第9位 蟲柱 胡蝶しのぶ
第8位 音柱 宇髄天元
9位は天元としのぶ、どちらにしようか迷いましたが、ポテンシャルを考えると天元のほうが上なのかなと。
しのぶは突き技と毒をメインに戦うため、毒の効かない童磨以上の相手には、ほとんど対抗策がないといった状況です。
対して天元は、体格も大きく鬼の頸を斬れる点で、ポテンシャル的にしのぶより上位。
さらには握力も強く、痣と透き通る世界さえ習得できれば、赫刀発現は可能とみられる。
そのため、しのぶを9位、天元を8位としました。
でも一つ思い出したのですが、無一郎が黒死牟に決定打を与えていたのは、突き技です。
他にも要素はあったとはいえ、最後に黒死牟は、無一郎に刀で刺された部分から消滅していきました。
ということは、しのぶが痣と透き通る世界、そして赫刀まで身につけていれば…
ランキング上位に食い込めんでいた可能性はありますね。
第6位 炎柱 煉獄杏寿郎
第6位 恋柱 甘露寺蜜璃
ここは同率としました。
痣が出ている蜜璃と、痣が出ていなかった杏寿郎では、一見痣者に軍配が上がりそうな気がします。
蜜璃の刀は、極めて薄くやわらかい。
技の速度は、音柱・宇髄天元をも上回ります。
それに加えて、蜜璃自体の体も非常に柔らかく、かつ筋肉は常人の八倍。
腕相撲ランキングでは、杏寿郎といい勝負をしています。
蜜璃の刀は攻撃範囲も広いので、様々な鬼の攻撃にも対応が可能。
ただ一つ蜜璃の弱点をあげるとすれば、冷静な判断ができないといったところでしょうか。
起きることに一喜一憂し、感情的になりやすい面もあります。
しかし、それをカバーするほどのギャグ補正が、蜜璃にはあるとかないとか。
対する杏寿郎は、戦国時代から続く炎柱の家柄「煉獄家」の子孫。
家を絶やさずに、代々炎の呼吸を継承してきた煉獄家。
槇寿郎が一旦はその流れを止めてしまいましたが、杏寿郎は炎の呼吸を独学で習得。
杏寿郎が生きていれば…
ランキング上位は間違いなかったでしょう。
もしも杏寿郎が生きていて、痣と透き通る世界、赫刀まで発現していたら。
そこで杏寿郎が使う呼吸は、もはや日の呼吸とも言えるのではないでしょうか。
というわけで、蜜璃と杏寿郎は痣者という部分で大きくわかれるため、少し比較が難しいといったところ。
ポテンシャル的には、杏寿郎のほうが上だというのは分かります。
しかし蜜璃だって痣を発現し、持ち前の筋力と柔らかさで、鬼に対する戦いでは負けていません。
恋の呼吸は炎の呼吸の派生ということで、優劣をつけるという見方もできますが、風と霞の関係性からも、そこは何とも言えないところです。
ここは使用者によるところも大きいでしょう。
第5位 水柱 冨岡義勇
第4位 霞柱 時透無一郎
五大流派の一つである、水の呼吸を使う義勇。
そして、風の呼吸の派生である、霞の呼吸を使う無一郎。
無一郎のほうが強いと判断したのは、やはり透き通る世界と赫刀があったからです。
義勇は痣を発現し、実弥と刀を打ち付けることで赫刀を発現。
無一郎は痣と透き通る世界、そして、最後に自分ひとりで赫刀を発現しています。
あと、無一郎が黒死牟の祖先、つまり縁壱と同じ継国家の子孫だということも、要素の一つと言えます。
義勇は水柱になるまでに、最終選別を受けた13歳から19歳ごろまでの、約6年間を費やしています。
しかし無一郎は、たった二か月で柱になりました。
これもやはり、元々の素質の違いでしょう。
ただ義勇もやはり、ポテンシャルは素晴らしいものがあります。
義勇の使う水の呼吸・拾壱ノ型は、刀を高速で動かし、敵の攻撃をいなすというもの。
常人には真似のできない芸当です。
義勇に関しては、炭治郎に指摘されるまで自分を水柱と認めておらず、その自信のなさこそが、成長を止めてしまっていたのかも。
義勇は痣を発現し、透き通る世界まであと一歩といったところでした。
これからの成長に期待といったところでしたが、利き腕をやられてしまったため…
これ以上は言うまい。
第3位 風柱 不死川実弥
第2位 蛇柱 伊黒小芭内
ここも比較が難しいところですが、私はあえて、小芭内を2位にもってきました。
それは何故か。
色々と理由はありますが、まず、痣を発現し透き通る世界も、小芭内は少しだけ見えていたという事。
そして、自分ひとりで赫刀にできたというのも大きい。
そしてなんといっても、戦闘を分析する能力に長けているということ。
最後に、鏑丸の助力があること。
以上のことが、私が小芭内を2位に持ってきた理由です。
元々小芭内は、不遇な境遇に生まれ、12の頃まで箸よりも重いものを持ったことがありませんでした。
そこから必死に努力し、柱にまで上り詰めた小芭内。
12~13歳ごろに鬼殺隊に入隊したとすると、最低でも19歳までは柱になっていないので、7年~8年くらいは修行していたということになります。
そこには相当な苦労があったでしょう。
対する実弥は、普通の家庭に生まれていたものの、母親が鬼になったことにより、玄弥以外の兄弟を殺されることとなりました。
さらには玄弥からも、母親を殺した人殺しと言われてしまい、実弥は一人で鬼を狩るようになっていきます。
そして鬼殺隊の粂野匡近と出会い、鬼殺隊に入隊、柱にまで上り詰めています。
実弥は確かに強いです。
身体能力も高い実弥ですが、実弥は誰よりもタフな男。
黒死牟との戦いであれだけの出血をしながら、無惨との戦いでも、最後まで派手に動き回っていました。
黒死牟いわく、血を呼吸で凝固させ、筋肉で臓物が飛び出るのを抑えていたとのこと。
これは黒死牟の言う通り、とても人間にできて良い芸当ではありません。
あと、実弥の秘密兵器である稀血。
あれこそが実弥の最大の武器でもあり、慢心させている弱点でもあります。
実弥の稀血は、通常の鬼は酩酊させてしまい、その間に勝利への活路を見出すことができます。
しかし、黒死牟や無惨クラスの相手ともなると、効果は少し薄くなってしまいます。
実弥がここまで生き残ってこれたのは、この稀血のおかげに他なりません。
一人で鬼狩りをしていたころから、鬼の攻撃を食らいながらも、稀血のおかげで勝利してきました。
それは柱になっても変わっておらず、柱合会議では蜜璃から、また傷が増えたと言われていました。
実弥の戦闘スタイルは、とにかく攻撃を食らってもゴリ押しのスタイル。
多少出血しても呼吸で血を止められるという、技術があってこそのもの。
ただしかし、無惨相手には稀血も効いていた様子がないので、そこが小芭内を上にした理由でもあります。
小芭内の戦闘スタイルは、戦況をよく分析して、鏑丸の助力により、相手の攻撃を読みながら戦うといったもの。
これは元々の身体能力が弱いために、苦労して身につけた、努力のたまもの。
ここは頑張った小芭内を2位にしてあげたい、私の主観もあります。
でもやはり、透き通る世界を少し見たことと、自分一人の力で赫刀にした小芭内は、私の中でかなり強い存在となっています。
あと、無惨の攻撃で他の柱は瀕死状態になったにも関わらず、小芭内だけは、誰よりも早く戦線復帰しています。
他の柱は前の戦闘で弱っていたともとれますが、ここにも鏑丸の協力があったようにも思えます。
鏑丸の助力により、すんでのところで致命傷を避けたと。
というわけで私の中では、生まれたころから苦労して身につけた戦闘能力と、蜜璃への想いの強さから、小芭内を2位とします。
第1位 岩柱 悲鳴嶼行冥
ここはもう、岩の様に不動の第1位。
痣・透き通る世界・セルフ赫刀。
全ての能力を兼ね備えています。
さらには他の柱とは違い、斧と鉄球を鎖で繋げた、特殊な武器を使います。
悲鳴嶼さんの武器は、他の鉄よりも太陽光を吸い込んでおり、その分鬼へのダメージが高いものとなっています。
中遠距離には鉄球を投げ、鎖によって広範囲の攻撃が可能。
近距離にも、斧を使用することで対応可能。
さらには鎖ですら、鬼の頸を斬れてしまうほどの威力があります。
誰がどう考えても、ここは動かぬ第1位でしょう。
今までほとんどの鬼は、悲鳴嶼さんに近づくことすらできなかったのではないでしょうか。
ほとんどの鬼は鉄球で、頭ごと頸を吹っ飛ばして来たのではないかと思われます。
鬼相手でも人間相手でも、最強の存在。
それが悲鳴嶼行冥です。
まとめ的なもの
一部主観も入っていますが、それなりに理由付けをしてみました。
明日はジャンプの発売日なので、また197話に関しても考察してみたいと思います。
それでは今回はこのあたりで♪