みなさんこんにちわ、ここなです♪
今回の記事は「呪術廻戦・115話考察」についてです。
毎回のように謎が増えていく呪術廻戦。
今回も、あっと驚くような展開がありました。
それでは考察をどうぞ♪
弱点
この二人の戦いは、渋谷に降り立った「ガメラとギャオス」の戦いを思わせます。
気になる方は「ガメラ3 渋谷戦闘シーン」などで調べてみてね♪
今回よくわかったのは、漏瑚の弱点についてです。
漏瑚というよりは、ほとんどの者がこれをやられると致命傷、といったもの。
それは「手を切断されること」です。
術師は手で術を発動するものが多く、その手を切断されてしまうと、術式が使えない「ただの人」になってしまいます。
お多分に漏れず漏瑚さんも、手から術式を発動するので、手を切られることで何もできなくなってしまいました。
前も宿儺に手を切られたことがあるので、今回これで2回目。
実は宿儺の強さは、ここにあるのかもしれない。
宿儺の術式はまだ全体像が見えてきませんが、斬撃や切断を得意としているのは分かります。
しかも、漏瑚が気づかないうちに手を斬り落としてしまうという、まるで領域展開の必中に近い攻撃。
これがあるからこそ、宿儺全盛期には誰も敵わなかったのではないでしょうか。
いや、今回の宿儺の術式を見る限り、そんな単純な問題でもなさそう。
そもそも、宿儺にとって漏瑚を八つ裂きにするくらいは、朝飯前といったところでしょうから。
漏瑚
漏瑚ってめちゃくちゃ強いんです。
しかし、いっつも相手が悪すぎる。
1級呪術師は軽く焼けるけど、特級の最上級である五条悟には分が悪い。
そして今回は、特級とかいう括りでは抑えられないほどの人間が相手です。
これでも一応、宿儺は元人間らしいので…
漏瑚は宿儺の指、8本~9本分の強さ。
これは、単純なフィジカルの強さが肝、といったところでしょうか。
術式込みで考えるなら、漏瑚の術式はかなり強い。
宿儺も、当たれば無事では済まないと言っていますし。
ただ、当たらなければ何も意味がない。
そこが指8本~9本と、15本の差といったところでしょうか。
つまり、それを避けるだけのスピード。
そこが重要となるのでしょう。
伏黒恵も、宿儺とパパ黒のスピードを比較していたので、ここは結構重要だと思います。
極ノ番
今回の漏瑚は本気です。
おそらく今回の漏瑚の術が、領域展開を除いて全力の術式だと思います。
今回漏瑚が発動した「極ノ番 隕」
隕ということで、隕石のようなイメージだとは思うのですが、極ノ番とは最強の必殺技、ということなのでしょう。
この極ノ番ですが、呪術廻戦0巻で夏油傑も使っていました。
漏瑚が元々極ノ番を使えたのか、ニセ夏油から教わったのかは不明ですが、漏瑚以外にもこれは使えると考えられます。
真人は確実に使ってきそうな予感。
日下部パンダ
まさかの巻き添えを食らった、日下部とパンダ、そして呪詛師たち。
宿儺に命じられるまま、微動だに出来なくなってしまいます。
宿儺がよしと言うまで、一切動いてはいけないという縛り。
以前に漏瑚も、宿儺の言葉に体が勝手に反応する、といった場面がありました。
これはただ宿儺が怖いからだけではなく、おそらく宿儺も、呪言のようなものを使っているのだと思います。
そして、ギリギリで縛りを解除した宿儺。
そのあとすぐに、渋谷に隕石が落下しています。
この状況から考えるに、日下部とパンダは何とか避けているのではないか、と考えられます。
パンダに関しては核が三つあるので、一つやられても大丈夫なはず。
日下部に関してはちょっと微妙なところですが、何とか避けているはず…?
そしてほぼ死んだだろうと思われるのが、ビルの連絡通路の上にいた二人。
この二人は、宿儺や日下部・パンダのいる場所より高い場所にいるので、おそらく助からなかったでしょう。
下にいるモブ呪詛師たちも、避ける能力はないかと思いますので、全員巻き添えを食らっているのではないでしょうか。
かわいい
何と言っても、漏瑚の表情がカワイイ。
今回は、色んな漏瑚が見られました。
いきがる漏瑚・驚く漏瑚・痛がる漏瑚・笑顔の漏瑚・ギリっと悔しがる漏瑚。
漏瑚は今回の戦いで、ますますファンを増やしたのではないでしょうか。
漏瑚は、呪霊が真の人間であるという信念を持っています。
ただの殺戮者という類ではありません。
呪霊の世界を作れるなら自分は死んでも構わないという、健気さもあります。
ここも漏瑚の魅力のひとつ。
そう考えると、人間の呪詛師の方がよっぽどタチが悪い。
宿儺が漏瑚を気に入っているように見えるのは、その部分も大きいのかもしれない。
知らんけど。
№9
宿儺が今回発動した「■ 開」という術式。
■の読み方が分からないので四角と呼んでいますが、おそらくこれは箱という意味を持っています。
黒い箱、というべきでしょうか。
というのも、この開という言葉、芥見先生の過去の読み切りで登場しているのです。
それはジャンプ2015年・46号に掲載された「№9」という読み切り漫画です。
ストーリーは、九十九恢勝という主人公ヤクザが、町の事件を解決するといったものです。
九十九には特別な能力がありました。
それは「悪棲」という術式のようなもので、9つの箱を呼び出す能力です。
九十九はその9つの箱を自在に使い、攻撃や防御、足場などに用いながら戦います。
そして極めつけは、九十九が開と唱えることで、箱から大量の武器を呼び出しています。
イメージ的には武器庫呪霊のような感じ。
ただ、今回は宿儺と九十九の関連性になりますので、武器=術式ということになるのでしょう。
宿儺の指
今回宿儺が術式を開示しなかったのは、開示すると能力が底上げされてしまい、漏瑚にあっさり勝ってしまうから。
それは面白くないと、宿儺は判断したのでしょう。
宿儺の開、今回は炎を呼び出しています。
№9と同じなら9つの箱があるはずですが、宿儺は20本の指を持っていることから、ここは20個の箱とも考えられます。
20個全ては分かりませんが、五大元素のようなモノは使えそうな予感。
炎があるなら水、地にちなんだ岩、もしかしたら斬撃は、風の類なのかもしれない。
あとは雷とかも使えそうですよね。
このヒントとなるのが、宿儺の指についている、色々な属性を思わせるもの。
それは葉っぱが生えているものや、岩を思わせるようなものもあります。
見方によっては炎属性のようなものも。
これがもし、各指の術式や属性を表すものだとしたら、それが指から漏れ出している状態、ということになるのでしょう。
そして、指を15本食べている宿儺は、15個の術式や属性を使うことができると。
いや、強すぎでしょ。
術式
宿儺に20個分の術式や属性があるとして、それは元から持っていたものなのか、それとも何かしらの方法で手に入れたものなのか。
ここでは「何かしらの方法で手に入れた」という観点で考えてみます。
術式を手に入れるのであれば、その方法はコピーか、強奪という方法になるのではないでしょうか。
コピーといえば乙骨を思い浮かべますが、乙骨のあれはコピーとはまた違うような気もしますので、宿儺がコピーをできたとしても、おかしくはないでしょう。
そしてもう一つの強奪について。
他者の術式を強奪し、箱にストックできるのだとしたら。
まさに、ヒロアカのオールフォーワンですね。
そう考えると、宿儺が伏黒恵を気に入っているように見えるのは、恵の術式が欲しいから?
いやでも、それは違うかも。
私が予想しているのは、恵の術式で宿儺が完全に蘇るという展開。
恵はそれを使うと死亡してしまう可能性もあるため、宿儺が奪って使用するとは考えにくい。
はい、謎です。
まとめ的なもの
呪術廻戦って、本当におもしろいと思います。
過去の読み切りと繋げてくるとは、とてもおもしろい。
№9は、ジャンプのバックナンバーを購入すると読めるので、皆さんもぜひ読んでみてください。
今回の最新話を読んでから見ると、ますますおもしろい作品です。
あと、気になるのはやはり九十九という名前。
ここは次回に回しましょう。
ということで、今回の記事は以上です。
みなさんの予想や考察も、コメント欄で聞かせてくださいね♪
それでは今回はこのあたりで♪