こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「イザベラの想い」についてです。
イザベラは、現状エマ達に脱獄をされてから、責任を負う形でストーリーから離脱しました。
アニメのイザベラが髪をほどいた姿は衝撃的でしたね。
今回は、そんなイザベラが、本当はフルスコア組をどうしたかったのか、完全に妄想による予想をしてみました。
それではどうぞ♪
エマ
イザベラは、エマをママに推薦すると言っていました。スコア的にも性格的にも、イザベラはエマを認めていたのです。
そして、やはりエマには生きていてほしかったのだと思います。
イザベラは、31歳まで無事にママをやってきました。出荷される子供よりは、19年も長生きしているのです。
これはクローネも言っていたことですが、イザベラは農園の中での最大の幸せを手にしていたと言えます。
外に出て追われる身となり危険にさらされるよりも、自身が経験した幸せを手にしてほしいと、イザベラは願っていたのではないでしょうか。
イザベラにとってフルスコア組は、特別な存在だったでしょう。
自身の息子であるレイ。自身の幼少期を思わせるエマ。そして、イザベラが好きだったレスリーのように、エマが好きなノーマン。
イザベラは、この3人の関係性も愛してやまなかったはずです。
ノーマン
ノーマンはラムダに移送されました。
イザベラがどこまでラムダのことを知っていたかは謎です。
イザベラはノーマンにこう言いました。
「いっぱいお勉強ができるわよ」イザベラ
(引用元:約束のネバーランド9巻,83ページ)
このセリフからイザベラは、ラートリーの言う研究が勉強をすることだということは分かっていたようです。
万が一にも情報が漏れないように、場所や何の研究をしているかまでは知らされていないでしょう。
イザベラがノーマンのラムダ行きを知ったのは、ノーマンの出荷を口にした日より前のことです。
それを知ったときは、内心かなり嬉しかったはずです。
何せ、自分の手で最愛の子を出荷せずに済むのですから。
そこがどんな場所であれ、生かせることには変わりありません。
愛情は十分イザベラが注ぎました。
あとは1秒でも長く生きてほしい。そうイザベラは願っていたのでしょう。
イザベラがクローネに言った「しかるべき手段での処理」とは、1秒でも長く生かすことだったのかもしれません。
イザベラがママになった理由も、生き続けるためでした。それが、イザベラのせめてもの抵抗でした。
そういう思いも、子供達に重ねていたのかもしれません。
生きることで得た幸せも感じてほしかったのだと思います。
レイ
問題はレイです。レイは男の子なので、ママになることはできません。
ラムダ行きに関しても、さすがに同じ年に二人も行かせることはないでしょう。
フルスコアのうち、鬼に提供しなければならない食用児もいます。
もしあのまま誰も逃げ出さなければ、レイがその役目を遂げていたのかもしれません。
では、イザベラの気持ちはどうだったのでしょうか。
本当の気持ちをいえば、誰よりもレイを生かしたかったはずです。
そして、ずっと一緒にいたかったはずです。
しかし、農園でそれは絶対に叶いません。
そうなると、逃がすか出荷するかの2択になります。
一人だけ逃がしたとしても、ただの子供が一人で生き延びれるわけはありません。
それを分かっていたイザベラには、出荷をするという選択肢しか残されていませんでした。
それならば、とことん最上級の捧げ物として育て上げようと思ったのではないでしょうか。
そうすることで、できる限り長く生かすこともできるし、そういう目的のために、少しは気を紛らわせることもできたでしょう。
もし、ノーマンがラムダ行きではなく普通に出荷されていたのであれば、レイがラムダに行っていた可能性もありますね。
まとめ的なもの
道中いろいろあったものの、エマ・ノーマン・レイのフルスコア組はもちろん、イザベラに育てられた食用児で脱走した者は、まだ誰も死んでいません。
これは本当に奇跡ですよね。イザベラの願いは叶ったのです。
もしイザベラが生きているとするなら、どれだけ嬉しかったことか…。
できるなら、もう一度イザベラの姿を見てみたいものです。
そして、あのときどう思っていたのか、エマやレイ達と話をしてほしいです。
きっとイザベラの気持ちをみんなが理解すれば、暖かい気持ちでママを受け入れられるはずです。
今回の記事は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。また次の記事でも会いましょう。さようなら。