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【約束のネバーランド】鬼という呼び方について|約ネバ考察【ネバラン ネタバレ】

2019年5月16日

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こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「鬼の呼び方」についてです。

鬼のことを「食人鬼」と呼んだのは、ノーマンが最初です。

人を食べる怪物、それはまるで鬼だと、ノーマンは言っています。

そして、ソンジュは

「鬼と呼ばれた頃もあった」

と発言していました。

つまり、こう考えることもできます。

ソンジュ達は過去に鬼と呼ばれたこともあったけど、正しくは鬼ではない。

鬼と最初に言い出したのは、ノーマンとエマです。いつの間にかそうなっていました。

なので私も「これは鬼なんだ」という見方をずっとしていました。

もしかしたら、それは正しくないのかもしれません。もう少し深掘りして見ていきましょう。


様々な呼び方

最初に鬼と呼び始めたのは、エマとノーマンです。

レイに話をしたときも鬼と言い、レイも鬼と呼ぶようになりました。

このあとドンとギルダにも、鬼という呼び名で伝わっています。

そして、クローネとの密会の際、エマが鬼と呼んでいることに、クローネは一瞬

「鬼?」

と聞き返しています。

そのあとすぐに、鬼がクローネの言う「連中」のことと理解していますが、やはりみんな呼び方が違うようですね。

このあと脱走までの間に、残りの脱走組にも、鬼の存在と名前が伝わっていきました。

そして、ソンジュとムジカとの出会い。そのときソンジュは

「鬼と呼ばれた頃もあった」

と言っています。

ということは、他の呼び方で呼ばれていた時期もあった、ということなのでしょう。

次はオジサンです。まず最初は「奴ら」と呼んでいます。

イベットとアンナが見た部屋では「密猟者」と書かれていました。これも一応呼び方になるでしょう。

そのあともオジサンは「奴ら」と呼んでいることが多いですね。

ただ、森についてからオジサンは、鬼のことを「人食い」と呼ぶようになっています。

このあとエマがさらわれて初めて、レイがオジサンに「鬼」と発言しました。

ここまでオジサンの前で鬼と発言していなかったようです。

それを聞いたオジサンは、クローネと同じく

「鬼?」

と一瞬疑問に思っています。

ここでもクローネと同じく、すぐに理解はしていますね。

オジサンはこの後、野良の人食いと呼んでいた鬼を「野良鬼」と呼んでいます。

対応力が早いですね。ただ、そのあとすぐに「奴ら」という呼び方に戻っています。


様々な呼び方2

次はエマがゴールディポンドで見た看板です。ここでは「怪物」と書かれています。

これは鬼側が作ったのだと思われるので、ここで鬼達は自分達のことを「怪物」と呼んでいるようです。

ただ、本当に自分達が怪物だとは思っていないでしょう。怖がらせるための遊びだと思います。

ヴァイオレットが呼んだ鬼の呼び方は、「怪物」と「人食い」でした。

そのあとのヴァイオレットの呼び方は結構バラバラで、奴らとも呼んでいますし、人食い、怪物とも呼んでいます。

次はテオです。テオは「怪物」と呼び、テオのお姉ちゃんは「化物」と呼んでいます。

そして、グランドヴァレー組の9人。この子達は「怪物」、「密猟者」と呼んでいます。

ここまで見てきましたが、鬼と呼んでいるのはグレイスフィールドの子供達だけのようですね。

次はミネルヴァことジェイムズです。電話では鬼のことを「彼ら」と呼んでいます。

彼らと呼んでいるのはジェイムズが初めてです。

ジェイムズにとって、鬼は完全な敵というわけではありません。

実際殺されてしまったのは、裏切り者である人間のせいです。

ジェイムズが奴らとか、人食い、怪物というのは違和感があるでしょう。

次は、大分お話が飛ぶのですが、ミネルヴァの腹心であるバーバラが歌った歌です。

呼び方ではないのですが、鬼退治の歌を歌っています。

そのあとは、鬼とは呼ばず「あいつら」と呼んでいますね。

ジンとハヤトに出会った際は、ギルダが普通に鬼と発言しました。

しかし、ジンやハヤトは鬼=敵だとすぐに解釈しています。

ジンやハヤトはノーマンの部下のようなものですので、ノーマンの周りでは「鬼」と呼んでいるとみて、間違いないでしょう。

ここまでが、コミックス13巻の内容です。


仮面

そもそも、ノーマンが最初に食人鬼と呼び始めたのは、ここにある本の鬼を思い出したからです。

【約束のネバーランド】1巻|47ページ|本の鬼【約ネバ】
(引用元:約束のネバーランド1巻,47ページ)

最初に食人鬼と呼んだのは、この本の鬼が子供を食べようとする姿があったからです。

ノーマンが鬼と呼んだのは、鬼の仮面の角と人間のような姿から「鬼を連想した」ということになります。

クローネやオジサンが

「鬼?」

と疑問に思ったのも、クローネやオジサンは彼らを見て、全く鬼を連想していなかったからなのでしょう。

注目したのは、鬼の仮面です。ノーマンが鬼の角と思ったのは、仮面に付いている角のことです。

鬼は仮面を取ってしまえば、角は生えていない者が多いはずです。

現にルーチェやバイヨン、レウウィスなど、仮面を取ったことのあるほとんどの鬼が、頭に角は生えていません。

そう考えると、鬼という呼び方は、ストーリー的にしっくりくる呼び方だったと考えるのが、妥当なのかもしれません。

しかし、鬼というのは世界共通の呼び方ではないため、グレイスフィールドの子供以外は、化物や奴ら、人食いと呼ばせた。

最近では、ジリアンも鬼と呼んでいたシーンがあったので、徐々にみんなが鬼とよぶようになるのでしょう。


まとめ的なもの

私達の世界の鬼とは、大きく分けて二つの意味があるように思えます。

ひとつは、実体のある「角の生えた妖怪」のことです。

桃太郎に出てきた鬼が、一般的な鬼の風貌という認識が強いですね。

そしてもうひとつの意味は、心に潜む鬼といった、精神世界に存在する鬼のことです。

食人鬼というのも、実体のある赤い妖怪という意味ではなく「人を食べる鬼のような化物」という意味なのかもしれません。

鬼というのは、いい意味で使われることもあります。

例えば「仕事の鬼」なんて言い方をすると、鬼のように仕事をする人と解釈でき、良く働く熱心な人だと考えられます。

もし、作者さんが私達にメッセージを送っているのであれば、鬼=人間の心の奥に潜む邪心、ということもあり得るかもしれません。

今回はそんな感じのお話でした!それではまた♪

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