みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「鬼舞辻無惨の真実」についてです。
それではどうぞ♪
鬼舞辻無惨
まずは軽く無惨の過去について、振り返ることから始めましょう。
無惨は、大正時代より1000年以上前の平安時代に生まれ、元々は産屋敷一族であったと言われています。
大正時代を大体1900年だとすると、無惨が生まれたのは、西暦900年より前だという事になります。
平安時代が800年頃から1200年頃までなので、無惨が生まれたのは平安時代の初期の頃、だという事が推測できます。
無惨は、20歳になるまでに死ぬと宣告されており、おそらく20歳近くまで人間だったのだろうと思われます。
というのも、なかなか体が良くならずに医者を殺してしまう程なので、かなり焦っていたように思えるからです。
おそらく無惨が鬼になったのは、18歳~19歳の頃だったのではないでしょうか。
そうして薬の完成を待たずに医者を殺してしまった無惨は、日の光の下を歩けない体になってしまいました。
日の光を克服するためには、青い彼岸花が必要。
もしくは、日の光を克服した鬼を喰って取り込むことの、どちらかが必要となります。
以上が、大まかな無惨の過去についての情報となります。
あとは、縁壱や厳勝との絡みなどもありますが、今回は別の部分を掘り下げていきたいと思います。
それは「無惨も産屋敷一族だった」という事についてです。
産屋敷
無惨は、元々産屋敷一族の人間だったと言われています。
それは、お館様と無惨の会話から、明らかになっています。
産屋敷一族といえば、お館様こと耀哉様が思い浮かびます。
耀哉様は生前、年を取る毎に全身痣だらけになるという、呪いにかかっていました。
これは、産屋敷一族から鬼を生み出した事による呪い。
そう耀哉様は言っていました。
耀哉様は、享年23歳。
産屋敷一族は、長く生きてもそれくらいしか生きれません。
ここで私は思ったのです。
これって、無惨も一緒だったのでは?
無惨は、20歳になるまでに死ぬと言われていました。
この辺り、何だか怪しい雰囲気を感じませんか?
つまり、無惨もお館様こと耀哉様と、同じ病気だった。
実は無惨も、産屋敷一族の呪いにかかっていたのではないか。
私はそう考えました。
という事はです。
産屋敷一族の呪いは、無惨を鬼にした事で発症したのではなく、元からあった呪いだった。
そう考える事もできます。
コミックス15巻の、無惨の回想を見ていただきたいのですが、無惨の顔はハッキリと描かれておらず、影で顔が分からないようになっています。
私はここも怪しいと思いました。
実は、この時の無惨の顔には、耀哉様と同じような痣があったのではないでしょうか。
こればっかりは確定とは言えませんが、私はそんな予感がしています。
神主
産屋敷一族の呪いについて、私の中でずっと引っかかっていた事があります。
それはコミックス16巻の、神主が産屋敷一族に助言をするシーンについてです。
神主はこう言っています。
「同じ血筋から鬼が出ている。その者を倒すために、心血を注ぎなさい。そうすれば一族は絶えない」
鬼というのは無惨の事。
それは分かるのですが「倒すために心血する」という部分が腑に落ちない。
倒せばいいのではなく、倒すために心血する?
そもそも鬼が生まれた事で、どうして一族が代々呪われるのか。
これらについて、ずっと疑問を感じていました。
しかし今回、私の中で納得のいく考察が思い浮かんできました。
これって実は、産屋敷一族の呪いを解除するために、青い彼岸花が必要だという事を言っているのではないでしょうか。
ちょっと意味不明だと思われる方もいるかもしれません。
少し説明をさせてください。
病気
まず人間時代の無惨は、耀哉様と同じ病気だったと仮定します。
善良な医者はその病気を治すために苦心し、無惨に試作段階の薬を飲ませました。
そうして無惨は鬼になり、日の光の下を歩けなくなります。
あの時もし、無惨に完成品の薬を投与できていたなら。
無惨は鬼にならずに、病気を治す事が出来ていたのではないでしょうか。
そして、無惨と耀哉様の病気が同じものであったとするなら、その完成品の薬を飲ませることで、産屋敷一族の呪いも解くことが出来ていた。
そう考える事ができます。
そして、この考え方でいくとするなら、先程の神主の助言についても、違う捉え方が出来るようになってきます。
つまり神主は、無惨を倒すというよりは、無惨を人間に戻せ的な事を言いたかったのではないでしょうか。
神主は青い彼岸花とは明言していませんが、そのような事を感じ、助言したのではないかと。
無惨を人間に戻す事、すなわち無惨の病気が完治するという事。
そしてそれは同時に、産屋敷一族の病気も完治させることが出来るという事。
それが無惨を倒さずに、一族を絶やさない方法だったのではないでしょうか。
おそらく無惨は倒せない存在であると、私は感じています。
首を斬っても死なない無惨。
人間に戻して倒してしまうしか、方法が無いような気がします。
人間
現在の最新話は182話。
無惨は珠世の薬を克服し、人間になる事はありませんでした。
しかし、いつもとは違う姿になっています。
髪の毛は白髪になり、全身は痣だらけ。
この姿を見て私が思ったこと。
「これって実は、少しだけ人間に戻っているのでは?」
というのも、この痣、先程の話と繋がりそうな気がするからです。
「無惨が耀哉様と同じ病気だったなら」という話です。
もし本当に無惨が人間に戻りつつあるのなら、この痣は「人間時代に生きていたらこうなっていた」という姿なのではないでしょうか。
白髪という点についても、人間時代に年を取っていたら白髪になっていた、という表れなのではないかと。
無理矢理なこじつけですが、もしこれが当たっていたとするなら…。
無惨は徐々に人間に戻っていき、自滅するという事になります。
人間に戻った無惨は全身痣だらけになり、今まで鬼になっていた時間の分、年を取り続ける。
そうして最後は死んでしまう。
そういった展開もあり得そうです。
まとめ的なもの
今回は少し難しい話でした。
最初は、コミックス15巻の無惨の回想で、無惨の顔がハッキリと描かれていない事に、何か違和感を感じました。
そして、お館様が享年23歳だったという事と、無惨が20歳までに死ぬと言われていた事。
それも何か繋がりそうだなと。
元々、同じ一族だったという事もありますしね。
そして現在、無惨が全身痣だらけになっているという状況。
これらの事が、今回の考察を考えるキッカケとなりました。
私的には70点。
あながち、なくもないかなと。
とにかく、青い彼岸花は鍵となりそうだという事は確かです。
そこには禰豆子も絡んでくるでしょう。
青い彼岸花は薬の材料だという事から、もしかしたら禰豆子はその薬を飲んだ事があるのかも?
お母さんが青い彼岸花を摘んできて、薬を作っていたとか?
それとも炭十郎が…?
まだまだ、色々と妄想が出来そうですね。
今回の考察について、皆さんなりの考察も聞かせてほしいです。
それでは今回はこの辺りで♪