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みなさんこんにちわ、ここなです♪
今回は、ジャンプの新連載「タイムパラドクス ゴーストライター」について、考察していきたいと思います。
私は最近気づきました。
漫画って、考察をするとその先が楽しくなる。
ただ読むだけでもいいけど、考察をするとより、その先が読みたくなる。
今まで自分ではそこに気づけていませんでしたが、これはどの作品にも当てはまるようです。
ということで、いくつか気になる点をまとめてみました♪
タイムパラドクス
まずタイトルのタイムパラドクスとは、過去を変えることによって未来がどうなるのか、的なやつです。
これは実際に、誰かが証明できることではまだないので、作者によって何が起こるかは決定される模様。
何も起こらないか、未来が改変されるか。
まずこれを頭に入れておくだけでも、この作品を楽しめる要素となるかもしれません。
つまり、10年後に出るはずだった作品を、主人公の哲平が過去に出してしまうことで、未来はどうなってしまうのか。
ここが肝になりそう。
漫画家の苦悩
作中では、漫画家がジャンプの連載を飾るには、どのような経緯をたどるのか、リアルに描かれていました。
私はそこまで詳しくありませんが、ジャンプがこの説明を許しているのを見ると、おそらくこれは間違いではないのでしょう。
流れとしては、新人賞受賞、読み切り掲載、そして連載へと進んでいく。
哲平は新人賞で佳作を受賞し、そこから先の、読み切り掲載で躓いている状態です。
読み切り掲載のためには、担当編集者にネームを見てもらい、OKが出れば、その中から厳選された作品が、掲載会議によってさらに厳選。
最後まで生き残ったネームがようやく、読み切り掲載の権利を獲得することができます。
もしも担当編集者が、最初の時点でOKを出さなければ、作品は掲載会議にあがることはなく、読み切りの掲載は永遠になくなるとのこと…。
これは、編集者のセンスも試されますよね。
仮に鬼滅の刃という作品が、編集者のところで止まっていたとしたら…
これだけの社会現象は、一生巻き起こることはなかったのでしょう。
怖い怖い。
編集者もやはり人ですから、必ず当たる作品が、完璧に分かるわけではないでしょう。
現にジャンプの一番有名な編集が、ワンピースとポケモンは当たらないと言っていたといいますし…
漫画家の裏。
今回初めて知ることができました。
本題
さて、ここからが本題。
絶望する哲平のもとに、落雷と共に電子レンジから、10年後のジャンプが現れます。
まず、ジャンプはどうして現れたのか。
何もなく、いきなり現れるという事はまず考えられません。
これは誰かが仕向けたこと。
それが誰なのか。
このあたりが気になってきますよね。
ここで仮定をしてみます。
もしもそれが、主人公の哲平だとするなら。
哲平は現在25歳。
10年後は35歳。
ここで考えられることは一つ。
哲平が意図的に、10年後の神作品を未来から過去に戻し、成功しようと企んだ。
現在の哲平は、未来のジャンプが届くまさにその頃、漫画家をやめる寸前といったところでした。
ここからもしも漫画家を辞めていたなら、就職をしても大成できず、人より遅れを取った人生を歩んでいたかもしれない。
もしかしたらその状態に苦悩し、10年後ジャンプを読み、この作品を過去に戻せたらと考えた。
タイミング的にも、哲平が漫画家をやめる寸前に届いていますし、ある程度狙ったものとみられます。
でも、10年後にそんな技術があるのかどうか。
そこが引っ掛かりますよね。
哲平がホワイトナイトを、過去に戻して成功したいと考えたとしても、それが可能なのかどうか。
そこは疑問です。
私たちの世の中では、2030年に過去に物を運ぶ技術が、あるような気配はありません。
おそらくこのあたりの謎も、この作品の肝となっていくのでしょう。
哲平以外
そして、未来から過去にジャンプを送った人の候補として、哲平以外という線も考えられます。
今回最後に登場した、藍野伊月という女の子。
この女の子が重要なカギを握っているということは、間違いありません。
では、伊月が未来から過去にジャンプを?
でも、10年後は自分で連載をしているのですから、過去にジャンプを送る理由も分かりませんよね。
考えられるとしたら、過去の伊月にジャンプを送り、成功を早めたかった?
しかし転送が不安定で、哲平の家に届くようになってしまった。
そういった事も考えられます。
では、その理由は何だったのか。
ただ成功を早めたかったという、単純な理由ではないような気がします。
私が今思いついたものでいうと、10年後の伊月は連載までこぎつけるも、病気がちだったという線。
連載を続けられず、死んでしまうとか。
なので10年前の過去の自分に、すべてを託したかった。
こんな感じで妄想しています。
それがまさか主人公の哲平に渡ることになり、ここから未来はどうなってしまうのか。
未来が変わらないとしたら、ホワイトナイトが過去と未来に、二つ存在してしまうことになります。
やっぱり未来は変わってしまう?
タイムパラドクス ゴーストライター、結構楽しみな作品になりそう。
連載
哲平は、10年後のジャンプ・24号のホワイトナイトを読み、読み切り掲載までこぎつけました。
しかしその先のジャンプは、東京のあのレンジのある家へ行っていないため、読んでいません。
なのでこれから先、ホワイトナイトが連載に載るとして、その先の物語を描くのに、哲平は躓くことになるでしょう。
人の作品の1話だけを見ているだけなので、そこからのストーリーやキャラ設定などは、哲平が決めていかねばならないからです。
哲平は、才能がないと言われ続けてきました。
そんな男が、未来の神作品の続きを考えることになるのですから、ここから大変な苦労があるでしょう。
ここで一つ、考察するポイントがありました。
それは、哲平はストーリーやキャラ設定が認められないだけで、絵に対しては、何も編集に言われていないという事です。
つまり、絵だけが認められる範囲だった。
だからホワイトナイトも、丸パクリすることができたと。
とすると、もしかしたら哲平と伊月の出会いによって、絵は哲平、シナリオは伊月といった具合に、ストーリーが進んでいくのかもしれません。
本当に、いろいろなことが考えられる作品です。
読み切りと連載
最後に気になる点として、過去と未来のずれている点を考察しておきます。
現状過去はまだ読み切りで、未来は連載が始まっています。
ここにも何か仕掛けがあるかも?
でも間違いなく過去でも連載は始まるので、いずれはどちらも連載が始まるとは思います。
それまでの間のストーリーが濃厚になるのか、もしくは過去の連載が始まってからが、面白くなってくるのか。
ここも見どころかと思います。
ないとは思いますが、過去では連載が始まらない何かが起こり、10年後にようやく連載開始になるとか…?
その時伊月は生きておらず、哲平が代わりに連載を開始するとか…
ちょっと無理やりかな?
まとめ的なもの
今回は「タイムパラドクス ゴーストライター」1話について、考察をしてみました。
これは個人的に、結構好きな作品です。
考えれば考えるほど、どうなるのかワクワクするような作品です。
ぜひみなさんも、一度目を通してみてください♪
ということで、今回の記事は以上です♪