テレビアニメ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 第1話
4月には第1弾PVが公開され、第3期・刀鍛冶の里編の放送日が徐々に近づいてきている、アニメ『鬼滅の刃』。
刀鍛冶の里編は、後に巻き起こる最終決戦の前日譚であるとともに、日の呼吸の使い手の情報が一部明かされるなど、作品全体として非常に重要な役割となっています。
今回の記事では、そんなアニメ第3期の第1話に着目。
そのストーリーや見どころを、余すところなくご紹介します。
いいねとチャンネル登録をよろしくお願いします。
あなたがアニメ『鬼滅の刃』に期待することを、是非コメント欄で教えてください。
では参ろう。
アニメ第1話の構成
まず初めに、アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編第1話で放送が予想されるのは、原作12巻の第98話から第100話までの3話です。
前編に当たるアニメ第2期・遊郭編は、原作11巻の最終ページと同じく、猗窩座が異空間無限城に招集されるシーンで終わっています。
続く刀鍛冶の里編は、どのように物語が展開されていくのでしょうか。
導入は振り返りから?
『鬼滅の刃』のように、複数のシーズンからなるアニメは、前シーズンから放送日の間隔が空いた場合、第1話を振り返り回として使用することがあります。
かくいう『鬼滅の刃』も、アニメ第2期と第3期の間には、おそらく1年弱程度の間隔が空くはず。
一般的なアニメシリーズであれば、1話まるごと、あるいは1話の一部が振り返り回として使用されてもおかしくはありません。
しかし、アニメ『鬼滅の刃』は、ところどころアニメオリジナルを挿入しつつも、大筋の部分は原作遵守で制作されています。
したがって第3期は、第2期ラストの展開と繋がる形で、異空間無限城での上弦会議、いわゆるパワハラ会議から物語がスタートするのではないでしょうか。
未視聴勢や前編の内容を忘れたファンへの配慮として、既に放送された第1期から第2期の地上波再放送なども有り得そうです。
『鬼滅の刃』ほどの作品ともなれば、再放送枠の確保を嫌がる局は存在しないでしょう。
キャストお披露目回
最初の見どころは、何といっても初登場の上弦の鬼たち。
上弦の伍・玉壺と、上弦の肆・半天狗は序盤早々に登場しますから、演者として誰がキャスティングされているのかが気になるところです。
また、98話中盤から99話にかけては、上弦の壱・黒死牟も登場します。
玉壺や半天狗と同じく、キャストのお披露目会という意味で、第1話のパワハラ会議は見逃せません。
個性豊かな上弦の鬼
さて、ここからは、ストーリーの本筋を見ていきます。
上弦が欠けたことで怒り心頭の無惨は、他の上弦の鬼を無限城に招集。
無惨よりも早く無限城に到着した各鬼達は、113年ぶりの招集で思い思いの感想を漏らしました。
例えば上弦の伍・玉壺は、猗窩座に対して「貴方がやられたのではと心が躍った」と漏らすなど、仲間意識や格上への畏敬の念を一切感じさせない邪悪さを垣間見せます。
また、上弦の肆・半天狗は、口癖のように「恐ろしい」と唱えるなど、上弦としての威厳を一切感じさせません。
横の繋がりはおろか、縦の繋がりすら感じさせない上弦の鬼たち。
そうかと思えば、遅れて現れた上弦の弐・童磨は、上弦の鬼達を「大切な仲間」と表現し、張り付いた笑顔で皆を心配していた旨を伝えました。
ここまで表情一つ変えていなかった猗窩座でしたが、童磨の馴れ馴れしい態度には怒りを見せ、頬を殴りつけています。
そんな賑やかなやり取りの後、物静かに座っていた上弦の壱・黒死牟が、後ろ姿で登場。
その直後、パワハラ上司こと鬼舞辻無惨も登場します。
第2回パワハラ会議
下弦の鬼が惨殺され、悲惨な結果となった第1回パワハラ会議。
しかし、上弦の鬼達が集められた第2回パワハラ会議は、少し様子が違います。
基本的に無惨への怯えを滲ませていた下弦の鬼達と違い、上弦の鬼達は無惨の前でも個性を保っている様子。
特に童磨などは、無惨相手にも軽口を叩いており、上司の激昂を前にも焦った様子を一切見せません。
その他の上弦らも、113年間の経験からか、無惨のパワハラへの対処法を心得ている様子。
玉壺のみ肉体的パワハラの餌食になったものの、今回の会議では、全体を通して一体の死者も出ませんでした。
会議終わり
会議の重圧から解放された上弦の鬼達。
一般の会社であれば飲みにでも行くところですが、彼らの場合は違います。
無惨の指示により、玉壺と半天狗の2名は、情報が確定次第刀鍛冶の里に向かうことに。
童磨は玉壺・半天狗についていくことを希望しましたが、無惨の命の中に童磨の行動は含まれていません。
命令外のことを独断で行おうとしていた童磨の頭には、忠犬猗窩座の拳がヒットしました。
しかし、そんな状況を良しとしなかったのが、上弦の壱・黒死牟です。
黒死牟は、反応すら許さない速度で猗窩座の手首を斬り落とし、「お前は度が過ぎる」と一言。
童磨は気にしていない様子ですが、黒死牟は上弦の鬼の従属関係について危惧していたようです。
上弦内に従属関係が存在しているようにはとても見えませんでしたが、侍風の出で立ちの黒死牟は、序列や上下を重んじている様子。
しかしこの黒死牟、見れば見る程に日の呼吸の使い手と後ろ姿がそっくりです。
黒死牟の顔面には、6つの目のほかに、炭治郎や日の呼吸の使い手のような痣模様も見られます。
邪悪さと荘厳さを兼ね揃えた上弦の壱・黒死牟には、どのような秘密が隠されているのでしょうか。
炭治郎の夢
会議が終了した後、それぞれの持ち場へと戻った上弦の鬼達。
その後、99話終盤では、炭治郎の夢が描かれます。
登場したのは、炭治郎と同じ耳飾りをつけた、黒死牟と似た後ろ姿の男性。
その男性に話しかけるのは、炭治郎そっくりの顔を持った人物、炭吉でした。
耳飾りの男性の額には、覚醒時の炭治郎のような痣がくっきりと見られます。
「何の価値もない男」と自身を表現する耳飾りの男性。
炭吉は、そんな男性の言動に対して、悲しい思いを抱きました。
察するに、その男性は日の呼吸の使い手。
そして、炭吉は炭治郎の先祖でしょう。
炭治郎自身は日の呼吸の使い手の子孫ではなかったものの、遠い昔に関りがあったことが示唆されました。
しかし、日の呼吸の使い手については、まだまだ謎ばかりです。
目覚めた炭治郎
夢から覚めた炭治郎にいち早く気付いたのは、栗花落カナヲです。
感情をうまく表出させることができず、自我の薄かったカナヲでしたが、ストーリーを追うごとに感情が豊かになり、可愛さが増していっています。
炭治郎の目覚めが蝶屋敷中に知れ渡ると、炭治郎より先に目を覚ましていた伊之助も登場。
宇随や善逸の無事も判明します。
その一週間後には、炭治郎が完全に復活。
眠っていた間のブランクを埋めるため、炭治郎は機能回復訓練へと戻ります。
一方で、炭治郎が任務へと復帰するにあたって、機能回復以外にも大きな問題がありました。
それは、日輪刀です。
刃毀れゆえに刀鍛冶の里へと送られていた炭治郎の日輪刀。
しかし、炭治郎が眠っていた2ヶ月間の間で里から届いたのは、「お前にやる刀は無い」という手紙と、これでもかと炭治郎への呪い・憎しみが込められた怪文書のみです。
日輪刀なくして鬼殺隊の任務は務まりませんから、炭治郎は刀鍛冶の里へと出立することに。
ここから、本格的に刀鍛冶の里編がスタートします。
スタートダッシュとしての第1話
以上、アニメ刀鍛冶の里編の第1話で放送されるであろう内容についてご紹介しました。
アニメ第1話は、そのシーズンのスタートダッシュとして、ストーリー全体の中でも重要な役割を持っています。
その意味では、序盤にして敵の幹部陣が勢揃いする刀鍛冶の里編は、素晴らしいスタートダッシュを切ることが出来るのではないでしょうか。
作中最強キャラクターにして、最もミステリアスな人物である縁壱が登場する点もグッドです。
柱の登場は2話以降か
刀鍛冶の里編では、序盤から新規キャラクターが3人登場するなど、なかなかに情報量に溢れた展開です。
したがって、メインキャラクターである恋柱・甘露寺蜜璃と、霞柱・時透無一郎の登場は、2話に持ち越される可能性が高いのではないでしょうか。
とはいえ、時透・甘露寺の戦闘突入はまだまだ先ですから、ファンの方はどっしりと構えておいて良さそうです。
アニメオリジナルの挿入余地
アニメ刀鍛冶の里編の第1話は、初回ゆえに放送時間が拡大されて配信されることも考えられます。
その場合、98話から100話では尺が足りず、アニメオリジナルストーリーが挿入される可能性も高いのではないでしょうか。
アニメオリジナルと言っても、炭治郎よりも先に復帰したという善逸の様子や、伊之助が復帰して任務に就く様子など、本編の進行に差し障りない描写がせいぜいのところでしょう。
また、上弦会議については、『鬼滅の刃』ファンからの注目度、人気度の高いシーンですから、アニメオリジナルなしの原作遵守進行になると予想されます。
まとめ的なもの
以上、アニメ『鬼滅の刃』第3期・刀鍛冶の里編第1話のストーリー展開を予想しつつ、見どころについてご紹介しました。
冒頭でも記載した通り、刀鍛冶の里編は、最終決戦へと繋がる伏線や、重大な転機が盛り込まれるなど、ストーリー全体として非常に重要な位置を占めています。
未だ放送時期は明かされていませんが、とにかく放送開始日が待ちきれません。
アニメ第3期を巡っては、放送時期や構成の考察、魅力の発信なども行っていますので、他の記事も是非チェックしてみてください。
今回の記事はここまでとなります。
あなたの感想や考察を、是非コメント欄に書きこんでください。
それではまた♪