こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「炎柱・煉獄杏寿郎」についてです。
今回は、煉獄杏寿郎というカッコイイ人物がいたことを、思い出す記事になります。
炎という攻撃的なスキルを身につけた煉獄杏寿郎ですが、最終的に上弦の参である猗窩座によって殺されてしまいました。
そういえば、ワンピースでも炎を使っていたエースがお亡くなりに…。
炎というのは、そういった宿命があるのでしょうか?
人気
煉獄杏寿郎は、ファンの間でも兄貴と呼ばれ慕われています。
怖そうに見えて実は面倒見がいい性格に、好感を持たれているようです。
正義感が強く、主人公の炭治郎にも兄弟子のように、アドバイスをしている姿がありました。
最期のときも、猗窩座の圧倒的な力の前に為す術がない状況にありながら、最後の最後まで戦い抜きました。
その勇姿は、まさに英雄と呼べるものでした。
母の教え
煉獄杏寿郎の男前な性格は、母の教えが強く影響しているようです。
母の言葉である「強く生まれた者の責務は、弱き人を助けること」という言葉のとおり、最期まで責務を全うしています。
母は気丈に振る舞いながら、愛情もシッカリ杏寿郎に注いでいたようです。
杏寿郎の、人を守るための愛や正義感、杏寿郎の母がいたからこそのものでした。
死ぬ間際、母親に認められて笑っている杏寿郎。
かなり感動的なシーンでした。
名言
杏寿郎の名言はいくつかありますが、今回は、私が一番好きな杏寿郎の名言をご紹介します。
私が好きな名言はこちらです。死ぬ間際に炭治郎を呼び、話をするシーンで言った言葉。
「俺がここで死ぬことは気にするな。柱ならば後輩の盾となるのは当然だ」
どこまでカッコイイのでしょうか。死ぬ間際まで、人の気持ちを考えています。
自分が死ぬことで相手が落ち込まないように、気を遣っているのです。
普通自分が死ぬとき、こんなことが言えるでしょうか。私なら、死にたくないと言ってしまいそうです。
杏寿郎は後輩に伝えるべきことを、しゃべれる間に伝えることを決めました。
禰豆子が鬼であろうと鬼殺隊の一員と認め、禰豆子や炭治郎、後輩を信じると言いました。
そして、先程の名言の後半「後輩の盾となるのは当然だ」という部分。
こんな先輩欲しいですよね…。
炎の呼吸
猗窩座との戦闘で主に登場した炎の呼吸の型ですが、全ての型は登場していません。
これはそのうち誰かが継いでくれるのでしょうか?
ということで、今回は登場している炎の呼吸の技を見ていきましょう。
壱ノ型 不知火
敵に突撃し、炎をまとった刀で斬りつける技。近距離型の技のようです。
元々の杏寿郎の身体能力もありますが、この技を発動した際、炭治郎は杏寿郎の姿を目で追えていませんでした。
弐ノ型 昇り炎天
炭治郎が猗窩座に攻撃されそうになったとき、猗窩座の腕をめがけ下から上に放った技。
見事に腕の中心を斬り、腕を真っ二つにしています。
刀の軌道には炎が描かれており、これはヒノカミ神楽の円舞とよく似ています。
円舞は上から下に斬りつける技でしたので、その逆が炎天ということになります。
肆ノ型 盛炎のうねり
猗窩座によって空中から多数の攻撃を仕掛けられた際、それを全て防いだ技です。
広範囲に炎を出現させうねりを加えることで、猗窩座の攻撃を防ぎきっています。
防御技というよりも、技の応用で攻撃を防いだといったところでしょう。
伍ノ型 炎虎
先程の盛炎のうねりを、攻撃特化にしたような技です。
盛炎のうねりは炎がまばらで隙間が生じていましたが、炎虎は炎が密集しているため、隙間がなくかなり密度の高い炎になっています。
どうやら炎の呼吸は、炎の数や密度に応じて技の威力を増すことができる型のようです。
奥義 玖ノ型 煉獄
杏寿郎の名字と同じ名前の技なので、煉獄家で生み出された技かと思われます。
杏寿郎の説明では
「一瞬で多くの面積を、根こそぎえぐり斬る」
とありました。
技を見てみると、炎のビームのようなものの周りに、さらに炎を螺旋状にまとった技となっています。
一部の情報では突進技とありましたが、これは飛び道具のようなものではないでしょうか?
杏寿郎のこの構えから刀を振ることで、炎を飛ばすような技なのかと私は思いました。
しかし、突進をする技という情報が多いですね。公式のどこかに技の説明が載っていたのでしょうか?
少し気になる部分です。
ただ、よく調べてみると、この技の発動後猗窩座も複数の負傷を負っているところから、突進して何度か斬りつけたということになりますね。
なので、炎をまとった杏寿郎が突進し、そのまま多くの面積をえぐり斬る技となるようです。
まとめ的なもの
杏寿郎の人気は高く、早めの退場を嘆くファンは多いようです。
さすがに生き返るということはなさそうですが、技を継ぐ者は出てくるかもしれません。
弟の千寿郎は継子としての能力は無かったため、炎柱の継承は絶たれてしまいました。
しかし、炭治郎が杏寿郎の意思と想いを、しっかりと継いでいるはずです。
その想いと杏寿郎の技は、おそらくヒノカミ神楽や日の呼吸の技として、いつか活かされる日がくるのではないかと思います。
早めの退場をしてしまった杏寿郎ですが、いつかどこかで、また戦う姿を見てみたいものです。