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【鬼滅の刃 考察】鱗滝左近次【きめつのやいば ネタバレ】

2019年7月17日

鬼滅の刃 鱗滝左近次

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「鱗滝左近次」についてです。

元水柱ということもあり、かなりの実力を持つと思われる鱗滝。

今は育手と呼ばれる、鬼殺隊の入隊希望者を育てる役目を担っています。

今回は、コミックス1巻~2巻の鱗滝を振り返ってみたいと思います。

それではどうぞ♪

初登場

炭治郎が冨岡義勇に言われ目指した場所。そこは鱗滝のいる、狭霧山という場所でした。

炭治郎と禰豆子は、道中でお堂の鬼と遭遇してしまいます。

そのとき鱗滝は狭霧山で待っていたわけではなく、義勇からの手紙を受け、炭治郎と禰豆子の元へ向かっていました。

人は襲わないと義勇が判断しているものの、禰豆子が鬼だということもあり、自ら迎えに行ったのでしょう。

義勇からの手紙には、炭治郎が鬼殺隊になれるよう育ててほしいと書かれていました。

他にも手紙の内容から、鱗滝は鼻が利く人物だということが分かっています。

そして、お堂の鬼に止めを刺そうとする炭治郎の元に、鱗滝は現れました。

鱗滝は炭治郎の背後に現れるまで、足音を立てずに忍び寄っています。

鱗滝は、炭治郎が鬼に止めを刺すのをためらっているのを、あえて見届けようとしました。

鼻が利く鱗滝は、炭治郎の性格を見抜いています。

「思いやりが強すぎて決断できない。鬼を前にしても優しさの匂いが消えない」

匂いからそんなことが分かるのですね。

そしてとうとう、炭治郎は何もできず朝を迎えてしまいます。朝日を浴びた鬼は消滅。

鱗滝は、亡くなった人を埋葬していました。そこで鱗滝が炭治郎にした質問。

「妹が人を喰った時、お前はどうする」

炭治郎は唖然としてしまい、何も答えることができませんでした。すかさず鱗滝は、炭治郎の頬を張ります。

「判断が遅い」

鬼にも止めを刺せず、質問にも即答できない。とにかく判断が遅いと、鱗滝は炭治郎を叱りました。

「妹が人を喰った時、やることは二つ。妹を殺す。お前は腹を切って死ぬ。鬼になった妹を連れて行くということは、そういうことだ」

鱗滝はそう言いました。

義勇もそうでしたが、家族を失い妹が鬼になってしまった炭治郎に、きつく当たる鱗滝。

しかしそれは、炭治郎を想ってこそのものでした。

そして鱗滝は、炭治郎が鬼殺隊として相応しいかどうか試します。

テスト

まずは、鱗滝の家まで禰豆子を背負ってついてこれるかどうか。鱗滝は、足音を立てず前を走ります。

何とか家までついていく炭治郎。しかし、本当のテストはここからでした。

鱗滝と炭治郎は山を登ります。

そして、ある程度山を登ったところで、ここから山を下りて麓の家まで帰ってくるよう鱗滝は言います。

炭治郎は匂いを頼りに、罠にかかりボロボロになりながらも、山を下りることに成功しました。

そしてようやく、鱗滝は炭治郎を認めました。

育手

炭治郎を認めた鱗滝は、ここで初めて自身のことを話します。

自分は育手で、鬼殺隊の剣士を育てている。

そして、最終選別に向かう判断は自分が決める。そう鱗滝は言いました。

育手は鱗滝の他にも山程いて、それぞれが違うやり方で剣士を育てているそうです。

思えば炭治郎は、ここで初めて現状何をしたらいいのか説明されています。

義勇からも特に説明はなく、狭霧山の鱗滝を訪ねろとしか言われていませんでした。

そして、突然現れた鱗滝に叱られ、いきなり剣士として相応しいかのテストが始まっています。

炭治郎も炭治郎で大変ですよね。義勇も鱗滝も、説明不足感は否めません…w

そして、炭治郎の訓練が始まりました。

訓練

訓練にも色々ありますが、鱗滝が「刀を折ったらお前の骨を折る」と脅していたのは、少し笑いました。

転がし祭りというのもありました。どんな体制になっても、受け身を取って素早く起き上がる訓練。

炭治郎は刀を持って斬りかかりますが、丸腰の鱗滝に何度も転がされます。

これで鱗滝が強いのかどうかという判断は、難しいものがあります。

元柱で強いのは確かですが、鱗滝にとってみれば炭治郎はまだまだ未熟で、赤子をひねるようなものだったと思います。

真の実力というのも今後見てみたいものですね。

そして、呼吸法についても、ここで教わっています。

「呼吸と型のようなもの」と炭治郎が言っていますので、ここで水の呼吸を教えたのでしょう。

そして、炭治郎が狭霧山に来てから1年経った頃に、鱗滝は訓練の終わりを告げます。

「もう教えることはない」

そう鱗滝は言いました。そして、最終選別に行けるかどうかのテストを出します。

それは、刀で大岩を斬るというものでした。

この大岩を斬るというテスト。炭治郎に出された岩は、今までのどの岩よりも硬いものでした。

というのも、これは炭治郎を最終選別に行かせないための、鱗滝の考えによるものです。

鱗滝は、過去に最終選別に送った弟子のうち、13人も鬼に喰われています。

そこには錆兎や真菰もおり、鱗滝はこれ以上子供を殺したくないと考えていました。

そして、そこに現れた炭治郎。鬼にすら同情心を持つ子供。

鱗滝は、絶対に炭治郎を最終選別に行かせてはならないと、今までのどの岩よりも硬い岩を用意したのでしょう。

そしてそこから、鱗滝は炭治郎に一切指導をしなくなります。

合格

鱗滝の誤算。

炭治郎は、今までのどの岩よりも硬い大岩を、錆兎と真菰のおかげで斬ることができました。

これには鱗滝も驚いています。そして炭治郎を抱きしめ、よく頑張ったと労いました。

このとき鱗滝が炭治郎に渡したお面。このお面は、身につける者の特徴が描かれています。

炭治郎のお面には、太陽のようなマークが痣の位置に描かれています。

錆兎の場合、口元の傷がお面にも描かれています。真菰は着物の花の模様です。

そして、最終選別に向かう炭治郎。錆兎と真菰の名前を知っている炭治郎に、驚きを隠せない鱗滝でした。

日輪刀

育手は、弟子を最終選別に送り出す際、自身の日輪刀を貸し与えるそうです。

鱗滝の日輪刀の刃は、流麗な水色。水の呼吸を極めた元水柱に、ピッタリの刀だと言えます。

手鬼

鱗滝の弟子を13人喰った鬼。それが手鬼です。

手鬼は、47年前に鱗滝によって倒され、捕らえられています。

鱗滝に恨みのある手鬼は、厄除けとして付けていた面を目印に、鱗滝の弟子を狙って喰っていたそうです。

それを鱗滝は知りません。

厄除けとして渡していたつもりが、皮肉にもそれが手鬼に狙われる原因となっていたのです。

錆兎と真菰も、手鬼によって喰われてしまっています。

その仇は、炭治郎がキッチリ取りました。しかも、鱗滝が手鬼を倒した時と同じ技によってです。

47年前鱗滝は、手鬼を仕留めず捕らえていますが、炭治郎は手鬼の頚を斬り、消滅させています。

帰還

最終選別で生き残り、鱗滝の家まで帰ってきた炭治郎。そこには回復した禰豆子の姿が。

禰豆子と炭治郎を抱きしめる鱗滝。鱗滝は涙を流して喜んでいます。

そして、炭治郎は鬼殺隊の隊士となり、鱗滝の家を離れることとなります。

背負い箱

鬼殺隊として仕事に行く炭治郎に、鱗滝が渡した物。それが背負い箱です。

背負い箱は、日光を浴びると死んでしまう禰豆子を格納しておくことができ、ある程度の攻撃には耐えられる強度があります。

材料には霧雲杉という木材が使われ、非常に軽い木箱となっています。

そして、岩漆という素材を塗り固め、強度を上げているようです。

暗示

鱗滝は、禰豆子が寝ている間に暗示をかけておいたと言っています。

「人間は皆お前の家族だ。人間を守れ。鬼は敵だ」

この暗示通り禰豆子は、沼鬼との戦いの際、人間を守るため戦うようになります。

しかし、禰豆子にも意思があり、珠世と愈史郎については敵とみなしませんでした。

おまけ

鱗滝は、炭治郎が旅立ったあとも、度々回想シーンに出てきています。

その際たまに隣にいるのが、刀鍛冶の鋼鐵塚です。これがちょっと笑えるのです。

この絵なんか、すごくシュールですよね…w

まとめ的なもの

渋いですよね。鱗滝左近次。ファンの間では、どこかで前線に復帰するのでは?という噂もあるようです。

義勇や炭治郎との師弟による共闘。見てみたいですよね。

年齢についてですが、47年前に手鬼を倒していることから、当時15歳位だと仮定すると、現在では62歳あたりとなります。

なので鱗滝の年齢は、60歳~65歳、というのが妥当ではないでしょうか。

そうすると、現役復帰というのは少し厳しく感じます。

衰えもあると思いますし、わざわざ出てくるということもないような気がします。

それでも可能性はゼロではありませんよね。

私的には、どこかで鬼と戦っている姿を見てみたいと思っています。

本編では少し難しそうですが、サイドストーリーのようなものに期待しましょう♪

以上、鱗滝左近次についてでした!

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