほどに、一気に最終決戦へと突入。

無限城での決戦は、味方側、鬼側、全てのキャラクターが総出演し、それぞれが決戦に相応しい激闘を繰り広げました。

連載を延ばそうと思えば、延ばすことは可能だったはずの本作。

昨今のジャンプ連載作品は、比較的作者の好きなタイミングで、ストーリーを終えることが出来るようです。

さて、そんな鬼滅の刃について、このような疑問を抱いたことはありませんか?

もし連載が続いていれば、どのような展開が描かれたのだろうかと。

ワンピースや僕のヒーローアカデミアなど、ジャンプが誇る長寿作品は枚挙に暇がありません。

鬼滅の刃も、そんな長寿作品に名を連ねるポテンシャルを、十二分に持っている作品です。

もし連載が30巻、40巻と長く続いていれば、果たしてどのような内容が描かれていたのでしょうか。

今回の記事では、未回収の伏線にも触れつつ、鬼滅の刃が30巻以上の長期連載になっていた場合の展開を考察。

私の考えた妄想が多分に含まれますので、皆様のツッコミのコメントをお待ちしております。

いいねとチャンネル登録を宜しくお願いします。あなたの考えた展開も、是非コメント欄で教えてくださいね。

では参ろう。

無限城決戦がもう少し先だった場合

冒頭でも述べた通り、一昔前のジャンプであれば、売り上げに関わる人気作品は何としてでも連載を引き延ばしていたはずです。

もし、最終章である無限城決戦編が後回しにされていた場合、どのような展開が繰り広げられたのでしょうか。

補充された十二鬼月との戦い

考えられる一つ目の展開は、補充された十二鬼月との戦いです。

パワハラ会議にて、壱を除く全ての下弦が。遊郭編では上弦の陸が。刀鍛冶の里編では上弦の伍・肆がそれぞれ欠けていますから、この時点で十二鬼月はガタガタです。

後の無限城編では、鳴女が上弦の肆、獪岳が上弦の陸として昇格させられていましたから、補充自体は無惨の意思一つで可能な様子。

そうなると、下弦の鬼も補充し、戦力の増強を図ることも可能だったのではないかと考えてしまいます。

柱稽古編を終えて、それぞれパワーアップを遂げた炭治郎達。

無限城編という決戦を前に、補充された下弦の鬼達と単騎で戦う、という展開も中々に面白いのではないでしょうか。

仮に単独撃破を達成したのであれば、柱への昇格条件を満たしたこととなり、無限城編には柱として参加することになるはずです。

煉獄や宇随の穴を埋め、それぞれの想いを背負った炭治郎が決戦に挑む…。

少年漫画らしいベタな展開ですが、柱になった炭治郎には非常に興味が湧くところです。

恐らく、このような展開が実現しなかったのは、鬼登場→討伐という単調なパターンの連続を避けるため。

元下弦の陸 → 下弦の伍 → 下弦の壱+上弦の参 → 上弦の陸 → 上弦の肆・伍 という道のりを歩んできた鬼滅の刃のストーリー。

作品の自然な流れとしては本筋通り、この辺りで最終決戦に突入するのがベストだったのかもしれません。

しかし、ファンとしては作品を長く見ていたいもの。

やや作品のスピード感が落ちてでも、炭治郎らの更なる戦いと成長の物語が観たかった、という欲が出てきてしまいます。

各キャラクターの過去編

続いての展開は、各キャラクターの過去編です。

鬼滅の刃では、コミックスの設定こぼれ話等で明かされている通り、基本的にキャラクターの過去編が細かく構想されています。

例えば、18巻で猗窩座の過去編が描写された際は、細かな点が設定こぼれ話にて補完されました。

過去編の描写が単行本のオマケ要素に留まったのは、連載のスピード感の問題ではないかと考えられます。

特に猗窩座の過去は、結末に救いのないショッキングな展開。

そんな過去のストーリーを長引かせると、読者に余計な感情を抱かせてしまいます。

だからこそ過去編の描写は、2話程度に抑えられたのではないでしょうか。

過去編については猗窩座のみならず、童磨や半天狗、玉壺などもエピソードを持っています。

鬼殺隊サイドについても、宇随天元や伊黒小芭内の過去は、掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げることは出来たはずです。

特に宇随は、遊郭編にて生き残った弟の存在が明かされましたが、それ以降本編に弟が登場することはありませんでした。

鬼滅の刃には、そんな未回収の伏線も存在しますから、それらを全て丁寧に回収していた場合、さらに巻数が増えていたのではないでしょうか。

無限城決戦編後も続いていた場合

続いては漫画・鬼滅の刃の最終章・無限城決戦編が終了した後も、ストーリーが終わらなかった場合について考察していきます。

残る全ての上弦と鬼の始祖・鬼舞辻無惨を倒し大団円となった鬼殺隊サイド。

しかし、この時点で連載の引き延ばしが決定し、決戦後もストーリーが続いていた場合どうなっていたのでしょうか。

ここからは、そんな無限城編に続く展開について、妄想を多分に含みつつ考察していきます。

黒幕が登場する

まず一番に考えられるのは、黒幕の登場です。

そもそも鬼舞辻無惨も元は人間であり、20歳になるまでに死ぬと宣告されていたほど病弱な人物でした。

しかし、同じ時代に生きた善良な医者により無惨は鬼化。

日の光の下を歩くことが出来ず、人の血肉を欲してしまうことを代償に、永遠にも等しい命を手に入れました。

無惨を鬼にした医者は、無惨自身の癇癪によって殺害されており、鬼化の手段などは一切謎に包まれています。

もしこの医者が、鬼の始祖を生み出すことの出来る真の黒幕だったなら、鬼滅の刃という作品が一気に壮大な物語となっていきます。

彼の存在によって、第二、第三の鬼舞辻が現れ、それぞれの無惨が鬼を増やしていくのですから。

無限城編が決して後、この黒幕が現れていた場合、解散した鬼殺隊が再び招集を受け、新たな体制で戦いに挑むはず。

そうなった場合、上弦や無惨の撃破に貢献した炭治郎、伊之助、善逸、カナヲらは、新・鬼殺隊の柱として貢献してくれることでしょう。

西洋の鬼との戦い

黒幕の登場に関連して、戦いが日本国外にまで及ぶ展開も考えられます。

平安時代の医者を黒幕と仮定した時、黒幕が国外でも活動している可能性が考えられるからです。

日本の鬼の始祖は鬼舞辻無惨でしたが、海外では別の始祖を送り出し、鬼を増殖させているかもしれません。

炭治郎ら新・鬼殺隊が海外にまで飛ぶ理由はありませんが、海外の鬼が日本に攻めてきた場合話は別です。

日本の鬼の始祖・鬼舞辻無惨の死を知った海外の鬼が日本に攻め込んでくる…。

チープではありますが、少年漫画らしくワクワクする展開でもあります。

吾峠呼世晴先生は、上弦の鬼や柱を見れば分かる通り、魅力的なキャラクター作りに優れています。

多少無茶な展開でも、類稀なキャラクター造形スキルによって、海外編でも人気を維持させることが出来るのではないでしょうか。

とはいえ鬼滅の刃は、和風ダークファンタジーとしての、確固たるイメージを構築している作品でもあります。

下手な海外編は、人気を急降下させる火種にもなりかねません。

人気作の新編としてはあまりに実験的な一手ですから、仮に連載が続いていたとしても、この展開は実現しなかった可能性が高そうです。

現代編に繋がる

鬼滅の刃・最終205話では、炭治郎・善逸・伊之助や、柱らの子孫が登場しました。

物語としては、鬼殺隊の尽力で平和な未来に繋がった、という描写に用いられた未来編。

もしここに新たな鬼が登場していた場合「鬼滅の刃2」ともいえる物語が始まっていたのではないでしょうか。

炭治郎とカナヲの子孫、竈門カナタ・炭彦に、善逸と禰豆子の子孫・我妻善照・燈子。伊之助とアオイの子孫、嘴平青葉。

各キャラクターの子孫達が、年齢こそ違えど、同じ時代に揃っています。

平安時代の医者のように、現代の医師、もしくは科学者が「鬼化する薬」を開発して投与を行っていた場合、第二の鬼舞辻無惨が現れかねません。

そうなった場合、鬼殺隊の尽力を知る子孫たちが、新たな鬼殺隊として戦いに身を投じるはずです。

現代編では、大正時代以上に大手を振るっての帯刀は難しいと思われますから、現代にあった戦い方を選ぶ必要があります。

進化した技術で日輪刀と同じ効果を持つ武器を作り出し、それぞれに合った武器で敵と戦う現代風鬼滅の刃も、作品として面白そうです。

もし炭治郎が人間に戻っていなかったら

続いては、決戦編でストーリーが分岐した場合の考察をしていきます。分岐点は炭治郎の鬼化です。

炭治郎や柱を始めとする鬼殺隊によって、1000年以上にも及ぶ生に、終止符を刻まれることとなった鬼舞辻無惨。

しかし、生き汚いとまで称された鬼の始祖無惨は、ただでは転びませんでした。なんと、竈門炭治郎に自身の血からの全てを譲り渡したのです。

炭治郎は日の光を克服した唯一の鬼・禰豆子の兄にして、ヒノカミ神楽こと日の呼吸を扱うことが出来る剣士。鬼化の素体としてはこれ以上ない人物です。

結果として炭治郎は鬼化に至り、ものの一瞬で日の光を克服。

失った左腕も恐ろしいまでの再生力で全快させており、鬼の王になることが出来たであろうポテンシャルを、十二分に発揮しました。

物語としては、結果的に人間に戻ることが出来た炭治郎。

しかし、もしこのまま彼が人間に戻らなかった場合、どうなっていたのでしょうか。

鬼の王・炭治郎の強さ

鬼となった炭治郎は、自我を失い、ただ暴れるだけの存在となってしまいます。

攻撃手段は主に鋭利な爪。しかし、話が進むごとに無惨のような血鬼術も使用し始め、衝撃波のような攻撃も扱って見せています。

とはいえ無惨の全てを受け継いでいますから、やがて知性も復活し、さらなる強さを手に入れるはず。

もし炭治郎が完全な鬼の王として覚醒した場合、どれ程の強さを身に着けていたのでしょうか。

恐らく覚醒した鬼の王・炭治郎の強さは、継国縁壱をも凌いだのではないかと考えられます。

継国縁壱と言えば、誰もが認める鬼滅の刃最強のキャラクターであり、鬼舞辻無惨をして「化物」と言わしめた剣士です。

炭治郎は、そんな縁壱と同じ剣技を扱うことが出来る唯一の剣士。「透明な世界」にも至っており、極めて優秀な人物でした。

縁壱と異なる点は、体力や身体能力です。縁壱はわずか7才の時点で、一昼夜走っても失われない無尽蔵の体力と、大人顔負けの筋力を持っていました。

炭治郎には、そんな生まれながらの才能がなかったため、地道な努力によって、ヒノカミ神楽の使用可能時間を延ばすに至ります。

しかし鬼化しいまとなっては、筋力や体力は人間時のそれより大幅に向上していることでしょう。

つまり鬼の王・炭治郎は、継国縁壱と同等のパフォーマンスを発揮でき、且つ血鬼術も扱うことが出来る鬼…ということになります。

さらに恐ろしい点は、無惨の力を全て吸収しているため、鬼の始祖としての能力も持っている点です。

もし炭治郎が理性と知性を獲得した場合、無惨のような癇癪を起すことなく、良い上司として鬼を増やし続けることが可能なのではないでしょうか。

パワハラ上司とネタ化してしまった無惨と、同じ立場に至った鬼の王・炭治郎の采配も是非見て見たかったものです。

新たな主人公

さて、炭治郎が鬼の王となった場合、鬼滅の刃には主人公が不在となってしまいます。

鬼の王・炭治郎が完全体となるためには、長い年月をかけて理性・知性を獲得する必要があります。

そうなると、時代が現代へと移る可能性も考えられます。205話で描かれた現代では、様々なキャラクターの子孫が登場しました。

今回は炭治郎が鬼化した想定ですので、必然的に竈門カナタ・炭彦は生まれていなかったことになります。

そうなると、主人公に相応しいであろうキャラクターは、煉獄家の子孫・桃寿郎です。

鬼滅の刃・無限列車編での活躍で確固たる人気を築き、故人となった煉獄杏寿郎。

しかし彼の魂は、遠い未来で今も生き続けており、物事をはっきりと述べる性格も健在です。

元々扱っていた呼吸も「炎の呼吸」とまさに主人公向きですから、読者人気も相まって完璧な人材だと言えるでしょう。

理性と知性を獲得した鬼の王・炭治郎が現代で動き出し、煉獄桃寿郎ら新・鬼殺隊が迎え撃つ。そんな展開も是非見てみたいところです。

まとめ的なもの

以上、鬼滅の刃の最終回の向こう側について、妄想をもとに考察を行いました。

劇場版・無限列車編が日本における興行収入第1位となり、いまなお話題が付きない超人気作・鬼滅の刃。

漫画原作は既に連載を終えていますが、ファンとしてはどうしても続編に期待を寄せてしまいます。

炎や水、風や雷など、数々登場した呼吸は、闇の呼吸や光の呼吸などの、中二心をくすぐる派生形など、豊富なバリエーションが思い浮かびます。

大正時代以前の過去編など、鬼滅の刃の続編や番外編を製作する余地は、まだまだ残されているはず。

一ファンとしては『鬼滅の刃2』を期待してしまいます。

読者の期待を、良い意味で裏切り続けた吾峠呼世晴先生と、漫画・鬼滅の刃。続編執筆の発表を祈りつつ、今回の記事の締めとさせていただきます。

あなたは鬼滅の刃の続編に、どのような展開を期待しますか?コメント欄にてご意見をお待ちしています。

今回の記事は以上となります。それではまた♪

-鬼滅の刃
-