鬼滅の刃 竈門家襲撃事件
みなさんこんにちわ。ここなです。
今回の記事は「竈門家襲撃事件考察」についてです。
それではどうぞ♪
竈門家
炭治郎の家は、東京府奥多摩郡・雲取山という場所にありました。
そこでは当時、炭治郎と禰豆子、母の葵枝や他の兄弟たち、総勢7人が生活をしていました。
そして、炭治郎が麓の町へ炭を売りに行っている間に、竈門家は無惨に襲われてしまいます。
そこで私が最初に考えたのは「竈門家を襲ったのは本当に無惨だったのか」という点です。
誰が
竈門家を襲ったのは、本当に無惨だったのか。
そこを考える上で重要なのが「無惨の血だけが人を鬼にできる」ということです。
無惨の血だけが、人を鬼にすることができる。
これは、無惨がそこにいなくても、無惨の血さえあれば人を鬼にすることは可能だ、ということでもあります。
つまり、無惨以外の誰かが無惨の血を持って、竈門家を襲ったということも考えられるのです。
そうしてどういういきさつか、禰豆子の傷口にその血がかかった。
こういった可能性も、ゼロではありません。
黒死牟が獪岳を鬼にしたときも、黒死牟は無惨の血を獪岳に飲ませていました。
黒死牟は手から血を出していましたので、黒死牟の体の中に、無惨の血があるということなのかもしれません。
もしこれが、無惨の血を多く貰っている上弦ならではのスキルだとするなら、上弦の誰かが竈門家を襲ったのだとしても、おかしくはありません。
ただ、やはり私は、無惨が竈門家を襲ったのではないかと考えています。
上弦が竈門家を襲う理由も、あると言えばあるのですが、それでは炭治郎の仇は既に死んでしまっている、ということになります。
それでは物語的に、盛り上がらないのではないかと。
それに、炭治郎が家に残っていた匂いで無惨を見つけたということも、無惨が竈門家を訪れた証拠になります。
これが血の匂いのことだったのか、無惨自体の匂いのことだったのかは、定かではありません。
理由
無惨が竈門家を襲ったということは、ほぼ間違いないと思います。
では、どうして無惨は竈門家を襲ったのか。
その理由が気になりますよね。
無惨がたまたま通りかかった家を襲うというのは、考えにくいような気がします。
コミックス2巻で、無惨がやっちゃんという人間とぶつかった際も、無惨はすみませんと謝り、その場を後にしようとしました。
無惨は、普段からむやみやたらに、人を襲っているわけではないと思います。
そもそも竈門家があるのは、雲取山という山の中です。
そんなところを、無惨が偶然散歩していたとは思えません。
噂では、雲取山に青い彼岸花を探しに来ていたのではないか、という噂もあります。
ただそれだと、無惨がわざわざ竈門家を襲った理由が分かりません。
無惨が山にいるということは、間違いなく夜のはずです。
夜であれば竈門家は皆、家の中にいたと思います。
無惨が通りがかったついでに、竈門家を襲うということがあるのでしょうか?
私はないと思います。
なので、無惨は竈門家に狙いをつけて雲取山までやってきた、というのが私の現時点での予想です。
では、どうして竈門家に狙いをつけたのでしょうか。
ヒノカミ神楽
無惨が竈門家を襲いに来た理由。
それは、ヒノカミ神楽が日の呼吸の型だということが、無惨にバレてしまったからなのではないでしょうか。
おそらくですが、縁壱が日の呼吸の型を竈門炭吉に伝える際、無惨や鬼にバレないように、ヒノカミ神楽という形で伝承したのだと思います。
それがついに、無惨にバレてしまったのではないかと。
現在の最新話である178話で、黒死牟が言っていました。
「日の呼吸の型を知る剣士は、あのお方と私で徹底して殺し尽くした。それなのに何故、お前の呼吸は残っている」
この「日の呼吸を知る剣士」という言葉の中に、竈門家も含まれていたのではないでしょうか。
無惨がどこかで、ヒノカミ神楽が日の呼吸の型だということを知り、無惨自身が竈門家を襲いに来た。
ただ、誰に伝承されているのかについてや、炭治郎という存在と耳飾りについてまでは、無惨も把握していなかったのでしょう。
なので、とりあえず竈門家は全滅させた。
それなのに何故かまた、日の呼吸の型であるヒノカミ神楽を使う炭治郎が現れたことに、無惨や黒死牟は驚いていた。
そういう事なのではないでしょうか。
私は最初、耳飾りも無惨に狙われた理由なのではないか、とも考えました。
しかし、無惨が炭治郎と初めて会った時、耳飾りを見て無惨は驚いていましたので、耳飾りが狙われた理由とは、考えにくいところです。
不可解
ここで一つ、不可解な点があります。
それは、どうして無惨程の鬼が、禰豆子の鬼化を見逃してしまったのか、という点です。
日の呼吸の型を知るであろう家であれば、跡形もなく消してしまえば良かったのではないかと思うのです。
無惨であれば、頭を吹き飛ばすくらいできたでしょう。
ですが、竈門家の家族が死んでいるシーンを見ても、そこまで酷い惨状ではありませんでした。
むしろ、全員鬼にしようとしたような感じさえ見てとれます。
無惨は、あわよくば誰かを鬼にしようと考えていたのでしょうか?
なので、あえて完全に八つ裂きにしたりせず、血を与えることにした。
そして、禰豆子だけが無惨の血に対応することができた。
そういう事なのかもしれません。
まとめ的なもの
この、竈門家襲撃問題。
謎が明かされるのは、無惨と炭治郎が対峙した時になるのでしょう。
1話からずっと張られている伏線。
回収する時にはクライマックス。
実に長い伏線です。
これからクライマックスに近づくにつれ、色々な事が、一気に明かされていきそうな予感がします。
思考が遅れることがないよう、毎週じっくり考察していきたいと思います。
それでは今回はこの辺りで♪
最後までご視聴いただき、ありがとうございました♪