テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編で明かされた、不死川実弥の過去。まだこれは実弥の過去の、ほんの一部でしかありません。この先まだまだ深い過去が明かされていきます。忘れている人も多いと思うので、ここらで一度思い出してください。実弥がどういう人物なのかを。
私は最初、不死川実弥をそこまで好きではありませんでした。しかし、黒死牟戦での実弥の真の顔を見たところで、めちゃくちゃ好きになりました。
アニメ勢の人にとってみれば、禰豆子を三度も刺した嫌な奴。今まではそういった印象しかなかったでしょう。今回の刀鍛冶の里編で、それが少し覆った。これが完全に払拭されるのは、果たして何年後になるのか。実に楽しみです。
黒死牟戦で玄弥のピンチに駆け付ける実弥。アニメで早く観たい。というわけで、今回は不死川実弥を徹底解説。いいねとチャンネル登録をお願いします。しない人は実弥に頸を捻じ斬られます。共有ボタンもお忘れなく。では参ろう。
不死川実弥
風柱・不死川実弥。21歳。誕生日は11月29日。身長は179センチ、体重は75キロ。出身は現在の東京都中央区・京橋。趣味はカブトムシを育てることで、好きなものはおはぎ。おはぎを好む理由は、小さい頃に母の志津と妹の貞子と一緒に、おはぎを作っていた思い出があるため。アニメの声優は関智一さんです。
風柱として
普段は語尾に「ェ」や「ァ」というものをつけ、明らかに威嚇の態度を取っている実弥。しかし、目上の人や尊敬する相手には、きちんとした敬語と礼儀を弁える姿勢も取ることができます。
柱合裁判時のお館様に対する言葉遣いは、普通の人よりも丁寧な話し方をしていました。黒死牟戦でのピンチに悲鳴嶼行冥に助けられた時は「はい、すみません」と正しい敬語を使っています。母親と地獄への道で出会った際は、言葉遣いが元に戻っていました。
普段の威嚇するような話し方については、幼少期に治安の悪いところを転々としていた為、自然と身に付いたもののようです。凶暴な印象が強い実弥ですが、実は誰よりも礼節を重んじる、生真面目で理知的な人物です。言っていることは至極真っ当で筋が通っており、実は協調性もあったりします。
隠の前田が女性隊士にセクハラを働いた時には、前田が失禁するほどに激昂するなど、正義感も人一倍強い実弥です。人からの評価を気にすることがないので、誤解されやすい性格の実弥。胡蝶カナエからはいつも心配をされていたそうです。
煉獄外伝では、煉獄杏寿郎が柱の代わりに柱合会議に呼ばれた際、彼を試すような行動を取っています。これはただのいじめではなく、最後の発言からは、杏寿郎を励ますような言葉もかけていることが分かります。その発言内容がこちら。
「早く柱になれ。駆けずり回って鬼を探せ。柱の席は空きっぱなしだ。お前はいつ来る?いつ座る!さっさとしやがれ馬鹿野郎がァ!」
殴りかかるようなことをしなければ、これはただの激励の言葉にすぎません。殴りかかったのも反射神経のテストだと思えば、全てが実弥から杏寿郎への叱咤激励のような、そんな感じも受けます。
同じ柱の冨岡義勇とは、犬猿の仲である実弥。これはただ実弥が義勇を毛嫌いしているというワケではなく、義勇の言葉足らず+勤務態度の悪さが、生真面目な実弥からすると気に入らなかったのです。
私たち読者からすると、義勇の性格を分かった上で愛着も湧きますが、柱の責任を重くとらえる実弥の気持ちもよく分かります。こういった厳しい柱も一人はいなければ、組織は成り立たないでしょう。
実弥と義勇については、白と黒という面白い関係性も見られます。実弥の髪色は白、義勇の髪色は黒。白と黒の関係性。これは物語が終局へ向かうへ連れて段々と色濃くなっていく部分です。
190話の最後、仲の悪かった二人が最終決戦で背中を合わせて戦おうとするシーン。今まで交わらなかった白と黒が、ようやく共鳴し始めた瞬間です。このシーン「二人はプリキュア」とネタにされていたのが面白かったです。
そして、ラストまで生き残ったのもこの二人。最初からワニ先生の中で、この二人を白と黒で生き残らせようと考えていたのか。それとも途中から考えたのか。それは定かではありません。
能力
実弥は柱の中でもトップクラスの実力を持ちます。まず、身体能力の面では父親譲りのタフさを持ちます。そのタフさに加えて、生まれ持った超レア特性である「稀血」も有しています。実弥の稀血はレア中のレア。通常の鬼であれば酩酊してしまい、まともに戦うことができなくなります。
この稀血を有効活用するため、自傷行為に近い傷をたくさん負ってきた実弥。そのため痛みに対する耐性は他の隊士よりも頭一つ抜けているでしょう。
鬼殺隊に入る前は、日輪刀を使わないという不利な戦い方で戦ってきた実弥。そのため変則的な戦闘曲面への対応能力が高く、いかなる局面でも臨機応変に戦うことができます。また、柱の俊足ランキングでは二位と、足も速いことが分かっています。
実弥の使う呼吸は風の呼吸。日輪刀の色は風の適正である緑です。隊服には滅ではなく、鬼を殺すという意味の「殺」という文字が描かれています。
風の呼吸のエフェクトは緑色の突風。通常はエフェクトによる攻撃能力はないとされていますが、風の呼吸だけは、剣技による突風により相手を攻撃することができます。
作中で登場した風の呼吸の型は、全部で九つ。綺麗に壱から玖ノ型まで登場しています。参ノ型・晴嵐風樹は粂野匡近もよく使用する技で、彼の得意技ではないかと言われています。
過去
実弥はかつて、誰よりも家族を想う少年でした。七人兄弟の長男に生まれた実弥。父親以外の家族仲は良かった。しかし、父の恭梧は朝から晩まで酒をあおり、暇さえあれば妻子を殴るようなろくでなし。恭梧はそういった性格のため、他人の恨みを買い刺殺されています。
実弥は父が生きていた頃も、弟妹の世話をしながら母の仕事の手伝いをしていました。玄弥いわく、幼少期から実弥はめったに笑うことがなかったそう。たまに見せる笑顔は母の志津そっくりだったんだとか。
ある日、不死川家で事件が起きます。実弥は帰りの遅い母を外に捜しに出かけていた。母の志津は何者かによって鬼にされてしまう。そして自身の家を襲撃。実弥が助けに入った時には、玄弥以外の弟妹はすでに絶命。
二階から志津と共に飛び降りる実弥。玄弥が医者を呼ぶため外に出ると、実弥の前で志津が倒れている光景がありました。玄弥はその光景を見て、実弥のことを「人殺し」だと罵ります。
玄弥はひどく混乱していました。突然獣のようなものに襲われ、家族が冷たくなっていく様を目の当たりにする。そして表に出てみれば、ナタを持った実弥が倒れている母の前で血まみれの状態で立っている。幼い子供が混乱してしまうのも無理はありません。
実弥は言い訳をしようともせず、ただ茫然と立ち尽くしていました。兄として玄弥を守ろうとしたのに「人殺し」と言われてショックだった。また、実弥としても獣と思って戦った相手が、殺した後に母だと気づき混乱していた。
実弥の当時の心境はこの通りです。「この世の全てが急速に色を失い、擦り切れて褪せていった。俺は夜の中を藻掻き回った」。精神崩壊のようにも取れるこの表現。しかし、実弥は鬱や自暴自棄になるわけでもなく、ただ一つの目的のために動き出します。
玄弥と離れ、鬼を殺し続ける。鬼殺隊という存在も知らず、もちろん日輪刀も持っていない状態。山ほどの刃物で武装し、鬼を捕らえては日光で妬き殺す。母が日光で消滅したのを目の当たりにしたので、それが鬼を倒す方法だと実弥は知っていたのです。
稀血ということもあり、鬼に狙われやすかった実弥。そして、稀血の効果により奇跡的に生き残ってきた。そんなある日、一人の鬼殺隊士と出会います。名前は粂野匡近。実弥は唯一、匡近にだけは心を許したようです。
実弥は匡近から育手を紹介され、鬼殺隊に入隊。匡近と共に切磋琢磨し柱を目指します。そして二人は、鬼殺隊の最高位である甲まで昇格。あとは「どちらが先に風柱になるか」というところでした。
そして、二人の共同任務の中、下弦の壱である姑獲鳥と対峙します。ここで十二鬼月を倒せば、どちらかが柱になれるかもしれない。二人は姑獲鳥との死闘を繰り広げます。これは鬼滅の刃の小説、風の道しるべで語られていることです。
姑獲鳥を母だと庇った少女の致命傷を避けるため、匡近は深手を負ってしまいます。実弥はそれに激昂し、姑獲鳥の頸をはねます。深手を負った匡近は帰らぬ人となってしまいます。そして、下弦の頸を斬った功績により、実弥が風柱に就任することになりました。
実弥は柱となり、柱合会議に呼ばれることになります。そこで初めて、お館様こと産屋敷耀哉と出会います。実弥は憤っていました。笑顔のお館様に柱皆が従う様子。実弥はその光景を見て、お館様という人物を誤解してしまいます。「自分の手も汚さない、命の危険もなく指図だけするような存在」。
そして、お館様に対しこの上ない無礼を働いてしまいます。「いい御身分だなァ、おいテメェ。産屋敷様よォ」。ここで悲鳴嶼行冥・胡蝶カナエは実弥を制しようとします。しかし、お館様は構わないと言います。実弥に話させてほしいと。
「白々しいんだよォ。鼻につく演技だぜ。隊員のことなんざァ、使い捨ての駒としか思ってねェくせに」。「アンタ武術も何も齧ってすらねェだろォ。見れば一発で分かる」。「そんな奴が鬼殺隊の頭だとォ?虫唾が走るぜェ!」。「ふざけんじゃねェよ!」。
ここまでお館様は、ずっと実弥の言い分を聞き続けました。反論することもなく、ただ静かに。お館様は分かっていたのでしょう。自分が話せば「1/fゆらぎ」によって実弥を言いくるめることはできる。だからなるべく話を聞いてあげたいと。そして、お館様は言いました。
「ごめんね」。最初の一声は心からの謝罪です。実弥は唖然とした表情。それほど実弥は、お館様を誤解していました。お館様は続けます。
「刀は振ってみたけれど、すぐに脈がくるってしまって十回もできなかった」。「叶うことなら私も君たちのように、体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった」。「けれど、どうしても無理だったんだ」。「つらいことばかり君たちにさせてごめんね」。
実弥はこれを聞いて、言葉が出なくなりました。1/fゆらぎの効果もあるでしょうが、お館様のまなざしが母を思い起こさせたからです。
「君たちが捨て駒だとするならば、私も同じく捨て駒だ」。「鬼殺隊を動かす駒の一つに過ぎない」。「私が死んだとしても何も変わらない」。「私の代わりはすでに居る」
「実弥は柱合会議に来たのが初めてだから、勘違いしてしまったのだと思うけれど、私は偉くも何ともないんだよ」。「皆が善意で、それぞれの如く扱ってくれているだけなんだ」。
「嫌だったら同じようにしなくていいんだよ」。「それに拘るよりも、実弥は柱として人の命を守っておくれ。それだけが私の願いだよ」。
お館様は望んで皆を従えているわけではなく、皆が善意でよくしてくれている。実弥は好きにして構わないと言います。ただ、人を護ってほしいと。元々筋が通った真面目な実弥は、これには何も言い返すことができませんでした。
胡蝶カナエは言います。お館様は亡くなった隊員の名前と生い立ち全てを記憶していると。実弥は驚きを隠せませんでした。実弥でさえ一緒に戦った隊士の名前は全て憶えていない。膨大な数の名前と、生い立ちを全て記憶しているお館様。
そして、お館様から実弥へ匡近の遺書が手渡されます。隊士の遺書の内容は、不思議な事に殆ど似通っているそうです。光り輝く未来について書かれている。匡近の遺書の内容はこのようなものでした。
「大切な人が笑顔で、天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう。決してその命が理不尽に、脅かされることがないよう願う。例えその時自分が、生きてその人の傍らにいられなくとも。生きてほしい。生き抜いてほしい」。
匡近は、失った弟と実弥を重ねていました。そしてこれは、実弥が玄弥に対して持っていた想いそのもの。命の危険がなく、天寿を全うするまで幸せに。実弥は同じことを玄弥に伝えています。黒死牟戦で玄弥のピンチに駆け付けた時です。
「テメェは本当に、どうしようもねぇ弟だぜぇ」。「何の為に俺がァ、母親を殺してまでお前を守ったと思ってやがる!」。「テメェはどっかで所帯持って、家族増やして爺になるまで生きてりゃあ良かったんだよ」。
「お袋にしてやれなかった分も、弟や妹にしてやれなかった分も、お前がお前の女房や子供を、幸せにすりゃあ良かっただろうが」。「そこには絶対に俺が、鬼なんか来させねぇから」。
これこそが、実弥が鬼狩りになった唯一の理由。この世から鬼をなくしたいという想い。玄弥の元へ鬼を近づけたくないという想い。実弥はずっと変わらず、弟想いのいい兄。玄弥が鬼殺隊に入ったことを怒っていたのも、鬼を喰ったことを怒っていたのも、全ては玄弥を想ってのこと。
最後の家族である玄弥だけには幸せに、そして生きていてほしかった。これは匡近の遺書を読んだことにより、一層実弥の中で強くなった想いです。粂野匡近は、実弥としのぎを削った優秀な剣士であり、唯一無二の親友。その親友が遺したものは、その後の実弥に大きく影響していきました。
不死川玄弥
実弥にとってかけがえのない存在。不死川玄弥にとっても、同じく実弥はかけがえのない存在。二人は約5年~6年、すれ違いの日々を過ごしてきました。実弥は実弥で強い決意のもとに、わざと突き放す態度を取り続けました。
対して玄弥はと言うと、過去に罵ったことを兄に謝りたいと思い続けていた。また、兄を守りたいとまで思っていた。そんなことを実弥は知る由もありません。それを知ったのは玄弥が亡くなる直前。玄弥は最期に言いました。
「あの時、兄ちゃんを責めてごめん。迷惑ばっかりかけてごめん」。「守ってくれてありがとう」。「兄ちゃんが俺を守ろうとしてくれたように、俺も兄ちゃんを守りたかった」。「同じ気持ちなんだ。兄弟だから」。
「つらい思いをたくさんした兄ちゃんは、幸せになってほしい」。「死なないで欲しい」。「俺の兄ちゃんは、この世で一番優しい人だから」。
このシーン、いつ見ても感動します。最後の家族である玄弥を失った実弥。でも立ち止まることはできないのです。悲鳴嶼行冥は「無惨を倒すまで終わりではない」と実弥に顔を上げるように言います。そして、この後も実弥は、玄弥の仇を討つように無惨討伐に向けて戦いました。
玄弥の最期の言葉には、あの粂野匡近の遺書に似たような内容も含まれています。兄弟みんな想う気持ちは同じだということです。大切な人には幸せになってほしい。兄だから弟を守らなければならないとか、弟だから守ってもらって当然ではないのです。互いの幸せを願い、生き抜いてほしいと思う気持ち。それが人間本来の「心」ではないでしょうか。
竈門禰豆子
実弥は柱合裁判時、竈門禰豆子を三度も刀で刺し、自身の稀血で人を襲わないかのテストをしました。これが原因で、竈門炭治郎とは反りが合わない状態が続きます。
禰豆子が鬼殺隊として功績をあげたとしても、実弥は一貫して禰豆子を認めていなかったようです。ただ、裁判の後は手を出すことはなかったようなので、人を襲わない鬼だということは認識していたようです。
そして最終決戦の後、二人が面と向かって話をする場面が訪れます。そこには、鬼から人間に戻った禰豆子の姿が。もちろん禰豆子は覚えています。柱合裁判の記憶を。しかし、それを咎めることはなく、禰豆子は実弥の怪我の心配をします。実弥は、無邪気に笑う禰豆子に対し謝罪。
「悪かったな色々。無惨倒した後も一悶着あったらしいが、俺はその間寝てたしよ」。この色々には、あの柱合裁判のことも含まれています。禰豆子はそのことを咎めず、寝ていたことに対し話を広げます。
禰豆子は「私なんて二年くらい寝てたことがある」と言い「寝ることが好きだ」とも言いました。その言葉を聞いた実弥は、玄弥が同じようなことを言っていた姿を思い出しました。そして、禰豆子が愛しい玄弥と重なり、頭をなでる。
まるで炭治郎が妹の禰豆子に向けるような優しい表情。実弥が最後に言った「元気でなァ」には「幸せにな」という意味も含まれていたのではないでしょうか。
生き残り
柱の中で唯一生き残った実弥と義勇。白と黒という、対照的で犬猿の仲だった二人。しかし戦友として認め合った二人。鬼殺隊解散の命と共に、互いに安堵の笑みを向けています。鬼殺隊が解散してしまえば、規律などは無用のもの。実弥が義勇を責める理由はありません。
この二人は生き残りましたが、痣による代償が残っている状態。そこについては流石に本編では描かれていません。今後それぞれの最期が描かれる可能性はありますが、それはアニメの完結後になるのかもしれません。
できれば日の呼吸法を得ることにより、少しでも長生きしてほしいところです。もしくは痣の代償を軽減する薬の開発が進んでいれば、長生きできていたかもしれない。
子孫
現代編では実弥の子孫が登場しています。名前は実弘です。そこには玄弥とよく似た人物もいます。名前は不明。玄弥は大正で死亡しているので、子孫ではなく転生者でしょう。
実弥が子孫を残せたとするなら、痣の代償を考えて「21歳から4年程」で子供を作る必要があったはずです。実弥の女性関係は不明ですが、あれだけ威嚇しているとなると寄ってくる女性も少なかったと思います。
なかなか本心を言う実弥ではなかったと思うので、そこを理解してくれる稀有な女性が、実弥の生涯を見送ったということになります。実弥は肉体も研ぎ澄まされ心優しい人物ですから、本来モテる男だと思います。なので、必要とあればすぐに結婚相手は見つけられたでしょう。
まとめ的なもの
不死川実弥は、私が鬼滅の刃の中で特に好きな人物です。兄弟や家族に対する隠しきれない愛情。ギャップが何とも言えません。まさか黒死牟戦で、あれだけ本心を表すとは思っていませんでした。ここは何度見ても涙が出てきます。
このあたりの話をアニメで観られるのは、何年後の話になるのでしょうか。アニメでのBGMや声優さんの表現によって、より一層感動するシーンとなるでしょう。楽しみでなりません。
不死川実弥・粂野匡近・お館様・不死川玄弥。彼らは様々なことを教えてくれています。全ては粂野匡近の遺書に繋がっています。
「大切な人が笑顔で、天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう。決してその命が理不尽に、脅かされることがないよう願う。例えその時自分が、生きてその人の傍らにいられなくとも。生きてほしい。生き抜いてほしい」。
この想い、忘れないようにしたいものです。実弥も結婚相手には、これらを願っていたのではないでしょうか。自分が先に逝くことになったでしょうから。
というわけで、今回の記事は以上です。好きなキャラをまとめるのは楽しいです。他にもまとめたい柱がいるので、今後も少しずつまとめていきたいと思います。
みなさんも、不死川実弥やその周りの人物について、想うことがあればコメントしてください。いいねとチャンネル登録をお願いします。共有もよろしくです。それではまた。