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鬼滅の刃アニメ柱稽古編4話解説│今回も1話1柱|タイトル『笑顔になれる』の真の意味【きめつのやいば】霞柱・時透無一郎

2024年6月3日

鬼滅の刃アニメ柱稽古編4話解説│今回も1話1柱|タイトル『笑顔になれる』の真の意味【きめつのやいば】霞柱・時透無一郎 #鬼滅の刃 #きめつのやいば #柱稽古編

今回もアニオリ全快。完全に時透無一郎の回になりました。3話は音柱・宇髄天元の回。そして4話は霞柱・時透無一郎の回。1話1柱が続いている。となると、柱稽古編の構成も考え直す必要が出てきました。

今回は、まず4話について深掘りしたいと思います。チャンネル登録、いいねと共有、コメントは絶対です。では参ろう。

時透無一郎の稽古

霞柱・時透無一郎の稽古は、高速移動の稽古。これは無一郎が霞の呼吸・漆ノ型・朧にも使用する、相手を翻弄する歩法を学ぶための稽古です。

稽古内容としては、単純に無一郎の速さについてこいというもの。これがとんでもなくハード。柱の速さについていける一般隊士はそうそういないでしょう。

さらに、無一郎の速さについていけなければ、酷く冷たくされるというおまけつき。無一郎が隊士を激励するといったことはなく、ただただできない隊士を責め立てるのみ。

隊士はやられ続け自信を失くし、無一郎の冷たい言葉に心を抉られる。体力的にも精神的にもきつい稽古です。ただ、炭治郎も言うように、刀鍛冶の里で小鉄や炭治郎を殴っていた頃に比べれば、今の無一郎は全然マシです。

笑顔になれる

炭治郎の到着に気づいた無一郎。笑顔で出迎える。4話のタイトルは『笑顔になれる』。ここでタイトル回収かと思いきや、タイトルの意味はもう少し深い意味がありそう。意味については動画の後半でもう一度考察してみます。皆さんのタイトル考察をコメント欄に書いてください。

そして、口の悪い鎹鴉も健在。名前は銀子。隊士は銀子からも罵声を浴びせられる。休憩中も銀子が休ませてくれないという、厳しすぎる稽古です。

鉄穴森常中

ここもアニオリ。刀鍛冶の里にいた鉄穴森が、無一郎の屋敷に常中しているという。本来、鉄穴森ほどの刀鍛冶は貴重な人材なので、刀鍛冶の里から出ることは稀なはず。ただ、今は鬼の出没が収まっているということもあり、お館様が許可をしてくれた模様。

そして、ここで無一郎の紙飛行機が登場。ファンならもちろん知っている、無一郎の趣味の一つ。無一郎の趣味は紙切りと折り紙。死ぬほど飛ぶ紙飛行機を作れるという特技を持つ。刀の切れ味を紙飛行機で試すのは無一郎ならでは。

お袋炭治郎

隊士達から、稽古を軽くするよう言ってくれないかと頼まれた炭治郎。前回に引き続き、頼りになる炭治郎といった演出があった。

炭治郎は稽古を通じて、皆を引っ張るお袋的存在になっていきます。原作の扉絵でも「柱稽古の中で付いたあだ名がお袋」だと書かれています。

本当の柱稽古

これは嬉しすぎるアニオリ。夜にどこかに出かける無一郎。道中で鳴女の目玉に補足される演出もありながら、たどり着いた先にいたのは、風柱と蛇柱。

木刀ですが、呼吸を使った勝負。もはやエフェクトはきちんと相手に届いている。今回使用した呼吸は、風の呼吸・肆ノ型・昇上砂塵嵐と、蛇の呼吸・伍ノ型・蜿蜿長蛇。これは1話でも使っていた呼吸です。さすがに新しい呼吸をバンバンネタバレはしない模様。

呼吸同士の打ち合いは互角。呼吸の互角というのは、どういうことなのだろう。これは結構難しいところ。竹刀で打ちあった時に、相手が吹っ飛んだら勝ちみたいなことだろうか。

柱最強は誰だ

柱最強といえば、岩柱・悲鳴嶼行冥。これは揺るがないでしょう。だってあの人の武器は反則だもの。鬼に対しても人間に対しても、あんな武器振り回されたら、誰だって勝てっこない。斧に鉄球、鎖も武器になりますから。

ということで、柱最強は変わらないのだけれども、2位以降は誰がついてもおかしくはない状況とみえる。

今回の勝負では、技の打ち合いでは風と蛇が互角。そこに無一郎が参戦した。無一郎対、風&蛇のタッグ。これは明らかに実力差がありすぎるのでは。。と思いきや、意外にも善戦してるようにも見える無一郎。

さすがに高速移動の稽古をしてるだけあって、小芭内の攻撃をものすごいスピードで躱す。実弥の力にも負けていない。全員呼吸を使っての割と本気モード。2対1でやり合えてるというだけでも、無一郎はもはや柱の強さランキング2位になれるのでは。

ただ、このあと明らかになる、服の下はあざだらけという事実。真剣での勝負なら、無一郎は無事ではなかった。これは難しい考察です。それにしても、蛇柱はやっぱり強い。結構弱く見られがちだから、私はとても嬉しい。

そして、実はこの3人、それぞれにチートな特性を持っている。全部ネタバレすぎるので、ここでは伏せておきましょう。

嫌われ者の炭治郎

無一郎から実弥と小芭内へ、炭治郎が稽古に来たと伝える。それに対し、実弥と小芭内は明らかに敵意を向けている様子。このくだりは、この先のシゴキに繋がっています。

ちなみに、実弥や小芭内が炭治郎を毛嫌いしているのは、鬼の禰豆子を連れているからというのが根本の原因。二人は特に鬼への憎悪が強いためです。

時透無一郎の想い

緊張感が足りないと、真剣での稽古に切り替える無一郎。隊士は一歩も動けませんでした。無一郎は『闇雲にかかってこなかったことは成長かも』と少しだけ褒めた。

ここで隊士が、涙ながらに本音を吐き出す。柱に比べて戦いの厳しさを理解できていない。そして、自分達より強い柱が、自分達よりも稽古に励んでいる。無一郎の全身のアザを見た隊士は、その背中を見て自分達も精進しようと決意していた。

そしてここで、無一郎も本音を少しだけ話し始める。無一郎は、鬼に隊士達が殺されてほしくないと、できれば長生きしてほしいと伝えた。この言葉からは、兄の有一郎の姿が思い浮かぶ。

いつもズバズバ切り捨てる無一郎の本音。だからこそ、嘘偽りのない言葉が心に響く。そして、本当は無一郎にこそ長生きしてほしいと、私は思った。兄の有一郎が最後に言ったように。

炭治郎 vs 時透無一郎

そしていよいよ、二人の稽古が始まった。呼吸なしの打ち合いとはいえ、無一郎相手に何とか頑張っている炭治郎。無一郎は笑顔でしゃべりながら打ち合いをしているので、手加減はしているでしょう。ここにまだまだ柱との差を感じる。

炭治郎の真髄はヒノカミ神楽とその呼吸法にあると言える。その他の身体能力や打ち合いとなると、まだまだ経験も豊富な柱とは差があると言える。

扱いの落差

炭治郎は無一郎の稽古を5日でクリア。他の隊士もそれに便乗しようとするが、無一郎は君たちはダメだと拒否。この時の無一郎の目が死んでて草。これは真の有一郎モード。感情を殺したモードです。目の光があるかないかも注目。

ちなみに、無一郎が炭治郎に合格を出したのは、炭治郎が好きだからといった理由があるわけではなく、ただ単純に炭治郎が一般隊士よりは群を抜いているから。ひいき目は一切ない。炭治郎の実力は、鬼殺隊の最高階級である甲より上、柱より下といった位置でしょう。

紙飛行機の飛ばし合い競争

突如、炭治郎から出された提案。紙飛行機を遠くに飛ばせた方が勝ちという単純なゲーム。もしも炭治郎が勝てた場合、隊士への口調を優しくする。これにのった無一郎。相当な自信がある様子。

お袋である炭治郎が、みんなのためを想い考えた提案。隊士達の信頼も得ていく。こういった描写は、これから先の戦いに響いてくる。鬼殺隊が一丸となる最後の戦い。その時のための描写。

紙飛行機対決は、炭治郎の全敗。無一郎の紙飛行機は、一切曲がることなく真っすぐ遠くへ飛んでいく。もはや、これにも呼吸を使っているのではと思えるほど真っすぐに。

無一郎は紙切り・折り紙を極めており、死ぬほど飛ぶ紙飛行機を作れる技術はさすが。そして、フォームも炭治郎より綺麗。ここにも秘訣があるでしょう。

人との接し方

炭治郎の全敗を見て、続いて挑戦したいと志願した隊士。打ち合いは自信がないけど、紙飛行機は自信があると申し出る者。こうやって、隊士達の緊張感がいい意味でほぐれていく。

ここで大事なのは、無一郎はまだ子供で、記憶を失くしていた後遺症もあり、人との関わり方がまだ分かっていないということ。

そして、それを自然とわからせてくれたのが炭治郎の提案。炭治郎の本来の目的は違ったけど、結果的に折り紙を通じて無一郎と隊士に交流が生まれ、無一郎は人との触れ合いを覚えていく。

思えば、無一郎は今まで戦いだけの毎日を過ごしていたと思います。過去の事件から記憶を失くし、ずっと内なる鬼への怒りだけを原動力に、戦ってきました。

なので、無一郎はまだまだ人との接し方がわかっていないのです。そこを段々とほぐしていくのが炭治郎の役目でもあると。しかし、それも長くは。。この先は言うまい。

銀子について

屋根の上で言い合う2羽の鎹鴉。時透無一郎の鎹鴉の銀子と、炭治郎の鎹鴉の天王寺松衛門です。この2羽は、今は犬猿の仲ですが、実は結ばれる運命。

タイトル回収

みんなで紙飛行機を飛ばすシーン。無一郎の指導もあってか、全員の紙飛行機が綺麗に真っすぐ飛んでいく。

振り返った無一郎が見たのは、隊士達の笑顔。これこそ、タイトル回収。人との触れ合いで、みんな笑顔になれる。人を笑顔にすることで自分も笑顔になれる。無一郎はここで一つ学びました。

炭治郎が来るまでの稽古では、笑顔で話すこともなければ、笑顔を向けられることはなかったでしょう。人との繋がりを意識させてくれる感動シーンです。

また、無一郎はもう一つ学んでいるでしょう。人は剣の強さだけではないと。もちろん死なないために強くなることは絶対。でも、弱いからといって役目がないわけじゃない。それぞれできることはある。刀鍛冶の時も同じようなことがありました。

無一郎の最後のシーンでは、笑顔になれたといったセリフがあります。単行本の21巻の、無一郎の最後のシーンをご覧ください。

最後の別れと禰豆子

おそらくこれが、炭治郎と無一郎がまともに会話をする最後のシーンとなります。そう考えると悲しい。

そして、鱗滝のもとで眠る禰豆子。これはただの眠りではない。だんだんとその時が近づいている。

まとめ

柱稽古編のアニオリには賛否両論ありますが、個人的には無限城編や最終決戦との繋がりを感じられる素晴らしいものだと思います。今回はタイトルにも深い意味がありました。

そして次回は、恋柱・甘露寺蜜璃の稽古。おそらく次回は、恋柱・蛇柱の稽古と進み、風柱のところでストップするのではないかと思います。

アニメ柱稽古編は6月いっぱいの可能性が高めですが、皆さん一緒に楽しみましょう。チャンネル登録・いいねと共有、コメントは絶対です。今回は以上です。それではまた。

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