広告 未分類

鬼滅の刃 柱稽古編2話『水柱・冨岡義勇の痛み』を徹底解説!【きめつのやいば】 #鬼滅の刃 #柱稽古編 #冨岡義勇 #錆兎 #水柱 #炭治郎 #胡蝶しのぶ

2024年5月20日

鬼滅の刃 柱稽古編2話『水柱・冨岡義勇の痛み』を徹底解説!【きめつのやいば】 #鬼滅の刃 #柱稽古編 #冨岡義勇 #錆兎 #水柱 #炭治郎 #胡蝶しのぶ

鬼滅の刃 柱稽古編2話。今回のタイトルは『水柱・冨岡義勇の痛み』。柱稽古編のメインイベントの一つでもある冨岡義勇の回です。

今回もアニメをじっくり観ていきながら深掘りしていきましょう。チャンネル登録、いいねと共有、コメントは絶対です。

では参ろう。

柱稽古編の進行具合

まず、ここは前々から予想してた通りでした。柱稽古編2話は原作130話・131話の内容でキリ良く終わりました。

冒頭の珠世の部分は、原作では131話のラストだったのですが、アニメ1話をミステリアスに終わらせるために、少し順番を入れ替えたのでしょう。2話のラストは胡蝶しのぶと栗花落カナヲのミステリアスなシーンで〆。

さて、問題は3話がどこまで進むかですが、その前にまずは2話の内容を深ぼっていきましょう。

アニオリ全快

柱稽古編は原作の話数が少ないということで、アニオリが随所に挿入されています。おそらく進行具合からすると、3話も細かいアニオリが出てくると思います。

まず、愈史郎が珠世の異変に気付くシーン。このシーンはアニオリ。愈史郎は珠世の異変に敏感。これはただの直感ではなく、物理的に珠世の異変に気づける何かがある様子。ただ、それが何だったのかは確か明かされていない。知ってる人がいたらコメント欄へ。

とここで、愈史郎のことを調べてたら少し面白かったので、愈史郎の秘密にも少し触れておきましょう。

愈史郎

今後も活躍する愈史郎。珠世により鬼にしてもらった一人で、鬼化した以降の実年齢は35歳。珠世に好意を寄せているが、指摘されると真っ赤になって黙り込む。

珠世によって鬼化した、いわば無惨直属ではない亜種のため、珠世よりも少量の人血のみで生きられる。もちろん鬼なので、鬼としての身体能力・再生能力は持ち合わせている。無惨の名前を呼べていることから、無惨の呪いはなく認知もされていない模様。

珠世の助手として長年働いてきた愈史郎は、医学に精通しており、素手の施術で他の鬼の脳から支配を外したり、逆に脳を支配することができる。

作中にも出てくる、採血の短刀を製作したのは愈史郎。鬼の身体に刺さると、自動的に血が吸引され柄の部分に保管される。

能力は『紙眼』。視覚に関する能力で、呪符を用いて様々なことに応用できる。例えば見えない敵や能力を可視化できたり、逆に物や建物を隠したりもできる。他にも作中では様々な使い方がされている。能力についてはまた今後まとめます。

ちなみに、鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴先生のデビュー作である『過狩り狩り』にも珠世と一緒に登場しています。

ちなみにちなみに、愈史郎が階段から転げ落ちるシーンは、原作の扉絵を再現したものです。

お館様の使い

珠世の前に現れる一羽の鎹鴉。お館様の鎹鴉ということで、他とは違う風格がある。

鬼殺隊の最高管理者の使いの訪問に、珠世は一瞬動揺し、何を企むのかを探ろうとします。鴉は単刀直入に話を進める。要約すると『鬼狩りに協力してほしい』という要望。

鬼の身体と薬学に通じる胡蝶しのぶと一緒に、禰豆子の変貌解明に加え、鬼舞辻無惨を倒すために協力してほしい。

突如産屋敷邸に招かれる鬼の珠世。産屋敷邸に赴けば、珠世にとってはいつ頸を斬られてもおかしくはない状況になる。これは珠世にとって、めちゃくちゃ危険な誘いです。

珠世の過去と決意

ここでまさかのアニオリ。原作では描かれなかった、珠世が産屋敷邸に行くことを決意したシーン。その中で、珠世の過去も少しだけ描かれました。

珠世と一人の男。そして向かいにいるのは縁壱。炭治郎と同じ耳飾りをつける人間と、珠世は実は繋がりがあった。珠世と一緒にいるのは鬼舞辻無惨のように見える。

珠世の過去も、これから先の物語にとても重要な要素となります。まだまだこのシーンが描かれるのは先ですが、今からとても楽しみです。

そして、産屋敷邸に行くことを決意した珠世。研究結果をまとめ持っていくという。愈史郎は反対の意思を示していますが、珠世の決意は固い様子。『最後の転居』というのもキャッチーなワード。

オープニング

今回のオープニングは歌詞がとても深い。歌詞考察をまだ観てない人は、この動画を最後まで観てから、歌詞考察の動画も観てください。概要欄に貼っておきます。

お館様からの手紙

お館様の病状はさらに悪化。もはや動くこともできない。義勇とまともに話をできる状態ではない。

そこで託された炭治郎。これからの総力戦に備え、独りになってしまう義勇が前を向けるよう話をしてやってほしい。お館様からの手紙にはそう書かれていました。

そして、義勇のもとへ向かう炭治郎。その前に、神崎アオイとのアニオリシーンがありました。こういったアニオリが細かく挿入されることで、今回の柱稽古編はボリュームが確保できていそうですね。

アオイなりのエール

独りぼっちの人に、独りじゃないよと伝えるうまい方法はあるのか。尋ねる炭治郎。神崎アオイは、私ならそっとしておいてほしいと言う。

そして、炭治郎と相手のためにおにぎりを渡すアオイ。しっかり食べて元気になれという、アオイらしいエール。おにぎりといえば伊之助ですよね。わかるひとには分かる。

義勇と炭治郎

冨岡邸に着いた炭治郎。そして、柱の義勇の許可もなく勝手に家に入っていく炭治郎。

義勇の『入ります?』で爆笑。帰りますの聞き間違いと自分を納得させる義勇も面白い。炭治郎と義勇の距離が近いのも面白い。

俺は水柱じゃない

義勇は怒っていた。炭治郎が水柱になればよかったと。水の呼吸以外に浮気をし始めた炭治郎に対し、怒りを覚えていたよう。

「水柱が不在の今、一刻も早く誰かが水柱にならなければならなかった」

義勇の言葉に炭治郎は困惑する。義勇は水柱なのに、水柱が自分は水柱じゃないと言っている。いつもいつも義勇は言葉足らずで、本当に周りを困惑させるのが上手い。

さらにそこで出た言葉が「俺は水柱じゃない」という迷言。炭治郎はさらに困惑。しかし、炭治郎はお館様から託されていた。

「根気強く話をしてやってほしい」

お館様の言葉をそのまま素直に受け取った炭治郎は、文字通り根気強く、昼夜問わず義勇につきまとい話しかけまくった。ひたすらに話しかけまくった。

「義勇さん、どうしましたか、どうしましたか」

原作では1コマで終わっていたシーンですが、アニメでは追加シーンが満載。勝手に義勇宅にあがりこみ、寝ている炭治郎。夜の警備についていく炭治郎。寝ている義勇を起こそうとする炭治郎。

義勇の嫌がってるのに怒らないのがカワイイ。そのうち、ご飯も一緒に食べ、風呂まで覗く始末。

今度は義勇困惑。これは一生続くのだろうか。そんな不安が義勇の脳裏に浮かぶ。話したらつきまとうのをやめてくれるのだろうか。そう考えた義勇は、とうとう4日後に根負け。炭治郎に事の顛末を話し始めた。

義勇と錆兎

突如話し始めた義勇。

「俺は最終選別を突破してない」

「あの年に俺は、俺と同じく鬼に身内を殺された少年、錆兎という宍色の髪の少年と共に選別を受けた」

ここでアイキャッチが挿入されているのですが、これは原作を読んだ人なら分かる。義勇と錆兎が背中を合わせているアイキャッチを分割したもの。

これ実は、〇〇と再現することになるもの。鬼滅ファンなら分かりますよね?白と黒、二人はプリキュアです。

最終選別

義勇が13歳の頃、同じ年で天涯孤独だった錆兎とはすぐに打ち解けた。錆兎は正義感が強く心の優しい少年だった。

鱗滝の顔をのぞき転げる二人。こういったシーンもアニメオリジナルシーン。義勇の屈託のない少年の笑顔が感慨深い。姉の蔦子を奪われ傷心していた義勇を、どれだけ錆兎や鱗滝が救っていたかがよく分かる。

あの年の選別で死んだのは錆兎だけ。錆兎は選別の地である藤襲山の鬼を殆ど倒してしまった。そして、錆兎以外の全員が選別に受かることとなった。

錆兎の戦闘シーンがカッコよすぎる。久しぶりにヒノカミ血風譚をやってみたくなった。

錆兎は他の受験者たちを助けながら戦い、刀をひどく摩耗させている状態だった。そこで手鬼と出会い、刀が折れ殺されてしまう。もしも刀が万全なら、炭治郎のように手鬼を倒し選別を突破していただろう。

錆兎が助けた受験者の中には義勇もいた。義勇は一体の鬼も倒さず、錆兎に助けられた後に意識を失う。気が付いたころには選別は既に終わっており、錆兎の訃報を告げられた。

そこにいた村田さん。村田さんも傷を負っていることから、おそらく錆兎に助けられ、鬼を一体も倒せなかった一人だろう。村田さんの水の呼吸は非常に薄いことで有名。

ちなみに、錆兎と義勇・村田さん、真菰も同期です。

俺は水柱じゃない

「俺は水柱じゃない」の真意は「選別で一体の鬼も倒せなかった自分が、水柱になっていいはずがない」というもの。柱達と肩を並べていい存在じゃないと義勇は語る。

不死川実弥に「俺はお前達とは違う」と吐き捨てたのは、選別の時のトラウマ・劣等感からきている言葉だった。本来なら鬼殺隊に自分の居場所はないと。

義勇は炭治郎を突き放す。

「柱に稽古をつけてもらえ。それが一番いい。俺には痣も出ない。錆兎なら出たかもしれないが」

他の柱が痣の発現の訓練をする中、義勇は痣の発現すら諦めていた。

義勇は炭治郎と初めて出会ったあの時、炭治郎が水柱になるべき存在だと感じた。そして鱗滝に託した。その時の手紙には「突破して、受け継ぐ事ができるかもしれません」と書かれている。

この言葉の真意は、自分とは違い最終選別を突破して、水柱を受け継ぐことができるかもしれないという意味。最初からずっと期待していた炭治郎が、ヒノカミ神楽を極めようとお熱になっているのを知り、義勇は怒っていたというわけだ。

繋いでいかないんですか?

義勇は自分が死ねばいいと思っていた。錆兎が水柱になるべきだったと。自分達を守ったことで錆兎は刀を消耗し、手鬼に負けた。自分達がもっと強ければ、錆兎は死ななかったかもしれないとも思っているだろう。

柱になって8年という古参の上、鱗滝含む歴代の水柱が習得しえなかった新たな型・凪まで編み出した義勇は、紛れもない実力者であり、今までの誰よりも水柱に相応しいと言える。

しかし、少年時代に受けた様々な心の傷が、ずっとそのトラウマが義勇にまとわりつき、柱になって8年経っても自分を認めることができないでいる。

炭治郎は、そんな義勇の姿に自分を重ねた。錆兎が義勇を守り死んだように、煉獄杏寿郎は炭治郎たちを守り死んだ。炭治郎には義勇の気持ちが痛いほどよくわかる。

炭治郎もまた、炎柱・煉獄杏寿郎の代わりに自分が死ねばよかったと思ったことがある。杏寿郎ならいつか無惨を倒せたかもしれないと。しかし、煉獄杏寿郎の遺言を胸に、炭治郎達は前へ進んだ。

「信じると言われたなら、それに応える以外考えるな」

炭治郎は伊之助の言葉を思い出す。しかし、義勇に何と言っていいのかが分からない。義勇とは立場も状況も全く違う自分が、とやかく言ってはいけない。そう考えた。

ただ、炭治郎にはどうしても聞きたいことがあった。

「義勇さんは錆兎から託されたものを、繋いでいかないんですか」

これは、煉獄杏寿郎の想いを繋いできた炭治郎の素直な気持ち。そして、繋ぐという意味には、これまで鬼殺隊の隊士達が繋いできた想い・技も含まれている。

杏寿郎から炭治郎に繋いだように、これまで幾多の鬼殺隊士達が、様々な想いや技を繋いできた。

そんな炭治郎の素直な言葉により、義勇にある痛みが蘇る。

お前も繋ぐんだ

「なぜ忘れていた。錆兎とのあのやり取り。大事なことだろう」

炭治郎の言葉をきっかけに、記憶から遠ざけていた思い出を取り戻す。

育手である鱗滝のもとで、義勇と錆兎が互いに切磋琢磨していた頃。この時の義勇は、自分を庇い命を落とした、姉の蔦子の死に対し悔いていた。

姉は祝言の前日に、義勇を庇い鬼に殺されてしまう。祝言をあげ幸せになるはずだった姉の死に対し、義勇は自分が死ねば良かったと考えていた。

錆兎は義勇の話を聞き、思い切り頬を張り飛ばす。

「自分が死ねば良かったなんて、二度と言うなよ。もし言ったらお前とはそこまでだ。友達をやめる」

「翌日に祝言を挙げるはずだったお前の姉も、そんなことは承知の上で鬼からお前を隠して守っているんだ。他の誰でもないお前が、お前の姉を冒涜するな」

「お前は死ぬんじゃない。姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来を」

「お前も繋ぐんだ、義勇」

義勇はその時の頬の痛みを、はっきりと思い出した。鬼から自分を守ってくれた姉の蔦子。そして、姉の死を冒涜するなと教えてくれた錆兎。錆兎もまた自分を守って死んでいった。

蔦子・錆兎に繋がれた命。いつまでも過去を悔やんでいるわけにはいかない。義勇は過去を振り切った。

「未熟でごめん」

義勇は自分を守ってくれた2人に誤り、微動だにしなくなる。しばらくした後、義勇は柱稽古への参加を表明しようとする。そこにすかさず炭治郎。

「義勇さん、ざるそば早食い勝負しませんか」

なんで?

アニメならでは

やはりアニメだとBGMなどの演出もあり、感動のレベルが違ってきます。ひっぱたいた後、立ち上がる義勇に笑顔を向ける錆兎もアニメオリジナルで泣ける。あと、蔦子姉さん美しい。

また、ぎゆしのを思わせる演出もありました。義勇がしのぶの稽古を気にしている。これはファン歓喜でしょう。

栗花落カナヲの柱稽古

そして、原作通り胡蝶しのぶと栗花落カナヲの会話のシーンへ。カナヲはこれから風柱の稽古に向かうという。

そういえば、カナヲも柱稽古に参加中。原作ではカナヲの稽古の様子は描かれなかったけれど、アニメなら描かれる可能性あり。岩柱の稽古に参加してるカナヲとかどんな感じなんだろう。

胡蝶しのぶの決意

しのぶはカナヲに話す。姉を殺した鬼について。また、その鬼の殺し方について。これがあれに繋がる。ここでは深く語りませんが、気になる人は概要欄より解説動画をご覧ください。

エンディング

エンディングがこれまたヤバい。煉獄さんもいるし、縁壱と炭吉のシーンもあるし。炭十郎もいるし。炭治郎が煉獄さんの鍔のついた刀を構えているし。またエンディングも考察します。

鮭大根

大正コソコソ話にて、義勇が鮭大根を食べに炭治郎を誘うシーン。義勇の大好物である鮭大根。鮭大根を食べる時の義勇は、満面の笑みを浮かべるのだとか。しのぶは見たことがあるようですが、一体どんな笑顔なのか。

また、羽織の秘密についても語られました。義勇の羽織は特殊で、右半分が無地、左半分は亀甲柄という模様の羽織。これを伊之助は半々羽織と言っている。しかし正式名称は「片身替」という仕立て。

この羽織の無地の部分は姉の、そして亀甲柄は錆兎のもの。これはとても深い意味を持っている。義勇は二人のことを思い出すと悲しくなるため、いろんな思い出を封印してしまった。

しかし、この羽織はずっと身に着けてきた。これは、義勇が悲しい過去と向き合わず、でも2人をずっと忘れたくないという、両方の気持ちの葛藤の現れにもなっている。

アニメで改めて気づいたのですが、幼少期の義勇の羽織は姉の蔦子のもの。そう知って錆兎とのシーンを観ると、また泣けてくる。

まとめ

いよいよ柱稽古編も2話まできました。アニメならではのシーンが多くて楽しすぎる。柱稽古編はどうやら7話から8話になりそうということで、みなさん最後まで一緒に楽しみましょう。

今回は、義勇の過去はもちろん、錆兎のかっこよさを改めて感じました。また、ぎゆしのを感じさせるシーンがあったり、アオイのサプライズの登場があったり。

柱稽古編の話数構成についてや、次週の3話についてもまた考察します。今回の記事は以上です。それではまた。

-未分類

目次