チェンソーマン 第二部 98話
みなさんこんにちは。
ついにチェンソーマンの第二部が、ジャンプ+にて連載開始されました。
今年はアニメもあるし、ジャンプ+で無料で読めちゃうしで、これからチェンソーマンの時代がやってきそうです。
私もチェンソーマンはまだ流し読みしかしておらず、これからじっくり読みなおそうと考えています。
まずは98話の流れの前に、チェンソーマン第一部・97話がどのようにして終わったのか。
そちらを少し振り返ってみたいと思います。
では参ろう。
チェンソーマン第一部 97話
チェンソーマン第一部は、衝撃的なラストを迎えます。
なんと主人公デンジが、マキマを食するという展開から始まるのです。
生姜焼きから始まり、ハンバーグ・カツ・ナゲット・モツ味噌煮込みなどなど…
異質な作品全開。
デンジは見事にマキマを全て喰らい、便所からもどこからも、マキマは復活しなかったことを岸辺に伝えます。
どうして攻撃が通用しないはずのマキマを、デンジが食べるという方法で倒せたのか。
デンジはただ一言「愛」という言葉で片づけます。
そして、岸辺と話をするデンジの前に、突如現れる謎の少女。
少女はデンジの指を噛みます。
その噛む力の強さに、少女にマキマを感じたデンジ。
中国で発見されたという支配の悪魔です。
名前はナユタ。
数字の単位にも使われるナユタ。
ナユタは「極めて大きな数量」という意味です。
チェンソーマンの作者の藤本タツキ先生の読み切り作品に「予言のナユタ」という作品があったり、チェンソーマンが影響を受けている作品「ABARA」には、ナユタという名前の登場キャラがいたり、何かしらの繋がりがあるのではと囁かれています。
ちなみにABARAの主人公は電次です。
そして97話のクライマックス。
ナユタの面倒を見ることになったデンジの前に、ポチタが現れます。
ポチタの夢は、誰かに抱きしめてもらうこと。
支配の悪魔もそうだと言います。
強すぎる悪魔は、ずっと対等な関係を築きたかったのだと。
こうしてデンジはナユタを抱きしめ、支配の悪魔と共存する道を選びました。
ここから先、二人がどうなったのかはまだ描かれていません。
97話のラストシーンでは、悪魔に立ち向かう高校生のデンジが立っていました。
チェンソーマン第二部 98話へ
チェンソーマン98話には、主人公のデンジは登場していません。
まずは敵キャラ視点が描かれた、といったところでしょう。
いやむしろ今回の敵キャラこそが、主人公という噂もあったりなかったり…
真の敵はチェンソーマンなのではないかと。
という話は置いといて、まずはコケピーという新しいマスコットキャラクターの登場。
みんなと友達になりたいというコケピーを前に、3か月後にはコケピーを殺して食べてもらうと言う田中先生。
さすが藤本タツキワールド。
コケピーは抵抗することもできず、食べられたくないと座りこみます。
不憫でかわい~。
そこに現れる、これから強敵になる少女。
自分の机にコケピーが座っていることで「死ね!」と心の中で一言。
悪魔に親を食べられてしまった彼女は、常に周りへの不満を胸に抱いています。
名前は三鷹アサ。
これから強敵となる存在です。
コケピーは、三か月経っても殺されることはありませんでした。
クラスの皆で殺さないことを決めたのです。
そして、コケピーも含めてクラス全員でサッカーをする流れに。
友達はいらないと、クラスの輪の中に入りたがらないアサでしたが、コケピーがアサの名前を口にしたことで、クラスに受け入れられていると感じるアサ。
みんなが羨ましかったのだと、素直な気持ちになるアサ。
しかし…ここで状況は一変。
アサはコケピーを抱えたまま、派手に転んでしまいます。
アサが起き上がると、地面には内臓むき出しで息絶えているコケピーの姿が…
コケピーよわ!
さすが野良犬にやられてしまう悪魔です。
その場は何とも言えない雰囲気に…
せっかく皆でコケピーを、生かそうと決めたばかりなのに…
せっかくアサがクラスの輪に入れるチャンスだったのに…
悪魔 爆誕
アサは帰宅後、一人ベッドで叫びます。
クラスのみんなの目が怖い。
死にたいとまで感じる。
そんな時、田中先生と委員長が訪ねてきます。
提案されるコケピーのお墓参り。
行くしかないアサ。
そんな道中、委員長に異変が起こります。
信号を守ると言うアサと、夜だから大丈夫と言う委員長に対し、田中先生はアサの意見を取り入れました。
ここから始まる委員長の暴露。
田中先生が、アサの代わりにコケピーの事を謝ったこと。
田中先生が、委員長にアサに友達になってやれと言ったこと。
田中先生が、私としてるのにアサのことが好きなこと。
委員長の姿はみるみる豹変し、正義の悪魔へと変貌を遂げます。
正義の悪魔の目的は、三鷹アサを殺すこと。
ここでもう一つ暴露されたことは、アサを転ばせたのは委員長だったということ。
つまりコケピーを殺したのは、実質委員長だったということです。
そしてついに、委員長はアサに手をかけます。
チェンソーマンが助けるとか、そういった展開ではないらしい。
頭を掻っ捌かれて、普通に殺されてしまったアサ。
しかし何やら様子が変だ。
「生きたいなら体を貰うぞ」
そうアサに話しかける何者か。
三鷹アサ復活。
からの「田中脊髄剣」
全国の田中さんは気を付けてください。
今日は田中脊髄剣と呼ばれることでしょう。
アガガガガと言葉を発していたり、完全に絶命している様子ではない田中先生。
抜き出された脊髄は刀状に変化しています。
そしてアサが口にする「戦争の悪魔」という名前。
どうやらアサの体は、戦争の悪魔に乗っ取られたようです。
正義の悪魔の攻撃に、田中脊髄剣で反撃するアサこと戦争の悪魔。
軽々と斬った正義の悪魔の手を、手榴弾に変化させます。
そして田中脊髄剣からの、委員長とのキス、からの手榴弾での爆破。
崩れ落ちる正義の悪魔の上に、堂々と座る戦争の悪魔。
おそらく三鷹アサの人格は、もう既に無くなっているのでしょう。
戦争の悪魔はこう言いました。
「待ってろチェンソーマン、核兵器を吐き出させてやる」
戦争の悪魔とは
戦争の悪魔とはいったい…
正体や姿などは不明でしたが、第一部で名前だけ登場しているようです。
能力としては「対象の肉体の一部を武器に改造する能力」とみて間違いないでしょう。
これからどういった武器が登場するのか、ちょっとワクワクしてしまいます。
刀や手榴弾とくれば、次は銃に関するものが出てきそうです。
マシンガンとか戦車も出てきたりするのでしょうか。
そして戦争の悪魔が言っていた、核兵器について。
核兵器をチェンソーマンに吐き出させる。
それが戦争の悪魔の目的。
核兵器の悪魔に関しては、過去にチェンソーマンが食べてしまったとのこと。
チェンソーマンに喰われた悪魔は、その存在の名前がこの世から消える。
チェンソーマンの世界にはそういったルールがあります。
しかし例外もあります。
支配の悪魔であるマキマだけは、チェンソーマンが喰った悪魔の名前を覚えていました。
マキマは言っていました。
「思い出せるのは私しかいない」
いやしかし、戦争の悪魔は核兵器の名前を知っています。
これはどこかおかしい。
核兵器という概念は、過去に無くなっているはず。
戦争に関するものだから、自分の領域だから知っているのか、それとも別の何か秘密が?
ヨハネの黙示禄
ここでヒントとなるのは、支配の悪魔や戦争の悪魔は、ヨハネの黙示録の四騎士に該当するということ。
ヨハネの黙示禄という、キリストの聖典に記されている四人の騎士。
この四人の騎士には、それぞれ役目が与えられています。
第一の騎士は、勝利の上の勝利、つまり支配を得る役目。
第二の騎士は、人間に戦争を起こさせる役目。
第三の騎士は、地上に飢餓をもたらす役目。
第四の騎士は、疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目。
第一の騎士がマキマこと支配の悪魔であれば、第二の騎士は戦争の悪魔こと三鷹アサ。
つまり、第二部のボスは戦争の悪魔という可能性が大なのです。
そして、チェンソーマンは第四部、またはその先にラスボスがいたとして、第五部まで連載される可能性もあり。
そして、戦争の悪魔が核兵器の名前を知っているということも、この四人の騎士だからという説もありえる。
このクラスになると、チェンソーマンに食われた存在も覚えているとか?
あとは、マキマが転生した際に情報が漏れたとか??
謎です。
まとめ的なもの
いよいよ始まった、チェンソーマン第二部。
藤本タツキワールド全開の1話。
初っ端から第二部のラスボスであろう、戦争の悪魔の登場。
コケピーという、1話完結のマスコットキャラクター。
死に方は少しグロいものの、笑えてしまう…
田中脊髄剣は、流行語にもなりそうな気配。
いろいろ楽しみが増えました!
ここからチェンソーマンや、ナユタの参戦というのも考えられます。
こうして第二部では戦争の悪魔を取り込んで…
チェンソーマンは最終的に、四人の騎士を引き連れてラスボスを討つ。
なんてのも面白いかもしれない。
というわけで、今回の記事は以上となります。
それではまた♪