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【鬼滅の刃】青い彼岸花考察|最有力説はこれで決まり!伏線回収の時期は?【きめつのやいば】

2020年3月22日

【鬼滅の刃】青い彼岸花考察|最有力説はこれで決まり!伏線回収の時期は?【きめつのやいば】


青い彼岸花。

未だに謎のままです。

今回はもう一度、そのあたりを考えていきたいと思います。

青い彼岸花

青い彼岸花の存在が初めて登場したのは、無限列車編のラスト、猗窩座が無惨へ、柱を殺したと報告に行ったときのことです。

そこで無惨が、青い彼岸花を見つけたかどうか、猗窩座に尋ねたことで存在が発覚しました。

そして次の登場は、コミックス15巻、無惨の過去が明かされたときにも登場しています。

そして未だに謎のままの、青い彼岸花の存在。

それが花なのか、それとも別の何かなのか、そのあたりもハッキリとしていません。

ここまで話題になっておいて、このまま何も触れられずに終わるというのは、考えにくいところです。

もしかしたら何も触れられずに終わって、映画の無限列車編のラストで何か仕込んでくるかなとも思いましたが、アニメ勢にバレるという事を考えると、それはないのかなと。

ということはほぼ確実に、最終回までにその存在が何だったのか、明かされるのではないかと私は考えています。

今回はいろいろと説が出回っている中でも、有力だと思うものを私なりにまとめてみました。

まずはこちらから。

藤の花説

青い彼岸花は、藤の花だったのではないか。

そういった説から考えてみます。

理由は簡単、鬼は藤の花に近寄れないからです。

なので全くその存在を、無惨や無惨の部下は考えてもいなかった。

そういった考察です。

確かにこれなら、合点がいく部分が多くあります。

無惨もわざわざ弱点である藤の花を、薬と思って飲むような発想はないでしょう。

それに部下の鬼が、藤の花を青い彼岸花だと言って持ってきたとしても、お得意のパワハラで殺してしまいそうな気がします。

そしてこの考察には、もう一つ理由付けできることがあります。

それは、珠世としのぶが無惨を人間に戻す薬を、共同開発していたということにあります。

しのぶといえば、藤の花の毒を生成し、鬼を殺せる毒を作り出したすごい人です。

珠世はコミックス16巻で言っていました。

「人間に戻す薬は、自分の力では無理だったが完成した」

これはしのぶの協力があったからこそ、無惨を人間に戻す薬が完成したということです。

つまり、しのぶの藤の花に対する知識が、無惨を人間に戻す薬の完成へと寄与した。

そういう事なのではないかと。

珠世が人間に戻す薬を完成させることができなかったのは、藤の花を研究することができなかったから。

私はそうも考えました。

珠世も愈史郎も鬼なので、藤の花には近寄れないからです。

そして、禰豆子が人間に戻す薬で苦しんでいたのも、藤の花の毒が含まれていたから。

そう考えることもできます。

でも、ここでみなさん思うはずです。

人間に戻す薬と青い彼岸花は、関係がないのではないか。

私はこれが、関係していると思っています。

これは何度も言っていますが、善良な医者は無惨を鬼にしたかったわけではなく、人間の病気を治そうとしていただけです。

なので青い彼岸花があれば無惨は、人間のまま元気な体になれていた可能性が高い。

無惨は未完成の薬を飲んだことによるイレギュラーで、鬼という怪物になってしまったのです。

つまり無惨はまだ病気の途中で、青い彼岸花で病気は完治、本来の人間の姿に戻る。

そう考えることもできます。

こういった線で考えていくと、無惨を人間に戻す薬には、青い彼岸花が含まれている可能性が高い。

つまり、それはしのぶが持ってきた藤の花の毒である。

こういった結論になります。

ただ少し気になるのは、善良な医者がどうして、藤の花を青い彼岸花だと記録していたのか。

ここは少し気になる部分です。

どう考えても形は違いますし、医者ともあろうものがそこを間違えるのか。

わざと隠していたとしても、隠す理由がわからない。

ここで考えられるのは、善良な医者がいた平安時代に、彼岸花はあったのかどうかについて。

これには色々と説があり、ハッキリとはしていません。

元々彼岸花は中国が原産で、どこかの時期に日本に渡来したのですが、その時期については色々な説があります。

古くは縄文時代に渡来したという説もありますが、古事記や万葉集での登場があまりにも少ないため、ここは少し懐疑的な部分もあります。

万葉集では「壱師の花」という花が出てきており、これは彼岸花なのではないかという説が有力ですが、それも確定ではありません。

万葉集の後は1666年に書かれた百科図鑑「訓蒙図彙」に、石蒜・曼殊沙華・死人花とあり、江戸時代になってから以降は、次々と彼岸花が登場しています。

赤い花で印象的な形をしていることから、枕草子や今昔物語、徒然草などの古典に登場していてもよさそうですが、私が調べた限り登場はありませんでした。

これらのことを考えると、医者と無惨がいた平安時代の日本には、彼岸花はなかった、もしくはかなり数が少なかったと考えられます。

では、藤の花はどうなのか。

そこも調べてみました。

藤の花は712年の「古事記」にも名前が登場しており、それ以降の万葉集や枕草子にも登場しています。

なので藤の花については、平安時代にもあった可能性が高めです。

こういった歴史も考えていくと、やはり藤の花が青い彼岸花だという可能性は、捨てきれないところです。

比喩

次の説は、青い彼岸花は人間の内面的な比喩のようなもので、感情のようなものなのではないかという説について、考えてみます。

これは無惨にない感情、つまり優しさや悲しみ。

そういったものが芽生えることで、青い彼岸花となる。

禰豆子はその一例である。

私もこういった説を考えたことがあったのですが、最近はひとつの結論に落ち着いています。

まず、青い彼岸花というのは薬の名前であって、その薬の材料に、青い彼岸花という花が使われているというものです。

なので、青い彼岸花が感情のようなものであるとするなら「薬の材料は感情です」と言っているようなものであり、これは少しおかしな話となってきます。

さすがに医者ともあろうものが「感情を混ぜて薬を作りましょう」なんてことを言うとは思えません。

なので私は、青い彼岸花は実際に目に見えるものである、と考えています。

ということで、青い彼岸花=感情説は、ここでは否定しておきます。

人の血

彼岸花の迷信の一つに「亡くなった人の血を吸って赤い花になる」というものがあります。

次の説は、この迷信にまつわるものです。

赤い彼岸花は人の血を吸って赤くなっているのだから、青い彼岸花は血を吸っていない彼岸花。

なので、青い彼岸花は人を喰っていない鬼である。

そういった説をたまに見かけます。

でもこれは、私はないと思います。

まず、鬼は偶然生まれた産物なので、医者はその存在を知らなかったと思われるからです。

善良な医者は無惨の病気を治そうとしていたわけで、鬼を作り出そうとしていたわけではありません。

医者が鬼の存在を知らずに、人を喰わなければ青い彼岸花になりますよというのは、少し無理があると思います。

それに、これも先ほどの比喩と同じく、薬の材料にはなりえません。

鬼そのものが青い彼岸花で、それを使うことで薬が完成するというのは、無理があるのかなと。

さらに言うなら、赤い彼岸花が血を吸っているというのであれば、元は白い彼岸花でなければなりません。

青い彼岸花が赤色の血を吸うと、紫色になるからです。

紫といえば藤の花が思い浮かびますが、これは何か関係があるかと言われると、微妙なところ。

ということで、私はこの説も否定しておきます。

中国

彼岸花の原産国は中国です。

先ほどもお伝えしたとおり、平安時代の日本には彼岸花はなかった、もしくはかなり数が少なかった可能性が高い。

ということは医者は中国から来た人物で、地元の中国の花のことを書いていた。

そのため日本を探していた無惨は、ずっと青い彼岸花を見つけられなかった。

そういった考察もできます。

確かに日本の薬学は、中国から伝わってきたものが多くあります。

日本の医者では無惨の病気を治すことができず、中国の医者を派遣した可能性もあります。

では、中国には青い彼岸花は存在するのか。

結論から言うとありそうです。

その名も、リコリス・スプリンゲリー。

リコリスはヒガンバナ属です。

リコリス・スプリンゲリーは花の先が青みがかっており、まさに青い彼岸花と言える花でしょう。

私はこの説が、一番有力かなと思っています。

ただ、無惨が医者は中国から来た者と分かっていたなら、それくらいは思いつきそうな気もしますが。

そこが少し引っ掛かる部分ではあります。

そう考えると医者自体は日本人で、中国に咲く青い彼岸花を知っていた、という線が濃厚です。

結論

私の結論としては、最有力がリコリス、穴で藤の花といったところでしょうか。

中国からきた医者が藤の花を見て、青い彼岸花と称したという可能性も、少しは考えられるからです。

でもやっぱりリコリス説が有力で、日本ばかり探していた無惨はやはり無能、というのがお似合いなのかなと。

あと、珠世としのぶが開発した薬には、リコリス・スプリンゲリーが入っていたと考えるのも、ちょっとおもしろいかも。

珠世としのぶが知らずして偶然入れたか、珠世が無惨から青い彼岸花の話を聞いており、中国にあると突き止めたとか。

もしくは栽培を自分でしちゃったとか。

色々と妄想が膨らみますよね。

作中に出てくる彼岸花は、大体の人が想像する、赤い彼岸花の代表的な形ばかりですが、これはワニ先生の思惑なのかも。

炭治郎の回想に出てきた彼岸花、アニメで隠された彼岸花、無惨が探していた彼岸花や、死にまつわる場面で出てくる彼岸花。

これらは全てフェイク。

全ては、リコリス・スプリンゲリーという花を連想させないための。

そう考えてもおもしろい。

時期

最後は、青い彼岸花の真相について、明らかになるのはいつなのか。

そこも考えておきましょう。

私は禰豆子が青い彼岸花だという説や、小芭内が青い彼岸花だという説は、実質ここで完全に否定することとなりました。

私の予想では青い彼岸花は実際にある花であり、人やほかの物ではないと考えているからです。

そのため、ここから先青い彼岸花について明らかになるのは、無惨の回想、もしくは珠世から聞かされる。

そのどちらかではないかと思います。

珠世が再度登場し「お前の探していた青い彼岸花は薬に入っていた」ということを告げるか、無惨の回想でコッソリ描写されるか。

前者の珠世の線については、少々可能性としては薄そうな気はします。

というのも、禰豆子が太陽を克服した時点で、無惨の中で青い彼岸花は、そこまで重要ではなくなっているからです。

無惨の目的は、青い彼岸花か太陽を克服した鬼、どちらかを手に入れることでした。

太陽を克服した鬼が登場した時点で、青い彼岸花を探す理由はほとんどなくなったのです。

それを考えると、今更大きく青い彼岸花を取り上げるのかどうか、そこは少し引っ掛かる部分です。

なので私の予想では、最後にさらっと伏線を回収されて終わる。

そんな感じで予想しています。

まとめ的なもの

いつもは適当考察ですが、今回はすこし真面目に考察してみました。

今回の記事の文字数は、約5000文字( ´∀` )

もうすぐ無惨の回想はあるはずなので、どれかが当たっていると嬉しい。

ということで、今回の記事は以上です。

それではまた♪

追記

青い彼岸花の伏線回収の時期についてですが、もう一つ考えられる線があります。

それは、禰豆子が無惨の前に現れたとき。

無惨が禰豆子を見て、禰豆子が人間に戻ったと知ったときです。

太陽を克服した鬼を探していた無惨は、それを見て絶望する。

そこで、青い彼岸花についての回想が流れるとか。

リコリス・スプリンゲリーの花言葉は、追想、再会の願い、悲しい思い出、遠い思い出。

まさしく無惨が過去を思い出すのには、ピッタリの花言葉といえます。

知らんけど。

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