無一郎敗北!凶悪すぎる玉壺!鍛人の断末魔!次回、無一郎死す!
テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編5話がついに放送されました。予想とは全く違った構成の5話。原作111話~113話をうまくミックスさせています。
時透無一郎と玉壺の戦い1回目。甘露寺蜜璃の刀と恋の呼吸。炭治郎と禰豆子の爆血刀。今回も見どころがたくさんありました。徹底的に解説します。この動画を最後まで観ることで、あなたは確実に鬼滅マスターに近づけます。今回は無一郎に絞ってお伝えします。
前回のアニメ4話が酷評という意見を目にしました。テンポが悪いだの何だの。ああいった意見を見た時「ああ、鬼滅が叩かれている」と思ったそこの君。そんなあなたにこの言葉を贈ります。
「一斑を見て全豹を知る」。ものごとの一部を見て、全体を推しはかることのたとえです。超少数のアンチの意見を見て、まるで世間全体が騒いでいるような感覚を持ってしまう。これは超危険なマインドです。
鬼滅の刃は面白い。世の中の大半の人はそう感じています。心配することなかれ。不快に思うことなかれ。鬼滅の刃は大丈夫。人の意見で自分を揺るがさないことです。
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鉄穴森鋼蔵
オープニング前の冒頭シーン。小鉄を抱えて走る時透無一郎。行き先は鋼鐵塚と鉄穴森がいる場所。無一郎は、壺鬼に襲われている鉄穴森を発見します。小鉄を放り投げ、一瞬で壺鬼を倒す無一郎。
時透殿と言いながら、木から降りてくる鉄穴森。ようやく対面できた二人。鉄穴森は無一郎の新しい担当刀鍛冶であり、伊之助の担当でもあります。
本名は鉄穴森鋼蔵。年齢は26歳。コミックス14巻のおまけで細長い素顔が公開されています。鉛という2つ下の奥さんがおり、彼女も鋼蔵と同じく細長い顔立ちをしています。元は丸い顔立ちだったそうなのですが、夫婦仲が良すぎて顔立ちも似たのだとか。また、鉛は首が柔らかいそう。
ひどい刃こぼれ
無一郎は、鉄穴森に刀はどこかと尋ねます。ひどい刃こぼれをしている無一郎の刀。これは縁壱零式から持って行った刀です。元々は他の者が使っていた刀のため、無一郎には合っていない刀。霞の呼吸を使うとすぐに刀がダメになる。
元々中古の刀ということもあり、おそらくは、半天狗の頸を斬った際に刃こぼれを起こしてしまったのでしょう。
鉄穴森は、すでに刀は用意できていると言いました。すぐに渡せる状態。無一郎は話が早いことに違和感を感じますが、その理由は炭治郎が前もって鉄穴森に伝えていたからでした。刀のこと、無一郎の性格のこと。
ここで無一郎は、炭治郎の名前を憶えていました。必要最低限以外のことはすぐに忘れる無一郎。いつもなら炭治郎の名前も忘れているはず。やはり無一郎の中で何かが変わり始めている。
鉄穴森はここで「無一郎の最初の刀鍛冶のことを調べた」と語っています。この発言は後々の名シーンで真の意味がわかります。
上弦の伍・玉壺
鋼鐵塚が小屋で刀を研いでいる。鋼鐵塚家に伝わる過酷な日輪刀研磨術。手を止めてしまうとダメになってしまう。三日間もの間、不眠不休で刀を研ぎ続けている鋼鐵塚。鬼に襲われていたらマズイ。三人は鋼鐵塚のいる小屋へ急ぎます。
ナルト走りをする鉄穴森。途中で無一郎が引き止めます。「腹立つ」と言う小鉄がシュール。無一郎が鉄穴森を止めたのは、小屋の前に凶悪な存在が待ち受けていたからでした。
転がる一つの壺。無一郎も簡単には手が出せません。壺の中身は無一郎を柱だと気づいている。出てきたのは上弦の伍・玉壺です。相変わらずのあべこべな顔。目の部分に口、額と口の部分に目。わけが分からない。
鍛人の断末魔
丁寧に挨拶をする玉壺。無一郎・鉄穴森・小鉄をお客様と見立てて、何かの作品を見てほしいと言う。無一郎は「作品、何を言ってるのかな」と視聴者の誰しもが思ったことを代弁。
突然手を叩き出す玉壺。この小さい手が気持ち悪い。「ではまずこちら」と言っているので、いくつかの作品を見せたい様子。壺の中に何個も作品をストックしているのでしょう。
壺の中から出てくる悍ましい作品。「鍛人の断末魔」。刀鍛冶の死体を素材とした作品。犠牲者には鉄穴森や小鉄の知り合い・親戚も含まれています。玉壺は、里の壊滅のため刀鍛冶を襲いながら、このような作品を作っていたのです。
5人の犠牲者をデタラメに繋ぎ合わせ、6本の刀を突き刺した猟奇的なデザイン。分厚く豆だらけの手を前面に押し出し、刀を刺すことで鍛人らしさを強調。火男のお面もあえて残し、無常感と不条理を表現した。とても常人には理解できない凶悪なデザインセンス。
極めつけは、刀をひねると断末魔をあげるという最悪な仕組みまで。犠牲者はすでに死んでいるので、この雄たけびは玉壺の細工によるもの。これだけの悍ましい作品を「まずはこちら」と紹介しているところを見ると、他の作品はもっと凶悪なものなのではないだろうか。
おい、いい加減にしろよ
クソ野郎が
ブチギレる無一郎。ここまで感情を露にする無一郎は珍しい。霞の呼吸で本気モード。実はこの、無意識に無一郎を怒らす行為。これも無一郎の感情を呼び起こさせる要因の一端。玉壺は自分で自分の首を絞めている。
本気で攻撃した無一郎でしたが、玉壺はそれをヒョイと躱します。柱の本気の攻撃を躱すとは、上弦の玉壺の戦闘能力はやはり高い。無一郎が弱いというわけではありません。半天狗や玉壺が強すぎるのです。
玉壺は、作品の説明を中断されたことで若干キレ気味状態。さらに攻撃を仕掛ける無一郎。壺を破壊するも手応えなし。壺から壺へ移動する玉壺。壺間の移動は異空間を通る模様。
どうやって壺を出しているかについては、玉壺の手により生み出され、いつの間にか設置されている。いつの間にかというのは、漫画では謎のままだった部分。アニメでは手を叩くと壺が出現しています。玉壺は直接手から壺を生み出すことができます。転移する場合は拍手を使う様子。
血鬼術 千本針 魚殺
壺を破壊されたことでブチギレる玉壺。対して、冷静に状況を分析する無一郎。玉壺は頸を斬れば死ぬ。勝機はある。ここで玉壺の血鬼術。手より生み出された壺から二匹の金魚が出現。
「千本針・魚殺」。金魚の口から放たれる無数の毒針。無一郎は初撃を回避。金魚は小鉄と鉄穴森を狙います。鉄穴森が小鉄を庇い万事休す。ここで無一郎が二人を庇う。漫画よりも痛々しく見える針。耳を貫通している針もある。この針は毒針。妓夫太郎ほどの猛毒はないものの、徐々に神経を蝕まれていく。
時透無一郎 敗北
「つまらない命を救って、つまらない場所で命を落とす」。玉壺の発言に過去を思い出す無一郎。とある夏の日、鬼の牙のようなものを生やした人物に言われた言葉。誰かは思い出せない。
しかし、着実に記憶を取り戻している無一郎。玉壺のおしゃべりな性格が、その手助けをしてしまっている。毒針を刺したことで、もう勝った気でいる玉壺。そこに無一郎の本気の一刀。玉壺の頸に刀が掛かります。
ここで玉壺の血鬼術のカウンター。血鬼術「水獄鉢」。玉壺の手にある壺は、血鬼術によって柄が違います。水獄鉢は、壺から発生させた大量の水の中に相手を閉じ込める技。
本来窒息させることが目的ですが、鬼狩りに対しては呼吸を封じれるという最強の技。柱であっても例外はありません。無一郎は呼吸を失い無力な状態に。時透無一郎敗北。
まとめ的なもの
今回、玉壺の能力を見ていく中で気づいたことがあります。それは、他の漫画と重なる設定があるということ。意図的かは分かりませんが、例えば壺から壺への異空間の移動。これはナルトのミナトを思わせる。ミナトの能力は、あらかじめマーキングした場所に空間移動できるというもの。
手を叩くことで壺を出現させるのは、呪術廻戦の東堂を思わせる。玉壺の血鬼術・水獄鉢はナルトの水牢の術。などなど、鬼滅の刃は他の漫画のオマージュが多数存在しています。玉壺に関して「これもあるよ」という方はコメント欄で教えてください。
今回は、時透無一郎に絞って徹底解説をしました。炭治郎の名前を憶えていたり、玉壺の言動により、感情や記憶を取り戻しつつあったり。無一郎の変化を感じる。最後は水獄鉢に捕らわれ、呼吸を封じられて絶体絶命。
ここから先どうなってしまうのか。また、どのように今後のアニメは展開していくのか。無一郎パートを早く観たいところだけど、炭治郎や玄弥・蜜璃も気になる。まだまだ盛り上がっていく刀鍛冶の里編。今後も楽しみです。
いいねとチャンネル登録をお願いします。共有ボタンからLINEを開いて、三番目の人は玉壺のような性格を隠し持っています。今回は以上です。それではまた。