今回は、なぜ風柱と蛇柱のタッグなのかについて深掘りしていきます。柱稽古編1話のアニオリに、二人で登場した風柱と蛇柱。二人は仲がいいような、そうでもないような。
互いに口が悪いながらも、おそらく認め合っているであろう二人。1話のコンビネーションも抜群でした。今までも、何度も任務を共にしてきたのではないでしょうか。
まずは二人のプロフィールから見ていきましょう。チャンネル登録・いいねと共有、コメントは絶対です。
では参ろう。
風柱
風柱・不死川実弥。誕生日は11月29日の21歳。身長178センチ、体重75キロ。出身地は東京。趣味はカブト虫を育てること。好きなものはおはぎです。
蛇柱
蛇柱・伊黒小芭内。誕生日は9月15日の21歳。身長162センチ、体重53キロ。出身地は東京。趣味は川柳、俳句、飴細工を作っているところをずっと眺めること。好きなものはとろろ昆布です。
二人の共通点
プロフィールから見る二人の共通点として、年齢が同じということが挙げられます。実は冨岡義勇も同い年です。そして、東京出身というのも、風・蛇・水ともに同じ。
柱合裁判
二人の関係性が少し見えたのが、炭治郎と禰豆子の処遇について問う、柱合裁判でのことでした。
まず、禰豆子の処遇についての意見で一致。二人とも鬼を一切信用しない、鬼は全員殺すというのが信条。
また、実弥が禰豆子を試している最中『日陰でなければ鬼は出てこない』と小芭内が的確にアドバイスをしている。そして、暴れる炭治郎を押さえつけるといったシーンも見られた。
アニメ柱稽古編1話でも見られたように、二人は特に協力体制ではないが、状況に応じて小芭内が助けに入るというのが、二人の関係性を象徴していると言える。
アニメ柱稽古編1話
アニメ柱稽古編1話では、二人が協力して任務をこなすアニメオリジナルシーンが挿入された。鬼が人間をさらい、とある城で消息を絶つという事件を聞きつけ、二人が駆け付けた。
鬼を発見し、城の中に入る二人。それぞれの呼吸で鬼を滅していく。もちろん鬼を狩るのに二人とも容赦はない。実弥は鬼を狩るのが本当に楽しそうである。
そして、この戦いにおいて、二人の関係性が鮮明になっていく。
実弥が風の呼吸で鬼を殲滅したあと、さらに鬼の増援が現れた際のこと。すかさず小芭内が蛇の呼吸で殲滅。
危なかったなという小芭内に対し、頼んでねーよと返す実弥。雑魚鬼にやられる実弥ではないと思うけど、助けてやったから感謝しろと言わんばかりの小芭内。いわゆる素直じゃないという感じ。
そして、屋根の上で作戦を立てる二人。小芭内が冷静に判断し、実弥に女を助けろと言う。そして、後ろは俺に任せろとも言った。ここでも素直じゃない実弥は「そろそろ斬り飽きた」と理由を作り、小芭内の作戦に乗ることに。
こういった、素直じゃない様子。これが実弥である。弟の玄弥に対してもそうでした。素直になれたらどれだけ良かったことか。。
そして最後、鬼が女性を屋根の上から放り投げた際、それを見事にキャッチした小芭内。いいタイミングでサポートをしてくれる小芭内。まるで野球のバッテリー、夫婦です。
口では分かり合えていないように見えて、実は互いに分かり合っている。そんな感じ。
ファンブック
では、お互いに本音ではどう思っているのか。ファンブックに載っていた二人の感想を見てみよう。
まず、小芭内から実弥は『気が合う、友達』と思っています。そして、実弥から小芭内に対しては『一番気が合う』と思っています。
もうこれはただの親友です。
まず、こういった裏話からも、今回二人が選ばれた可能性は高い。
ちなみに、冨岡義勇に対して二人はどう思っているかというと、実弥は『嫌い、自分はあなた達とは違いますみたいな感じが鼻につく』。小芭内は『嫌い、拙者不幸でござるみたいな顔しててムカつく』といった感想。
ここでも気が合う二人。多分、好きなものも嫌いなものも、何でも気が合う二人。
アニメ柱稽古編3話
アニメ柱稽古編3話では、1話の続きがアニオリとして挿入されました。城での出来事について、柱稽古の話と続く。
そして最後に、小芭内から提案があると言う。実弥はそれに対し『ちょうど俺からも一つある』と返す。そして、二人の提案は最初から一致していた。
本当に気の合う友達。いつも考えていることは一緒の二人。紛れもない親友です。
裏の理由
そして、私は今回の蛇柱のアニオリについて、もう一つ裏の理由があると考えています。
それは『伊黒小芭内の活躍があまりにも少ない』といった理由。
作品全体を通して、伊黒小芭内の活躍はとても少ない。本格的な活躍は最終決戦のみです。最終決戦では多少優遇されている面はありますが、それでも他の柱に比べると見劣りしてしまいます。
最終決戦までずっと嫌な奴。それが伊黒小芭内。そういった事情からも、ここらでカッコいい姿を見せておきたいという、裏があったのではないでしょうか。
柱合裁判では実弥の手助けをし、嫌な役を買っていた。遊郭編でも激闘の後に遅れて登場し、上弦に勝った天元にネチネチ皮肉を言った。刀鍛冶の里編では特に登場は無し。
ここまで全面的に嫌われ役だった小芭内。柱稽古編で戦う姿が描かれたことで、好感度を上げたのは間違いない。
実弥に関しては、柱合裁判で好感度をブチ下げ、刀鍛冶の里編では過去の笑顔から好感度が爆上がり。そして、柱稽古編では再度高感度を下げていきます。
これも全ては無限城編のため。嫌な奴がいい奴かと思いきや、今はやっぱり嫌な奴からの、最後の感動があるわけです。
ただ、今回の柱稽古編では、アニオリによってただ好感度が下がるだけではなくなりました。おそらくまだ、実弥と小芭内のアニオリはありそう。
アニメ柱稽古編5話では、不死川兄弟のひと悶着があります。このエピソードもアニオリで補完してくるものと思われる。
どっちが強いのか
実弥と小芭内、どちらが強いのか。私は以前に出した柱の強さランキングで、小芭内を2位、実弥を3位とした動画を出したことがあります。その動画の、実弥と小芭内の部分だけ見ていただきましょう。
【鬼滅の刃】これがほんとの柱の強さランキング最強TOP9【きめつのやいば】
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まとめ
いかがでしたでしょうか。二人の強さランキングについては、賛否両論あります。圧倒的に多い意見としては、実弥の方が絶対強いというもの。
ただ、覚醒した小芭内ならどうでしょうか。実はタフさもずば抜けている小芭内。最終決戦で証明されています。もし、この二人の手合わせが見れるなら、また違った感想も出てきそうです。
というわけで今回は、なぜ二人のタッグが組まれたのかについて、深掘りしてみました。あらためて、二人が本当に気が合う親友だということがわかりました。
皆さんの感想、ご意見はコメント欄に書いていってください。実弥や小芭内、柱稽古編のことでもいいですし、最終決戦のことでも何でも。
今回の記事は以上となります。それではまた。