鬼滅の刃、上弦の壱「黒死牟」とは?
「鬼滅の刃」に登場する最強の鬼、上弦の壱「黒死牟」。彼の存在は、物語全体に深い影を落としています。ここでは、黒死牟の基本情報とその魅力について解説します。
黒死牟の基本情報と魅力
黒死牟は、鬼舞辻無惨の配下である十二鬼月の中で、最も長い間「上弦の壱」の座に君臨し続ける最強の鬼です。かつては鬼殺隊に所属する剣士であり、鬼となった現在でも「全集中の呼吸」を扱うことができます。その圧倒的な強さと、鬼殺隊を裏切ったという過去は、多くの読者を惹きつけてやみません。
物語における黒死牟の役割
黒死牟は、主人公・竈門炭治郎たちの前に立ちはだかる最大の壁の一つです。彼の存在は、鬼殺隊と鬼との戦いの激しさを象徴しています。また、彼の過去は、物語の重要な鍵を握っており、その動向は物語の展開に大きな影響を与えています。
黒死牟の人物像:鬼殺隊を裏切った男
鬼殺隊の裏切り者であり、十二鬼月最強の剣士、それが黒死牟です。ここでは、彼の複雑な人物像に迫ります。
冷静沈着で忠誠心厚い性格
黒死牟は常に冷静沈着で、感情を表に出すことはほとんどありません。その態度は、鬼舞辻無惨への深い忠誠心から来るものです。無惨の命令には絶対服従であり、彼のビジネスパートナーとして、その役割を全うしています。言葉の節々に「…」と間を空ける独特の話し方も、彼の冷静さを際立たせています。
「秩序の番人」としての一面
黒死牟は十二鬼月における「秩序の番人」としての役割を担っています。彼は、無惨を頂点とする組織の秩序を何よりも重んじ、上弦の鬼たちの諍いを諌めることもありました。例えば、上弦の参・猗窩座が上弦の弐・童磨に攻撃した際には、その左腕を斬り飛ばして「猗窩座よ……気に食わぬのならば入れ替わりの血戦を申し込むことだ」と窘めています。これは、彼が単なる力関係だけでなく、組織のルールを重視していることを示しています。
鬼殺隊への敬意と鬼への勧誘
黒死牟は、敵である鬼殺隊に対しても、その実力や研鑽を素直に認める一面を持っています。特に「痣」を持つ者に対しては、「せっかく鍛え上げた肉体・研鑽し極められた技が失われるのは惜しい」と考え、鬼になることを強く推奨していました。これは、彼自身がかつて鬼殺隊の剣士であり、武士としての誇りを持っていたことに由来するのでしょう。しかし、この考え方は「人として生き人として死ぬことを矜持としている」悲鳴嶼行冥とは真っ向から対立しています。
黒死牟の強さの秘密:月の呼吸と血鬼術
上弦の壱である黒死牟は、他の鬼とは一線を画す圧倒的な戦闘能力を有しています。ここでは、その強さの秘密に迫ります。
全集中・月の呼吸の使い手
黒死牟は、鬼でありながら「全集中・月の呼吸」を扱うことができる稀有な存在です。月の呼吸は、速度・攻撃範囲共に非常に高く、一度に複数人を相手取ることが可能です。その型は拾陸にも達し、あらゆる戦況に即座に対応することができます。時透無一郎が「異次元の速さだ」と評したように、その速さは常軌を逸しています。
血鬼術「虚哭神去」の詳細
黒死牟の血鬼術は、彼の刀「虚哭神去」と密接に関連しています。「虚哭神去」は、黒死牟の血肉を用いて作られた特殊な刀であり、血管の様な模様と無数の眼が特徴です。この眼から、三日月状の斬撃を無数に放ち、相手を切り刻みます。また、刀自体が変形・再生能力を持っており、相手に応じて形状を変化させることが可能です。
痣と透き通る世界の能力
黒死牟は、「痣」と「透き通る世界」という、剣士として極限まで高められた能力を有しています。痣は、発動すると身体能力が飛躍的に向上しますが、代償として寿命を削ります。しかし、鬼である黒死牟は、そのデメリットを受けることなく、常に痣を発現させた状態で戦うことができます。また、「透き通る世界」は、相手の身体が透けて見えるようになり、骨や筋肉の動きから相手の動きを読むことができる能力です。これらの能力が、黒死牟の圧倒的な強さを支えています。
黒死牟の過去:継国巌勝としての人生
現在、上弦の壱として恐れられる黒死牟ですが、彼にも人間だった過去があります。ここでは、継国巌勝としての彼の人生を振り返ります。
戦国時代の武家出身
黒死牟は、戦国時代に武家の長男、継国巌勝として生を受けました。この時代は下剋上が当たり前であり、彼は常に周りの動向に目を光らせていたと、公式ファンブックで明かされています。上下関係に厳しかったのは、このような生い立ちが影響しているのでしょう。
弟・継国縁壱との関係
巌勝には、継国縁壱という弟がいました。縁壱は、生まれながらにして痣を持ち、剣技においても類稀なる才能を発揮していました。巌勝は、弟の才能に嫉妬し、同時に強い劣等感を抱いていたのです。この複雑な感情が、後の悲劇へと繋がっていきます。
鬼殺隊への入隊と裏切り
巌勝は、弟と同じく鬼殺隊に入隊し、剣士として活躍しました。しかし、痣の代償による短命を知り、永遠の命と強さを求めて、鬼舞辻無惨の誘いに乗り、鬼殺隊を裏切ります。この時、当時の産屋敷家の当主を殺害し、その首を持って行ったことが、単行本21巻の「戦国コソコソ話」で語られています。
黒死牟と鬼舞辻無惨の関係:ビジネスパートナー
上弦の壱である黒死牟と鬼の始祖である鬼舞辻無惨は、他の鬼たちとは異なる特別な関係で結ばれています。ここでは、その関係性に焦点を当てます。
無惨からの評価と信頼
公式ファンブックによると、無惨は黒死牟を「ビジネスパートナー」と評しています。これは、彼の強さだけでなく、油断せず相手を分析する姿勢を高く評価していたためです。無惨は、黒死牟の心を読めても、特に気に留めていなかったとされています。これは、無惨が黒死牟を深く信頼していた証拠と言えるでしょう。
無惨への忠誠心
黒死牟は、無惨に対して絶対的な忠誠心を抱いています。彼は、無惨のことを「あの御方」と呼び、無惨の血を「一滴たりとも零すこと罷り成らぬ有り難き血」と語るなど、明確に無惨を主、己を配下とする形を崩さずに仕えています。
日の呼吸の剣士抹殺の命
無惨は、かつて自分を追い詰めた日の呼吸の使い手である継国縁壱を恐れていました。そのため、黒死牟に日の呼吸の剣士を根絶やしにするよう命じています。黒死牟は、この命を忠実に実行し、日の呼吸の使い手を探し続けていました。
黒死牟と他の鬼との関係:上弦の鬼たちの統率者
黒死牟は、上弦の壱として他の上弦の鬼たちを統率する立場にあります。ここでは、彼と他の鬼たちとの関係性について見ていきます。
猗窩座への期待と失望
黒死牟は、同じ武人肌である上弦の参・猗窩座を高く評価していました。過去に入れ替わりの血戦を申し込まれた際には、嬉しかったらしく、勝利した後も喰わずに生かしておいたほどです。しかし、無限城決戦で猗窩座が敗北したことを知った際には、「敗北するとは…」「私に勝つのでは…なかったか…」「軟弱千万」と、珍しく強い怒りと失望を見せました。
獪岳を鬼にした経緯
黒死牟は、鬼殺隊士であった獪岳を鬼にした張本人です。命乞いをする獪岳を殺さずに、無惨の血を分け与え、鬼へと変えました。その後、獪岳を上弦に推薦したのも黒死牟です。このことから、黒死牟は、鬼殺隊士としての才能よりも、鬼としての素質を重視していたことが伺えます。
十二鬼月の序列へのこだわり
黒死牟は、十二鬼月の序列を非常に重視しています。これは、彼が戦国時代の武家に生まれたことが影響していると考えられます。彼は、序列の乱れが組織全体の秩序を乱すと考え、上弦の鬼たちの諍いを諌めることもありました。
黒死牟の最期:無限城決戦での死闘
黒死牟の壮絶な最期は、無限城決戦における最大の山場の一つです。ここでは、彼がどのように戦い、そして散っていったのかを振り返ります。
時透無一郎との邂逅
童磨が倒された直後、鳴女によって空間移動させられた霞柱・時透無一郎と邂逅します。黒死牟は、無一郎から懐かしい気配を感じ取り、自分がかつて継国巌勝という名の人間であり、無一郎が継国家に残してきた子供の末裔、つまりは自分の子孫であることを明かします。この事実に無一郎は取り乱しますが、すぐに動揺を鎮め、黒死牟に攻撃を仕掛けます。黒死牟はこれを回避し、無一郎の剣技と胆力を褒めますが、無一郎は黒死牟を完全に拒絶し、痣を発現させて霞の呼吸 漆の型・朧を発動します。しかし、黒死牟は瞬く間に技を見破り、「此方も抜かねば…無作法というもの…」と言い放ち、一瞬で無一郎の左腕を斬り落とします。それでもなお戦いを続ける無一郎を評価し、彼を鬼にするべく、奪い取った日輪刀を用いて城の柱に磔にして拘束します。
不死川実弥、悲鳴嶼行冥との激闘
同じく黒死牟のいる空間に転送された不死川玄弥は、銃撃による奇襲を仕掛けますが、黒死牟はこれを躱しざまに左腕を切り落とし、返す刀で右腕を、そして一瞥する間に胴を両断して戦闘不能に追い込みます。そして「貴様のような鬼擬き…生かしておく理由は無い…」とその首を切断し、止めを指そうとした刹那、駆け付けた玄弥の兄、風柱・不死川実弥によりそれを阻止されます。実弥との戦いでも圧倒し、かつて手合わせした風柱のことを懐かしみ、月の呼吸で実弥の腹部を大きく切り刻みます。そして実弥にこれ以上動けば臓物が出るほどの重傷を負わせますが、実弥の飛ばした稀血によって酩酊します。しかしそれすらも「久しぶりのほろ酔いで愉快」と評しながら余裕を保ったまま戦い、後一歩まで追い詰めますが、今度は鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥が現れてそれを阻止します。黒死牟は優勢に戦いますが、悲鳴嶼が痣を発現。これに対して黒死牟は痣の実態について話しますが、彼からは既に承知及び覚悟の上と返され、さらに負傷していた実弥が痣を発現させ戦闘に復帰し、悲鳴嶼&実弥との戦いに突入します。柱二人を相手にしてもなお善戦する程の戦闘能力を見せつけますが、二人も黒死牟の攻撃を即座に読んで対抗し、一進一退の激戦を繰り広げ悲鳴嶼が黒死牟の刀を折る事に成功します。しかし、刀は黒死牟の血肉であるため、簡単に再生して反撃します。柱稽古による特訓を積んでいた実弥と悲鳴嶼は連携を見せ始め、黒死牟は徐々に追い詰められていきます。そして二人の強力な連携技により、ついに黒死牟に一撃を与える………かに思えました。
敗北と消滅
悲鳴嶼と実弥の渾身の一撃は、黒死牟の着物を裂いた程度で、黒死牟は刀を巨大化・枝分かれさせ、本気を出します。再び優位に立った黒死牟は、過去の記憶と照らし合わせて戦いを楽しむ余裕を見せていましたが、深手を負いながらも気力で喰らいつく実弥、戦いの中で“透き通る世界”を開眼するほどの成長を見せた悲鳴嶼の前に次第にその差を詰められていき、そして無力化したと思っていた無一郎と玄弥の決死の行動によって動きを止められたことでその均衡は崩壊します。予想外の窮地の中で想起したのは、今から数百年前、人を捨てて鬼になってから六十年近く経ったある夜に果たした、痣の後遺症で死んだと思っていた弟・継国縁壱との再会でした。齢八十以上にも拘らず全盛期と変わらぬ強さで追い詰められ、しかし弟は自身を仕留める寸前に寿命で事切れてしまい、勝負は縁壱の勝ち逃げという形になってしまったのです。自身が人間だった頃に持ち得た全てを捨ててでも最後まで縁壱に実力で勝つことができず、二度と負ける事なく勝ち続けるという修羅の道を誓った過去の記憶が蘇ります。不敗への執念と憤怒で猛り狂い、全身から刃と斬撃を突き出すというこれまでの剣士としての矜持を捨てるかのような反撃で、玄弥・無一郎を両断しますが、それをも躱した悲鳴嶼行冥・不死川実弥によって遂にその頚を刎ね落とされます。それでも尚、凄まじい執念で頚を再生させて、更に身体も大きな変化を見せます。しかし、ふと目に入った実弥の刀の刀身に写っていたのは、異形の「侍」ではなく、醜い「化け物」の姿へと成り果てた自分でした。それでもなお何とか立ち直って戦闘を再開しようとしますが、止めを刺さんとなおも攻撃を仕掛ける悲鳴嶼と実弥によって再び頸を刎ねられます。黒死牟は血鬼術を使って体を再生しようとしますが、柱達の猛攻に再生が追い付かず、さらなる進化に至る前に消滅していきました。残った衣服の中には、かつて弟に渡しその遺骸に残されていた音の鳴らない笛だけが転がっていました。
黒死牟の魅力:名言と名シーン
圧倒的な強さと、鬼殺隊を裏切ったという過去を持つ黒死牟。ここでは、彼の魅力が詰まった名言と名シーンを振り返ります。
黒死牟の名言集
黒死牟の言葉は、彼のキャラクターを深く理解する上で欠かせません。「私は…ここにいる…… 無惨様が…御見えだ…」という言葉からは、無惨への絶対的な忠誠心が伺えます。また、「これ程までに…研鑚し極められた肉体と技が…」「この世から消えるのだ…嘆かわしいと思わぬか…」という言葉からは、彼が強者に対して敬意を払い、その技が失われることを惜しむ、武人としての矜持が感じられます。
黒死牟の活躍シーン
黒死牟の活躍シーンは、その圧倒的な強さを読者に印象付けました。特に、時透無一郎との初戦で見せた、一瞬で腕を斬り落とすシーンは、彼の「異次元の速さ」を如実に表しています。また、不死川実弥、悲鳴嶼行冥との三つ巴の戦いでは、柱二人を相手に互角以上に渡り合い、その実力の高さを証明しました。
ファンが選ぶ名シーン
多くのファンが、黒死牟の最期のシーンを名シーンとして挙げています。醜い怪物となり果てた己の姿を自覚し、それでもなお戦い続けようとする姿は、彼の執念と悲哀を強く感じさせます。また、消滅する直前に、かつて弟に渡した笛が残されていたシーンは、彼の人間だった頃の記憶を呼び起こさせ、読者に深い感動を与えました。
黒死牟の関連情報:声優、グッズ、二次創作
ここでは、黒死牟をさらに深く知るための関連情報を紹介します。
声優:置鮎龍太郎
黒死牟の声優を務めるのは、数多くの人気キャラクターを演じてきた置鮎龍太郎氏です。置鮎氏は、その重厚な声と演技力で、黒死牟の威厳と風格を見事に表現しています。置鮎氏も半天狗役の古川登志夫と同じくオーディションを経た上でのキャスティングだったそうです。
人気のグッズ紹介
黒死牟の人気は高く、フィギュアやアクリルスタンドなど、様々なグッズが販売されています。特に、彼の特徴的な六つ目や刀を再現したグッズは、ファンの間で高い人気を誇っています。
二次創作における黒死牟
その特異なキャラクター性から、二次創作においても黒死牟は人気のキャラクターです。彼の過去や、他のキャラクターとの関係性を描いた作品が多く、中には、彼がもし鬼殺隊に残っていたらという「if」を描いた作品も存在します。
黒死牟の考察:強さと弱点
ここでは、黒死牟の強さと弱点について、さらに深く考察していきます。
黒死牟の強さの分析
黒死牟の強さは、月の呼吸、血鬼術、痣、透き通る世界といった、複数の要素が組み合わさって成り立っています。特に、鬼でありながら全集中の呼吸を使える点は、他の鬼にはない大きな強みです。また、数百年に渡る戦闘経験から、洞察力・判断力も極めて高く、不意打ちや初見の技に対しても冷静に対処することができます。
黒死牟の弱点と攻略法
黒死牟の弱点は、その強さゆえの油断にあると言えるでしょう。彼は、自分の強さに絶対的な自信を持っており、格下と見なした相手には、時に隙を見せることもありました。また、彼の刀は、高純度の「猩々緋砂鉄」で作られた日輪刀と打ち合うと溶けてしまうという弱点があります。しかし、すぐに再生成できるため、際立った弱点にはなっていません。
黒死牟の戦闘スタイル
黒死牟の戦闘スタイルは、月の呼吸を主体とした剣術です。彼は、その長いリーチと、三日月状の斬撃を組み合わせることで、広範囲の敵を同時に攻撃することができます。また、接近戦においても、その卓越した剣技で相手を圧倒します。
黒死牟の余談:キメツ学園での姿
ここでは、スピンオフ作品「キメツ学園」における黒死牟の姿を紹介します。
キメツ学園での設定
「キメツ学園」では、黒死牟は鬼舞辻無惨の秘書として登場します。本名および年齢は不明で、ガタイがいいのでボディガードと勘違いされる事が多いようです。アメリカの特殊部隊にいたとか、居合の達人だとか、素手で人を殺せるなどの噂があります。
他のキャラクターとの関係
鬼舞辻無惨の秘書として、産屋敷陣営と対立しています。自動逆ジャイアントスイング装置「おしおきガジェット」を所持しており、大声を上げた獪岳を壁が割れるほど叩きつけたり、運動神経がある美術教師から「伝説の傭兵」と言わしめるほど高い戦闘力を誇ります。
ファンからの反応
本編とは全く異なる設定の黒死牟ですが、そのギャップがファンの間で話題となっています。特に、彼の強面な外見と、秘書という職業のミスマッチが、多くのファンを惹きつけています。
まとめ:上弦の壱・黒死牟の魅力と鬼滅の刃における重要性
上弦の壱・黒死牟は、「鬼滅の刃」において、最強の敵の一人として、そして物語の鍵を握る重要なキャラクターとして、その存在感を示しました。彼は、鬼でありながら武士の矜持を持ち、その圧倒的な強さと悲劇的な過去は、多くの読者を魅了しました。黒死牟の存在は、「鬼滅の刃」という物語に深みを与え、その魅力をより一層引き立てています。彼の生き様は、力とは何か、正義とは何か、そして人間とは何かを、私たちに問いかけているのかもしれません。
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